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2023 11/30の拝観報告2(京都工芸繊維大学見学会 後編)

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写真は、KIT倶楽部1階の旧応接間。

和楽庵を出て、向かいにある3号館です。
これは旧本館で1930年移転時からある旧本館。
本野精吾の設計です。
こちらも今も教室として使用されているので、内部はかなり改修されています。
中央階段はシンプルですが、重厚感がありました。
そして建物の左手奥の会議室の内部へ。
こちらはかなり建築当初の雰囲気が残っています。
なので映画の撮影などでもよくつかわれるそうです。
国立大なので使用料が格安な一方、国立大なのでクレジットに名前を出さないので気づかれにくいようです。

そして一旦キャンパスを出て、北側へ。
キャンパスの北側に隣接する工繊会館へ。
こちらにKIT倶楽部があります。
こちらはヴォーリス建築。
最初は大学移築前年に建てられた、京大医学部船岡教授邸でした。
やがて工繊大の管轄になり、外国人教師の宿舎だったそうです。
今は厚生施設ですが、定期的な使用はないそう。
暖炉のある応接室や和室もあり、使わないのはもったいないですね。

大学の敷地内に改修されているとはいえ、武田五一、本野精吾、ヴォーリスの建築があるってなかなかですよね。
参加者からは最後キャンパスに戻る際に、早くも来年のモダン建築祭で公開希望という話も出ていましたし、丁度そこに笠原先生が通りがかられたので大爆笑でしたw

15:10頃に終了し、次へと向かいました。 

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