韓ドラの箱

ひまひまが見たドラマのレビューなどをまとめています。

シカゴタイプライター 16(終)

2017-12-09 16:51:35 | さ行
フィヨンは、自決した(スヒョンに会いたいと写真を見つめながら)

その日以来、ユルは自分の部屋に閉じこもっている
そんなユルに、フィヨンから荷物が届いた
それはタイプライターと懐中時計だった
添えられた手紙には「ユル生きているか?」と始まり、ユルにプレゼントされたタイプライターは嬉しかったといい、もう生きて会えないと思う こんな形でタイプライターを返すことになりすまないと書かれてあった

またフィヨンは、ユルに途中である小説を完成させて欲しいと頼んだ
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それがシカゴタイプライターだった

懐中時計は、1分1秒を大切にしスヒョンを大切にしろという意味だとかかれていた
そして最後に「お前は誰よりも信頼できる友だ だから必ず生きて会おう いや死んでもまた会おう」と書かれていた(これにユルは大泣きするのだった)

テミンは、ジノを轢いて逃げ去り、自分は人をはねたと自覚していた

ソルは、今回の拉致はテミンの仕業とジノから聞いた
そんなテミンは、国外に逃げようとしていたがそこへユルが現れた為に驚いた
テミンが「どうして?」と聞くと、ジノは「まるで幽霊をみたような顔だ」と答えた
ジノはテミンに「セジュの容態をどうして聞かないんだ?」と聞くと、テミンはあれは事故だというが、ジノは「それならどうして俺を轢いて逃げた?お前は二人も殺したんだ 昔から何も変わらない 罪を犯しそれを隠すためにまた罪を犯す 償うということを知らない!と怒った
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そんなテミンは、ソルの誘拐拉致で逮捕された

セジュは、ジソク社著うが止めるのも構わず、退院したがソルが緊張が解けフラフラとなったのに驚くのだった

セジュは、屋上から落ちた時の全ての記憶が鮮明に蘇ったと二人に教えた

決行当日、朝青盟の活躍からフィヨンが死ぬ場面までまるで映画のようにどうだ聞きたいか?と聞いた
しかしセジュは、フィヨンが誰のせいで死んだのかをいうべきだろうか?と悩んでいた

ソルは、セジュに気になることがある 私が襲った人はいったいだれなのか?それを考えると胸が張り裂けそうになるといった それが誰か思い出せませんか?と聞いた
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するとセジュは、思い出せないのなら無理することは無いといった
そしてセジュはソルに「フィヨンは死ぬ時に神に祈った また生まれ変わってもスヒョンやユルといさせてくれと」そして、その願いを神は叶えてくれた

ジノは、自分から総統府へ行ったということを知った
しかし、自分を殺したのはヨンミンなのか誰なのか分からなかった

テミンの所に、両親が面会にやってくるが、母はこれはねつ造されたもので、セジュもグルなのか!とゴチャゴチャ言い出し、それを聞いていたテミンはキレ、母に怒った
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テミンは、父に「人をはねたが生きていた あの人の事はセジュがきっと知っているだろうから、セジュに合わせてくれ」といった

ソルの友人バンジンは、ソル母が勤めている所を見つけた

ソルは、母に会い母に知っていることがあればすべて教えて欲しいといった(ソルは母が裏切り者で、ヨンミンに捕まった時にあったのだった)
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すると母は、そこまでにしたら?というが、ソルは全てを受け止めたいから、話してくれといった(そしてもう前世の記憶から解放されてくれといった)

何かに悩んでいるジノにセジュは「どうした?」と聞くと、ジノは自分がどうやって死んだのか思い出せずもどかしいといい、セジュに何か知っているだろう?と迫った

セジュは、ジノに「何を聞いても受けとめられるか?」と聞くと、ジノは頷いた

ユルは、フィヨンを守るために、そしてスヒョンを救うために自ら敵陣に入った
今から話すことは、フヨンの記憶ではなくあくまで僕の推測だろいい、話すのだった
ユルは、どんなことにでも耐えられたが、スヒョンを痛め付けるヨンミンには、屈するしかなかった(これに対し、ジノはユルがフィヨンを売ったのか!といった
みんなで満州に発つ日、隠れ家が襲撃された(ソフィアもスヒョンも知らない場所だった 知っていたのはユルだけだった)

それでは僕を殺したのはもしかすると・・・というと、そこへソルがやってきて「私です 母さんの記憶からも分かった」というのだった

釈放されたスヒョンは、ユルから服とお金を渡され好きな所へ行き、新たに生きろと言われた(しかし、スヒョンはどこにも行かなかった)

スヒョンは、フィヨンが自決したことを知りパルペディエムに武器を取りにいった

スヒョンは、「シカゴタイプライター」と呼び名がつけらた銃を取り出した

朝青盟のアジトで会ったカルペディエムは、ヨンミンたちが率いる大日本帝国警察のアジトとなり、ヨンミンは皆を集めて話をしていた
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そこへスヒョンがひとりでのりこんで来て、みなを撃ち殺した
ひとりで逃れていたヨンミンの背後に迫り、「銃を下せ!」と迫り、撃ち殺した

朝青盟の復讐をする者がいると聞いたマダムソフィアはひとり逃げていたが、スヒョンに裏切り者として消された

ユルが、カルペディエムで小説を書き、スヒョンがやってくるのを待っていた
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そしてスヒョンがやってきた
ユルは、スヒョンに「来たか!来るのを待っていた」というと、スヒョンは「どうして名前を言った!」と聞くとユルは「目の前でお前が死ぬのが耐えられなかった」と言った
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するとスヒョンは「私なんか助ける価値がない 放っておいて 名前を言うべきじゃなかった}というと、ユノは「スヒョンに 任務を遂行しなさい」と言った

