『THE ORIGIN V』を観終わって、
そのまま次の『VI』のディスクをプレーヤーに入れたらば、
む~んとうまって回り続けるだけでいくら待っても真っ暗な画面のままだった。
そのときに。
ディスクに問題がある、とすぐに思ったんですよね。
もちろん、読み取り面をきれいにふいて入れ直すくらいは何度かやってみた上でですけど。
事態が変わらなかったので、そう思ったんですよね。
で、バンダイナムコさんにメールして。
次の日すぐにお返事くれて。
“ディスクをきれいにふいて入れ直してもだめだったら、
機器の不具合か、DVDドライバのバージョン違いなどの原因が考えられませんか”
って趣旨のお返事で。
いやだからさーふいてもだめだったしそもそもついさっきまで観てた作品の最終巻だけがこうなんだからさー
とうそぶきつつもう一度ブレーヤーに電源入れて、
今度はこれまで観たおしてる『じゃりン子チエ』を挿入してみたわけですよ。
ああら不思議。
これも、にっちもさっちも再生できなくなってるじゃあありませんか。
TVのない生活のにぎやかし役に使いたおされて、
最後の最後まで不調の兆しを見せることもなく、
力を振り絞ってくれたフィナーレが「わたしに跪け、神よ!」だったわけね。
T社製ポータブルDVDプレーヤーくん、いやぁご苦労さんでした。
そしてバンダイナムコさん、疑ってごめんなさいでした。
何かうまくいかないことが起きて、
自分には絶対に何の落ち度もないはずだときつく思い込んで、
誰かのせいだという感情を先に持ってしまっていることに気づかないまま、
どうしたらいいのよと発信してしまうのって、
かなり疲れてきてるなーという危険信号ですね。
早めにメンタルケアしましょう。
テレビというものを設置していない別宅。
部屋にいる時間の主な気晴らしはネットで観る見逃し配信や海外ドラマと、
そうでなければポータブルプレーヤーでのDVD鑑賞。
平日はラップトップを職場に置いて帰ることもままあって、
そんな夜と、そして休日のわずかばかりのくつろぎタイムの選択肢はDVD鑑賞のみ。
まあたしかに、思い返せば相当ヘヴィに使いたおしてますよ。
“ポータブル”プレーヤーなのに、ほぼテレビ代わりですよ。
『じゃりン子チエ』の全64話と、続編の『チエちゃん奮戦記』全39話。
頭からおしまいまでもう何周観たか分からないぐらいですよ。
だからといって、こんなに唐突に壊れることないじゃんか。
新品ピカピカのディスクを入れてもむ~ん…とうなりながら回り続けるばかりで画面真っ暗。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V』のラストの一言に胸を撃ち抜かれ、
興奮状態で最終巻『VI』を挿入したらこの状態。
この絶妙なタイミングは何。
タイマーかかってるって都市伝説で有名な某社製品でもないのに。
なんだなんだ。
シャアの、否、キャスバルの呪いか。。。
群れるのが嫌いで、
人見知りであがり症で人前で話すことが苦手で、
そこへもってきて自宅に一人でいることが好きすぎる。
そんなゲーマーもさすがにメンタル不調の危険を感じるコロナ禍。
最低限の対人コミュニケーションしか許されない緊張感が、
まるまる一年以上、公私の別なく続いているわけで。
だいぶメンタル疲れてきたなと自覚するのは、
どんなに頻繁に気分転換しても“やるべきこと”が頭から離れなくなり始めたとき。
つい思い出したり考えたりしてしまって寝つきが悪くなったら危険信号なので。
そういうときは古風なやり方なら座禅を組んで瞑想すべし。
要は、頭の中に何もない状態をつくりだすことだけに集中する時間をつくる。
これはつまり、ゲーマーの得意とするところ。
中毒性の高いマッチングパズルとか、難易度の高い脱出ゲームがおすすめ。
この間から瞑想目的で“Water Connect Puzzle”を始めてみたら、
いつの間にか230面もやっていた。
テレワーク日には手の届かないところに置いておくようにしましょう。
メンタルケアのやり過ぎで仕事にならない恐れがあるな。。。
