休日に、地方のとある港町に行ってきました。
知り合いの精神科医さんと臨床心理士さんの親子が、
ユニークな地域づくり活動をされている場所へ。
その日はちょっとした縁日のようなイベントをやっていて、
タピオカスイーツやら、
ちょっと変わったところでは〝QQ地瓜球(ディーグァーチョウ)〟なんかに舌鼓。
ひとしきりイベントを楽しんだ帰り際に、
忙しく会場を見て回っては世話をしている仕掛人Jr.が、
声をかけてくれたのでちょい長めの立ち話。
どこにも行けない・会食できない・心おきなくおしゃべりできないの3ない運動が丸二年も続いて、
こんなに大盛況のイベントを土日の二日間にわたって実現できて、
本当に良かったねえと喜びあいつつ。
「まあ、夏の選挙が終わったら、色んな制約が一気に解除されるんじゃないかって言われてますけどね」
地元の議員さんの話では、と聞いてしばし、考えた。
感染症予防とか重症化しないさせないための諸々の対策。
良し悪しはさておき、みんなで生きていくためのそういうルールをいつどこまで緩めるかの根拠って。
“選挙”なのか?
政治的な判断とはいえ。
選挙の結果がどうなるかで、決めることなんだろか。
自信満々にエイヤァといったん突き出した槍の矛先は、
どんなに実態からかけ離れつつあっても選挙が終わらない限り収めるわけにはいかない、
ていう、なんだろう、むちゃくちゃどうでもいい政治家の意地にしか思えないのは気のせいか。
《美味しいおまけ》
〝QQ地瓜球(ディーグァーチョウ)〟というのは、さつまいもにタピオカ粉をまぜて油で揚げてあるもち団子。指でOKマークを作ったときくらいのサイズで、黄色いさつまいも色のと、紫芋を使った鮮やかな紫色バージョンがあります。揚げたて熱々をはふはふ食べるのも美味しいですが、聞くところによると、冷めてからも、さらにいっそう、モチモチがパワーアップして揚げたてよりもっとモッチモチの食感になるのだそうな。しまった。半分残して持って帰ってくればよかった。
心の中のもう一人のヒイラギくんが、
久しぶりにどうしても悪態をつきたくなったみたいなので一発。
別々のものだけど、一緒に使うものだよねという事務用品を、
別々のものだけど、一緒に使うものなので一度に発注しましたとさ。
正確に言うと、購入を依頼する書類一枚に、
Aをいくつ、と、Bをいくつ、と記入して財務課に提出しましたとさ。
財務課から文房具屋さんに発注の手続きをしてもらって、
書類を出した数日後、財務課からメールが来て。
「Bが納品されました。財務課まで引き取りに来てください。」
まあこの段階ですでにカチンときて、既読スルーしてたのですが。
性懲りもなくさらに数日後、財務課からメールが来て。
「Aが納品されました。財務課まで引き取りに来てください。」
どうせ何をやってもお役所仕事になるなら、
いっそのこと一枚の書類に書いてあるものは全部書類通りにそろってから連絡してきたらどうだ。
しかも、くどいようだが、別々のものだけど、一緒に使うものだってことは、
どんなに気が利かない人でも分かるでしょ。
たとえて言えば。
2つ頼まれたおつかいのうちまずはホチキスの針を買ってやったから取りに来い。
針を買ってから五日ぐらい空けてわざわざ別の店でホチキスの本体を買ってやったから取りに来い。
そういう態度よね、それ。
おつかい引き受ける立場の態度じゃないよね、それ。
そしてそれ以前に、キミの胴体の上にくっついてるそれには、
本当に脳みそが入っているのか?