スヒョンは、ユルに最後に言いたいことは無いか?と聞くと、ユルは、「お前に殺して欲しい」と言った
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スヒョンは「朝青盟の規則に従い裏切り者を始末します」といい、引き金を引いた
ユルは、スヒョンを泣かせてしまった 来世ではお前たちが幸せになれるように俺が守ると考えながら亡くなった(スヒョンは、自分の行動を嘆いた)

スヒョンの前にフィヨンがやってくるが、スヒョンは自分を育ててくれたユルを殺したと打ち明けた
そして自分から離れようとするフィヨンに一緒に行こうというがフィヨンは「お前は生きろ そして独立した朝鮮を見ろ」といった
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しかしスヒョンは、「疲れた眠くなった」といい、その場所で亡くなり握っていた懐中時計が落ちた
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そしてその懐中時計をソル父が後に見つけ、ソルに渡すと言ったのだった

ジノは、結局自分がお前たちを殺させてしまったと打ち震えていると、突然雷鳴が響いた
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そしてジノの体から光が漏れ、ジノは倒れてしまった

ソルは、幽霊を医師に見せられないからと、バンジン母を呼びジノを診てもらった
バンジン母は、「消滅の日が近い 魂の完全な消滅だ」といった

バンジン母は、来世があるかどうかも分からないといい、大人しくしていろといったのに、ショックもあり悪化したのだろうというのだった

バンジン母は、一旦亀裂が入ってしまった以上 どうすることもできない 最後の願いを聞いてあげなさいといった

セジュは、ジノに「どうして黙っていた?」と聞くと、ジノは「先生も僕が裏切ったことを黙っていたでしょ」といい、良い事もあった 僕がなぜ僕を封印したかも分かったといった

どうしてなんだ?というセジュにジノは「ふたりに許しを請う為でした そしてフィヨンとの約束を守る為です」と言った
セジュが「約束?」と聞くと、ジノは「来世では譲れと・・・」と言った

チョン・ソルさんを今世では譲ります 来世では、違う女の人を好きになりたいといった

セジュは、フィヨンは、お前が何をしてもお前を許していた。ハン・セジュは許すも何もお前はシン・ユルではなく、ユジノだからもう自分を責めずに消滅しない方法を考えろといった

そんなジノはセジュに「しばらくこの部屋を貸して欲しい」と頼んだ(小説を完成させる約束を果たしたいといった)

またジノはソルに「ありがとう」といい、小説を完成させられるといった(ソルは辛いでしょ?といった)

ジノは、ソルに「スヒョンよ あの時おまえがやったことは間違っていない だから自分を責めるな 振り払って今を生きろ」というと、ソルは「それならユル兄貴もそうして あれは私を救うためだとスヒョンは知っていました 引き金を引く瞬間もユル兄貴に感謝していた だから何度も考えた こんな私に愛を注いでくれてありがとう」と言った

そしてジノは、小説を書き続けた

テミン父からセジュに電話がかかり、「虫の良い話しだが、テミンがおかしなことをいうので一度会ってくれ」と頼んだ
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セジュがテミンに面会に行くと、テミンは「あいつは誰だ?車で轢いた 夢にまででてきて過ちを認めろという」と言った為、セジュは、人生は輝かしいものばかりではない 過ちを犯したら潔く過ちを認め謝れ それが人生だ お前もこれからそうしろ」と言った(テミンはこれに涙した)

ジノは、小説を書き終えセジュとふたりで祝杯を挙げた(フィヨンとの約束を守るのに83年かかったといった)
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するとセジュは、フィヨンとの約束は守ったが俺との約束はまだだ、小説をひとつ一緒に書き終えるまで同居するという約束だといった
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だから黙っていなくなるなといった

ジノは「消滅を防ぐ方法は?」と聞いた
するとセジュは「僕たちの小説を書くと言った」
そしてセジュは、小説を書き上げた
そしてジノに俺がお前をこの小説に封印するだからお前はこの小説の中でじっとしていて、亀裂がなくなったら礼をいいに来ると約束しろ そうすればせよ消滅せず生き返るかもしれないといった

3人は釣りをした
セジュは、ジノに「お前が現れなければ、未だにスランプだっただろう ソルを連れて来なければいまだに出会うことなく生きていたかもしれない お前がいなかったらいまだに誰にも心を許せずにいた だから勝ってにいなくなったら・・・」といい、ジノの方を向くが、そこにジノはいなかった(セジュは、黙っていくな!といったのに!!)といい、動揺しているセジュをソルは抱きしめた

それから1か月後・・・
「シカゴタイプライター」が長編小説として出版され、セジュはこれはジノがいたからこそできたもの、この本をジノに捧げると皆に誓った

ふたりはジノはどうなっただろうか?とコインで占うと小説の中にいると出た
一方ジノは、つかの間だが、二人と一緒に夢のような日々が送れて良かったと思っているのだった(前世の中で)

最後まで3人の関係がとっても繋がっていることが良くわかり、安心できる最後でした
そしてテミンも最後の最後まで悪い奴で良かった(これが簡単に変わっていたらちょっと嫌だったかも・・・)
また、あの時代の韓国の背景もよく分かってよかったです


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