「沖縄楽園生活」さよなら編(5)ビジネスの接点は「那覇商工会議所の起業塾」から

2017年03月31日 00時10分00秒 | 仕事
 
▲<3月28日、久し振りに、那覇市具志の住宅地の高台にある「印部石」(ここの石には、“ふ”の文字書が刻まれている)を観て、「スカイスポーツ」へ行く(「印部石(しるべいし)」とは、琉球王朝時代の1737~1750年に行われた大規模な検地で設置した「測量石」です。当時の「大字、小字(あざ)」に、相当する地名を「原(はる)」と呼んでいたので、「ハル石」とも呼ぶ。石に刻んでいる文字は「いろは・・・」と、平仮名とカタカナで、設置順を表した)>

移住した2007年の夏、「琉球新報」に「那覇商工会議所起業塾6期生」の募集広告が出ていた。8月から3カ月間の講習で、5,000円だった。すぐ電話で申し込んだ。

講習は、那覇商工会議所の大会議室で、講演会のような講義だった。講師は地元地方銀行OBで、内容は銀行時代の自慢話であまり参考にならなかったが、地元起業家の職場を訪問する企画は面白かった。


▲<道路際の個人住宅の手入れされた「草の塀」が美しい>

受講生はスタート時、50名くらいいたが卒業出来たのは20名位だった(卒業生には、県産業支援センターからの開業資金の融資権利があった)。

我々6期生のまとまり良かったらしく、事務局から卒業後も「勉強会」を続けたら?と言われた。「いいですね」と話していたら、知らぬ間に私が幹事になっていた。その後「起業塾OB喜業会」を2008年2月から6年間続ける事になった(最初の2年は那覇商工会議所の小会議室で行ってた)。


▲<具志の住宅地の小道がすごく気持ちがいい>

3カ月に一度、私が講師を探し、2014年12月まで28回続けた・・・

講師は、「りゅうせき」の尚取締役やLCCピーチ沖縄所長仲村さんを始め、NHK沖縄局長向江氏、マリンコムズ上間取締役、沖縄特産販売代表取締役社長與那覇氏。今も大活躍中の人達が、無償にも関わらず講師を快く引き受けて頂いた。他にも、大西広告制作所代表大西氏、堀田満氏、松本直人氏、オフイスタカスギ代表高杉氏、ファイヴプロジェクト永井代表、又吉マネジメント代表又吉氏、沖縄ロングスティ代表円尾氏、イクシム代表石山氏、まる吉そば代表宮里氏、小金丸氏、沖縄の風合同会社代表上原氏、和磊店長古舘氏、ベロタクシー高江洲氏、日野氏、BARIKI代表矢島氏、コミチャン代表島袋氏、ビザップ代表砂川氏、ヴードゥラウンジリミテッド代表稲福氏、農園計画部長水落氏、レビオ代表上原氏、J-アヴァンス取締役田中氏、アセローラフレッシュ取締役並里氏、パムちゅらグルメグルメマップ編集長下地氏。皆様に感謝申し上げます!

登録メンバーは、6期を中心に5期と7期の約30名。勉強会の参加者は15名くらい。終わった後の「飲み会」も毎回店を変えて大いに飲み、たくさん話をして、たくさんの縁を頂いた。


▲<「具志の印部石」に続く、小さな小道。「印部石」は、小高い丘の個性的な枝ぶりの松の下にある>

この縁から、「中小企業庁」主催の「新現役チャレンジ事業」に誘われて登録し「沖縄県中小企業経営支援コンサル」を行う事に繋がって行く。


▲<珍しい、「一本の木なのに3色のブーゲンビレア」>

この政府予算プロジェクトは、形を変えて5年くらい続く。私は、延べ7社にコンサルを行った。その中には、契約更新して7年続いた会社もあった。

誰でも移住当初は、地元企業とのパイプや信用も無いのは当然なので、「商工会議所」や「県産業支援センター」などの力を利用して地元企業の縁を得る事はとても有効な事だと思う。


▲<「マンゴー」の花が咲き始めています>

【移住成功の秘訣】仕事をするなら、まず「商工会議所」や「県産業支援センター」などの力を有効活用する。接触するためには、情報を入手し、「セミナー」や「講習会」に参加して現場の担当職員に聞けば良い。


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