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随心院(山科散策10)


写真は、本堂と前庭

小野小町ゆかりのお寺です。

アクセス
醍醐寺から行く場合は、醍醐コミュニティーバスにて約10分で「随心院」の側面にある駐車場側の入口に着きます。

直接市内から行く場合は、最寄駅が地下鉄東西線の小野駅です。
出口1の前の道が外環で、ここを出て右折した最初の交差点を左折です。
目印は日産の販売店です。
直進した次の交差点が小野御霊町で、ここを右折してすぐ左手に“総門”があります。
醍醐コミュニティーバスの場合は、側面に着きます。

総門を入った右手に大きな小野梅園があります。
絶対的には大きな梅園ですが、北野天満宮と比べると半分ぐらいの規模です。
例年3月中旬以降から下旬に満開になる遅咲きの梅です。
3月最終週末の“はねず踊り”が有名です。
梅園側には薬医門があり、この前の参道はソメイヨシノがきれいです。

その他に小野小町が使ったとされる化粧井戸、文塚があります。
文塚は敷地の裏で、石碑だけなのでパスでもいいでしょう。

庫裏に入り、拝観料400円を納め伽藍内に入ります。
拝見経路に沿って進むと、最初は廊下右手の大玄関です。
大玄関の中から外に薬医門が見えます。

さらに廊下を奥に進むと表書院に出ます。
表書院の襖絵は狩野派の花鳥山水図などです。
表書院に隣接して寝殿造の本堂があります。
本堂の内陣中央には本尊の如意輪観世音菩薩像があります。
左の脇壇には左から不動明王像と伝運慶作の阿弥陀如来坐像(重文)が、本尊を挟んで右手には快慶作の金剛薩埵座像(重文)、薬師如来像などがお祀りされています。
また内陣の右隣りにはもう1間あり、釈迦三尊像などがお祀りされています。

表書院と本堂の前には奥に池のある大きな庭園があります。

表書院の裏側へ進むと、廊下の左手に地蔵堂が附属しています。
地蔵堂内部の中央には小町文張地蔵尊像、右手には小野小町白描画の軸、左手には卒塔婆小町坐像がお祀りされていました。

廊下をさらに進むと右手の庭の中に小町堂があり、左手が奥書院です。
奥書院には狩野派の舞楽の図、賢聖の図や虎の図の襖絵があります。

奥書院を出ると最初の庫裏に戻ります。




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