急転直下というか劇的な展開というか、
降ってわいたように明日から緊急事態宣言。
この勢いとタイミングでは当分また引きこもった方が良さそうだと観念して、
テレワークのための申請書類一式を引っ張り出した。
案の定、午前中いっぱい、3時間もの勤務時間が書類作成で吹っ飛んだ。
本当なら2週間分の提出課題チェックが終わっているハズだった。
やれやれやっと全部できたと思って提出に行った先の部屋で、
昼過ぎから降り出した雨が天井から滴る事態に雑巾と古新聞で加勢。
自分の部屋に戻ったころには、次のオンライン会議まで残り1時間。
課題チェックを猛スピードで片づけても半分は後回し。
そしてやっぱり、会議を終えたところで夕方6時の時報。
腹が減っては仕事はできんが、テレワークに備えて全部持ち帰るというのもまた癪である。
テレワーク推奨だなんて、働き方改革っぽく言われていても、
このようにしてサービス残業の山を生み出している元凶だったりする。
年次有給休暇の「計画的取得」たらいう制度があるので、
これまでにも増して負荷がかかる見込みの年度前半に充電するつもりで、
GWの日曜から日曜までまるまる一週間の平日を埋めて休んだのに。
そんな年度計画を見透かしたように蔓延するCOVID-19。
そしてふざけてんのかと思うほどのタイミングで出る緊急事態宣言。
おかげで、一週間の本宅滞在中、家の外に出たのはたった二回。
一回は帰宅翌日の生鮮食料品の買い出し。
もう一回は近所のオペラ仲間と家から徒歩圏のだだっ広い空間でマスクしたまま情報交換。
それでもやっぱり、世界中で唯一、心底安心できる空間なので、
今回も毎日、夜中に起きることもなく熟睡。
家の中にいるときの静かさがだいぶん違うんだなと実感。
同僚とのオンライン会議中もさほど間をおかず聞こえてきた救急車のサイレン。
案の定、西国別宅に戻った瞬間からそこそこの頻度で聞こえる。
受け入れ機関が多いエリアな気もするのに、本宅での一週間はほぼ聞くことが無かった音。
人口密度のめちゃ高い大江戸と中心部でもまぁスキマがある西国。
これは環8圏内の騒音規制がどうとかいうことじゃなくて、
なにか医療崩壊度とか救急車呼ぶ余裕もない重症度とかそういうことなんだろか。
色々とうすら怖いな。
そして上階の妖怪かかと落としがこれまでにも増して部屋で暴れているのはなぜ( ̄▽ ̄;
本宅にいる間に思う存分、と思って作ったもの。
焼き餃子。
ホタルイカの炊き込み土鍋ご飯。
チーズクルチャ。
やっぱり本物の火で料理したものは美味しい。
味覚障害なし!
個人情報とかその他いろいろ考えて、
SNSのメッセージアプリはものすごく限定的に使っていて。
基本、ごく親しい友人のなかでも特定の数人と。
基本、仕事では使用しない。
だけど。
SNSというものの特性というか。
仕事で面識のある相手とだいぶん親しくなったり。
単なる仕事相手の最優先の連絡手段がSNSだったり。
そういう相手からは往々にして深夜とか休日とか、
なんならこの大型連休どまんなかとかにメッセージが入る。仕事の。
これを勘弁してほしいと思うからの限定的使用だったのだけども。
とはいえこちらも何らかの下心あって仕事相手とつながっていたりするし。
公私の区別、オン・オフの切り分け。
生活スタイルのSNS化と働き方改革のせめぎ合いだな。
土曜日に仕事を終えたら待望の連休だ。
そう思ったら遠足前夜状態でおどろくほど眠れなかった金曜の夜。
(明日もう一日、仕事なんだから)
そう思えば思うほどいつになく湧くわ湧くわグッドアイディアの数々。
しかし起き出してメモろうという気になる時刻でも態勢でもない。
脳みそのこの活性化。
どうしてふだん、仕事の時間にこうならないかな。
そして連休突入に合わせて本宅へ。
世界一わがまま放題に振舞える空間。
ちょうど一週間前、一曲の演奏のためだけに帰ったときも思ったけど。
夜中に一度も目覚めることなく朝まで昏昏と熟睡。
ここが自分の場所だと認識した瞬間、
警戒を解いてものすごーくリラックスするんだろうな。
脳とか感覚とか神経とか。
人体って、すごい精度だな。