毎年まあまあ同じようなスケジュールで生きているはずなのに、
しかもまあまあ過去の蓄積があることを繰り返してるはずなのに、
画に描いたような自転車操業なのはどうしてだろう。
なんか、考えてみれば、アレですね。
週に3本くらいレギュラー番組を持ってて、
そのプロデュースと脚本と主演と必要な大道具小道具の制作を全部ひとりでやってる、
なかなかの売れっ子俳優みたいな職業なんだよな。
いちばん短いのが90分番組。
でもふつうは3時間番組。
場合によっては5時間番組ぐらいの延長戦になったりもする。
90分番組は、1クール全15話。
3時間ドラマも一話完結じゃなくて1クール全8話。
延長することもあるやつは視聴者リクエストに個別対応の即興ナマ番組が隔週ペースくらいで通年。
リハーサルほぼ無しでこれら全部こなしてるのは、
歌舞伎役者よりもすごいかも知れない。
そしてこれ全部でも、与えられてる役割の四分の一という衝撃の事実。
(職場の業績評価の項目数から察するに。)
そりゃ自転車操業にもなるわな。
日曜でも仕事するわな。
最初に断っておきますがごはん釜の話です。
新宿二丁目とかの話ではありません。
最初の別宅はキッチンがIHクッキングヒーターだったので、
それまでガス火でしか料理したことなかったヒイラギは初めてIH対応のおかまを買いました。
せっかく買うなら美味しく炊ける良いものをとはりこんで、
1万8千円くらいはたいて、1.8kgのずっしり重い極厚の純アルミ製の、
どうせ買うならデザイン的にも洒落ててかわいい、おかま。
はっきり言ってめちゃくちゃ重い金属のカタマリなので、
大理石のキッチンの床にでも落とそうものなら、
何が起こるか想像しただけでぞっとして緊張しながら愛用してました。
そして、引っ越し。
現在の別宅はガス火のキッチン。
IH対応というだけでガス火でももちろん使えるおかまだから、
気をつけるのは加熱時間の調整くらいかなーと思っていたら。
想像もしなかった問題発生。
残念ながらここのキッチンでは使い物にならないことが発覚しました。
まあどちらかといえば使い物にならないのはガスコンロの方って気がするけど。
賃貸あるあるというか。
防火とか防災とかの目的のようですが近ごろのガスコンロには安全装置がついていまして。
3口あるコンロ全部に、一定温度を超えると勝手に消える機能が備わっているのでした。
これがね。
鋳物のおかまって、はじめちょろちょろなかぱっぱじゅうじゅうふいたらひをひいてっていうのをやらない。
じゅうじゅうふくまで10分かかる火加減で、じゅうじゅうふいてから10分で火を止めます。
この10分+10分の間ずっと同じ火加減でついたまま、ができないらしい。
いつの間にか消えてる。 いつ消えたかは定かでない。
つまりは、ごはん炊けてるのか炊けてないのか分からない。
こうなると高品質でかわいい高価なおかまもただの無用の長物。
さてどうしたものか。
壮大なウォークインクローゼット状態になりそうだった家の中も、
居心地MAXなわが家状態に原状回復できたところで、さて。
後半戦は、本宅でのルーティーンになりつつある餃子の作り置きからスタート。
近所のスーパーでGETした新鮮な白い生木耳入り。
長らくご無沙汰の師匠にご挨拶、の予定が調整できなかったぶん、
昔なつかしの一日中断続的自主練に殊勝に励み。
西の別宅に持っていきたい楽譜を本当はいけないんだけどコピって複製。
舞台用じゃないので冊子印刷の手間は省いて、スティックのりで製本作業にしばし没頭。
子どもの日は、お筝つながりで名取同期のCさんと数年ぶりにお出かけ。
小石川後楽園をぐるっと散策して、もらってきた菖蒲の葉で初めての‘自宅で菖蒲湯’
義務的なことが何にもない過ごし方が、やっぱりこの上なくナチュラルになじむわ~。
毎日楽しくて自分らしい休日だった、てことで。
土曜はシゴトなので巷で言われてるGWよりちょい早く切り上げて、
さてこれから出稼ぎ先へ大移動といきますか。
「初夏のような汗ばむ陽気」というのが決まり文句みたいな時季だというのに、
今のところ外を歩けば軽くダウン羽織ってる人もいるくらいの低温GW。
一週間の休み初日はとりあえずやり残してあった家事を片づける一日。
2日目は気心知れた友と『ヨシタケシンスケ展かもしれない』@世田谷文学館へ。
“かもしれない”尽くしのヨシタケワールドを満喫したあと意外に混みすぎてない新宿でお茶。
3日目は大学院生活のころに出会った友人が出演するというので、
アマチュアオーケストラのコンサートを聴きに銀座のシブいホールにお出かけ。
折り返し点の今日はプチ終活準備活動の第二弾でやけに働いた。
■ニクロさんに返すもん返しに行ったり、ベランダのサッシとかスロップシンクをぴかぴかに掃除したり。
休暇モードで生きることに徹してるつもりだけど、それでもやっぱり、
合間合間にメールの返信とか提出物チェックとかちょこちょこやらざるを得なかったりする。
本気でどかーんと全部投げ出してしまえる休み方、
やってみたいもんだ。