フリージャーナリストの友人が、社会起業家についての連載を書いている。
ちかごろ市民権を得つつあって、でもこのままのノリで盛り上がると、しょーもない流行語大賞どまりでつぶされてしまひそうな、社会起業家。
連載がどんなラインナップになるかに、社会起業家というイメージがこれからどうなっていくかも、左右されるだろうな。
まっとうなムーヴメントまで行き着けるよう、友人の眼力を信じて、陰ながら心の中でハデハデに応援している。
思うに、勢いとノリでがーっと盛り上げて、軽くブームにして、流行語になんかしてしまふのが、メジャーどころのマスコミさんたち。
ジャーナリスト、ってイメージとは、ちょっとチガウ。
数少ない本物のジャーナリスト、てイメージは、こう。
信念を持って、自分の感覚を信じて、正しいと思う主張を声高に叫ぶ。
本当に、心底、これは大きなうねりにしなくちゃいけない胎動だ、と思えるその時まで、じっと耳を澄ませていて、今だと思った瞬間に、言葉で、人の心をわしづかみにする。
そんな風に思ふから、今日も明日もこれからも、言葉へのこだわりは捨てられない。