大切な事、 大切なもの。 ・・・です。

2024年4月6日　土曜日

夜中の2時です。

寄る年波＋ぱん屋仕事の生活の不規則で、　木曜日ぱん販売の後は、　睡眠が不規則になってしまいます。

パン販売の取り組みの日は、　早朝に起きる事が出来るか不安で、なかなか眠りにつく事が出来ないし、　木曜日ぱん販売を終えた日々は、　自然に　早朝に眼が覚めてしまいます。

都合よく眠る事が出来ないと、　翌日は、　身体もココロも、　バテバテ状態になってしまうので、　自分からリクエストして、　心地よく眠りに入る事の出来る薬を、先生に処方していただいています。

悲しいかな、　歳を取ると、　眠る事さえ、　一大案件になってしまう程、　心地よく眠られる若い頃は、　しあわせな日々でした。

初めての孫が出来、　ボンクラノお婆ちゃんでも、　何か　お孫ちゃんの力になりたい。　と考え、　孫の為に　学資保険加入を考えていますが、　眠りにつくための薬の服用で、　再度の調整と、　待ったがかかってしまいました。

この年齢で、　完全体の人間が存在し、　バリバリの人間が存在しているなら、　お目りかかりたい程です。

悲しいかな、　きっと、　みんな　何かを抱えながら、　それでも、　精一杯の日々を送っているのではないでしょうか。。。。


週に一度だけ、　パンを売らせて頂いています。　たった一人で取り組むパン焼きは、　本当に数える程しか焼く事が出来ません。

おまけに、　イーストを使用しない私のパン焼きは、　プロが考えると、　「　アホか。　」　って思う程効率が悪く、　アホの様な取り組みでもあります。

それでも、　私には、　そんなパンの取り組みが大切で、　数える程しか焼く事の出来ないぱんから得る売り上げは、　やっぱり、　数える程度の物でしかありません。

それでも、　近年作り出された　イーストを使用したパン焼きではなく、　長い事作られてきた、　自然酵母での、　昔からの製法で、　自然の形でのぱん焼きに、　私は、　大切さを感じます。


イタリアを何度も旅し、　イタリアの古代からの日々の生活に根付いた　パン屋さんの姿、　あり方に憧れを感じます。

自分の中での納得の行く材料を使用し、　手間のかかる取り組みをしたぱん屋の私は、　労働の対価を得る事は出来ず、　次の材料費を捻出できる事がやっとこ、　やっとこで、

試作や、　練習に取り組む新たな材料の手配などは、　完全に自腹で、　おまけに、　力不足を補うための学びの費用も、悲しい事に、　家計からのへそくり賄うのが現実です。

それでも、　学ぶ事は大好きです。　広い世界に触れる機会は、　私に　しあわせと充足感をもたらせてくれます。



私は、　化粧をしません。　バーゲンに参戦する事は、　大の苦手です。　義理の姉も、　義理の妹も、　バーゲン等での消費は、　大好きなようです。。。。

私は、　いつも、　オンボロの服を着ています。　凄く　情けない田舎のおばちゃん、　いえ、　お婆ちゃんです。

でも、　そんな事、　少しも気になりません。

私が　大切で、　大事にしたい事、　手に入れて喜びを感じる物は、　きちんと別に存在するからです。


細々とパンを売らせて頂いて、　得る事の出来る報酬など、　たかが知れて居ます。

世界中、　みんな努力して、　足掻いて、　大切なものを手に入れる努力をしているのだと思います。　←　中には、　誰かにパラサイトして、　上手に生きる人もいますが、、、、


その大切なものは、　各人　其々に異なっていると思います。

私の大切なも、　大切な事は、　私だけの物で、　おしゃれでも、　素敵なフランス料理の会食でも、　バーゲンでの無駄使いでも、　ブランド品でもetc.etcではありません。

こんな田舎でも、　自分のする事に、　恥ずかしくない事が出来る事。　それが、　私の大切だと思う事。


お互いに理解できるであろうと持っていた　コルドン時代のお友達とのやり取りで、　感性の違い、　価値観の異なりに　愕然とした　真夜中のやり取りがありました。

私は、　豊かでもない、　田舎のフツーの主婦です。

東京での学びの機会を得る為に、　足掻いて、　足掻いて取り組んでいます。

都会に住んで、　いつでも欲しい学ぶ機会の経費が、　簡単な電車賃で手に入れられる環境とは違うのです。



少しだけ、　都会に住んで、　お気楽に、　希望の物を手に入れられる環境の仲間を　受け入れる事が出来なくて、　その感性の違いに、腹が立っている私が居ます。


この立場での努力と苦労は、　私にしか分からなくて、　


「　色々な事を、　面白がろう。　」　って、　自分に言い聞かせる事が出来ない程、　無神経なコルドンの仲間に、　呆れている自分が居ます。


人って、　こんなに違うんだ。。。。。と。


「　自分にとって　大切だと思える人だけと関われたらいいのさ。　」　と、　少し投げやりに呟く、　夜中の飲んだくれ婆さんが居ます、、、、


自己中、　無神経な人は、　苦手です。