首里「久場川旗頭」参加記 前編

2013年11月04日 13時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<「久場川旗頭」のツゥール(灯籠)は、「金鯉」と「弓矢」>

11月3日に、恒例の「首里王朝祭首里古式行列」が行われた。行列に参加する「久場川町旗頭」に、4年振り2回目の参加をしてきた。

朝8時「久場川町公民館」に着いたら、既に若手が準備作業を行っていた。9時、全員装束に着替え、公民館の広場で「旗頭お浄め儀式」を行う。青年会会長の挨拶後「道ジュネー」が始まる。


▲<公民館内の小さな広場で「旗頭のお浄め式」(左手前の青い線は旗頭練習用の印)>

約3時間、町内をジュネーする。住宅街を通る車を整理しながら、四つ角や空き地で「旗頭のガーエー」を行う。


▲<旗頭の「のぼり」には、各町の個性を表す言葉が書かれている。大体、武勇の四文字が多いが、久場川町は「延賢同楽」。>

※「久場川町」は、首里城北北東の斜面に位置し、一帯は、王家の遊覧の地「久場川御殿(ドンチ)」があった場所で、尚貞王の王子が民と楽しみを同じくしたいという事で「同楽園」と命名。琉球時代の学者・文人が読んだ「同楽苑八景」の中にある「延賢橋」の漢詩から採られている。



ジュネーをしながら「ガーエー」を行っていると、各家から封筒に包まれた「寸志」を手渡しで頂く。


▲<奥の建物は「城北小学校」>


▲<住宅街の中を流れる綺麗な小川(久場川?)に架かる橋上でも行う>


▲<自動販売機の前でも行う(手前に見えるのは、優れ物の「旗頭置き&冷蔵庫」>


▲<「の」饅頭で有名な「儀保饅頭」店前での、ガーエー(寸志のおまけは「儀保饅頭」50個?>


▲<「ゆいレール延長」高架橋予定用地で行うガーエー、「首里りゅうぼう」店前>

「市営久場川団地」で、休憩と昼食。


▲<子供旗頭に参加した児童には、「儀保饅頭」は大人気>

午後からは、「首里王朝古式行列」の「首里旗頭行列」に参加しに行く。


▲<大人と子供の「旗頭」を積んでいざ出陣!>

【後篇に続く】

沖縄の「食べると後が怖い魚」とは?

2013年11月02日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<「インガンダルマ」の塩漬けを食べた>

沖縄の魚で、食べ過ぎると、エライ目に合う魚がいる。

大東諸島周辺で採れる「バラムツ=インガンダルマ」です。

この魚は、厚生省の食べてはいけない魚指定らしい(刺身で、3切れ以上は食べてはいけないので、店でも勧めない)。

島の人しか食べられない貴重な食べ物(那覇市内に出す店があるらしいが)。

そんな噂の魚の「塩漬け」を食べる機会があった。

しかし、翌日朝から仕事だったので一切れを少しかじっただけにした(刺身だったら2切れくらい食べてたかも)。

凄く塩味がきつかったので「味は塩味」としか言えないが、何しろ天ぷらではないのに、持つただけで「油」が滲み出て来る。

すぐに、手が油でベタベタに、固まらない油成分らしい(蝋と同じような物らしい)。

食べ過ぎると、下から無意識に出て来るという事が良く理解出来る物でした。

※詳しい情報は、このブログが良く書けていますので「NAVERまとめ」をご参照下さい。