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京都からの洛星中学校受験記9(受験校選定 2日目と前受け)

次は関西統一試験日の2日目と前受けについてです。

京都からの洛星受験者の場合、
1日目午後(2科)ないし2日目(3or4科)の東山、
2日目午後の西大和か高槻
が多いようです。

洛星 前期の試験が13:00に終わるので、東山は食事を済ませて15:00頃から2科で、ないしは2日目の朝から4科で受験することになります。
正直すべり止めとして塾から受験を勧められることが多いです。

高槻は2日目の午後ですが洛星のすべり止めになるほど簡単ではないので、受験するならそれなりに対策もした方がいいと言われます。

西大和も2日目ですが、偏差値が64と洛星よりやや上です。
また立地的に大阪や奈良からであれば、十分通えるので併願するでしょう。
しかし京都からは通学に片道2時間はかかり、さらに試験が2日目の15:30頃~20:00頃まであります。
こんなに試験開始が遅いのは、灘の2日目が終わるのを待っているからでしょう。

さて我が家の場合です。
うちの方針は「入学する意志のない学校は受験しない」でしたので、上記のいずれにも出願しませんでした。

理由は3つありました。
まずKくんの精神力や体力を考えると、3日目の東大寺に向けて2日目は体力気力を温存したかった。
次に彼の程度の学力では、ちゃんと対策をしないと西大和に不合格になる可能性がある一方で、そのような時間的余裕がないこと。
そして最後、1番の理由は、西大和を受験すると「2日目17:00~の洛星の合格発表を本人が自分で見られない」のです。
「結果はどうであれ、合格発表は自分の目で確認すべきだ」というのが、僕の方針なので。

前受け
最後に前受け、本命前の練習受験です。
関西の日程の場合、北海道の北嶺函館ラサールか愛媛の愛光が1/9前後にあるので、その辺りの前受けが多いです。

我が家の場合は「入学する意志のない学校は受験しない」ので、Kくんを入学させてもいいと思った愛光だけを受験しました。

愛光受験は、松山本校と地方会場として東京、大阪、福岡にも試験会場があります。
しかし4教科400点で合格最低点が例年、松山本校なら240点前後、地方会場なら280点前後と40点も差があります。
これを塾の80%合格ラインの偏差値にすると、本校が56、地方が62なんです。
長男の最終的な偏差値が64前後でしたので、大阪会場受験は親がビビりました(笑)。
本命前に出鼻をくじかれるのもツラいですし、うちの場合は愛光に入学する意志もあったので本校受験にしました。

結果、我が家は日程順に、愛光洛星 前期東大寺の3校に出願しましたが、周囲の方々と比べると少ない方でした。
大抵は1日目午後や2日目を含めて、5校ぐらい出願されていましたね。

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