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醍醐寺 理性院(山科散策8)


写真は、客殿(左)と本堂(右)

理性院(りしょういん)は醍醐寺の塔頭で、かつては醍醐五門跡の一つであり、別格本山です。

アクセス
醍醐寺の総門から、まっすぐに参道を進みます。
約150m先に仁王門があり、ここを左折します。
その約120m先の左手に、理性院の表門があります。

2017年11/23(木祝)~11/25(土)まで、京都市文化観光資源保護財団による、2023/1/7~3/18までは京の冬の旅で特別公開がありました。

表門を入ると、正面奥に千体地蔵がお祀りされています。
その手前右手に中門があります。
中門を入ると、左奥に客殿、正面に本堂、右手前に唐破風門のついた蔵のような建物があります。

客殿から中に入ります。
客殿に入ると、右手奥に上段の間があります。
こちらの床の間とその左の壁に若い頃の狩野探幽が描いたのではないかと云われる、琴棋書画図の琴と棋の部分が残っています。

次に渡り廊下を渡って本堂へ。
本堂の内陣中央には本尊である大元帥明王像がお祀りされていますが、80年毎に御開帳の秘仏です。
次回の御開帳は2065年の予定です。
内陣の右手には不動明王像、左手には毘沙門天像がお祀りされていました。

本堂から客殿に戻り、客殿の縁から後ろに回ります。
客殿の右手後方には聖天堂があり、歓喜天がお祀りされていますが秘仏のため、化身とされる観音菩薩像がお祀りされていました。

さらに客殿の背後には中庭を挟んで、望楼状の書院もありました。




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