予想（≒天気予報）に反して朝からピーカンな感じのクリアな晴れ。
スカイツリーの編み編みもようもくっきりハッキリ見えるぐらい。
頭の中もようやっともやもやが晴れた感じ。
そこへもってきて今日はスタッフがお休みで一人勤務。
先生も朝から晩まで予定が詰まってる日で、
オフィスに顔を出される予定もなし。
明日からの休暇に備えて（いや、学会に備えてか？）
今までのダラダラ分まで目いっぱい集中せよ、って天の声が聞こえた。
そんな日にかぎって。
訪ねてくる人あり。（複数）
おすそわけもらったし。 アフリカ土産もらったし。 シゴト引き受けてくれたし。
ま、いっか。
スカイツリーが見える席で仕事をしているので、
自分にそういう傾向があるってことがあらためてハッキリ確認できた今日このごろ。
朝、出勤したてぐらいはまだ、ツリーがもやっと見えてて、
どんより曇りだけど雨は降っていなかった。
そのぐらいだと、全体的にうっすらどよーんと頭重（←ズオモと読むらしい！）な感じ。
やる気は出ないけど、まあだらだらとしょうがなくやるべきことをやるくらいはできる。
お昼が近づくにつれて、ツリーのてっぺんから半分くらいが雲に隠れて、
けっこうな勢いで雨のマジ降りが始まった。
このあたりから、頭の上の目に見えない漬物石が巨大化してきたよな感じ。
とりあえず完全にやる気はないので、デスクの引き出しからチョコなぞつまみ食いをする。ランチを食べ終わってふーヤレヤレな頃には、ツリーは完全に視認不能。
いたってマジメにおんなじ調子で雨は降り続けている。
妖怪ズオモは徐々に肩まで降りてきて子泣きジジイっぽい体勢になってる感じ。
こうなるとなぜか内職に対する集中力がどわーっとアップして、ひとしきり密度の濃いシゴトをする。
なので、結局、今日も一日、仕事らしい仕事はほとんどはかどらず。
先生ごめんなさい。
たぶん明日もこんな感じ。
どうもいまひとつ、調子がよろしくない。
体調というか気分というか、なぜかシャキッとしない。
いつもどことなくかったるく、ときになかなかおさまらない頭痛に泣く。
頭が痛いととにかく何もできないし考えられない。
ただ、ソファやクッションに顔を埋めてダラダラするばかり。
背筋をぴんと伸ばしてピシッと居住まいを正していることが、
なんだかこう、いわゆる、“しんどい”という感じ。
腰が全快していないからか。
気圧配置とか、月の引力とか、太陽フレアとか、そういうせいか。
「なーんかやるきしないー」と朝っぱらから流してシゴトしていて、
夕方、かすかにさぁっと西日がさすくらいになってから、
なんかちょっと意識がハッキリしてきたりする。
――ワタシ、適応障害かもー。 昼夜逆転の気配～
などと軽口たたいていたら、心優しい同僚のミキティが、
「ありえますねー。 高貴な方の病ですからねー」
よし。
そういうことにしとこ。
昨日は仕事帰りに強烈ハリ治療パート２。
今日は朝イチで二度目の「定期検診」お知らせハガキに観念して歯医者さん。
昨日は痛～いハリで半泣きのあとでスクラッチくじを購入。
10枚買って２枚当たり。 元は取ったぞ。
今日はこの世のものとも思えないスリルとサスペンスの機械音に１時間耐え抜き。
今回も虫歯ナシ。 おまけの歯ブラシとアンパンマンとしょくぱんまんをGET。
転んでもタダじゃ起きたくないヒイラギなのでした。
めでたし♪
夜七時ちょうど。
家に帰ったら宅配業者さんの「不在連絡票」が入っていた。
書いてある「ドライバー携帯電話」に電話をかけたら、開口一番、かるーい感じで、
「今日はもう配達終わっちゃったんでー」
それならそれでしょうがないので、
明日の夜にお願い、と頼んで受話器を置いた。
さてそれじゃあ、と晩ごはん食べてくつろいでいたら。
ピンポーン
だれだこんな時間にとインターホンをのぞいてみれば。
「□□□急便でーす」
？？？？？？
ドアを開けると、さっきの電話の声で、
「あっ、すいませーん、さっき電話もらったんスけど、ちょっと近くまで来たんで。
じゃ、明日はナシってことで」
ヒイラギもだいぶん丸くなったんで、はいはいどうも、と頭を下げておいたけど。
ココロのなかのもう一人のヒイラギは、じつはちょっぴり毒舌吐いてたのです。
（だったらはじめっから呼ばれたら来いやーっ！）
なにかと故障の多い第２四半期の終わりかけ。
１１日ぶりに出勤してみれば、かる～く300通を超えるメールの山
と某先生からの電話
。
まぁ大半がとある案件を巡る一連のやり取りだからいいんだけど。
どれがどの話かを仕分けるのがそこそこ手間なので、なんだかんだでお昼までかかり。
急ぎめのランチ
から戻ってしばらくしたら先生がやってきて。
ひとしきり、８月はじめごろまでのもろもろを話し合い。
明後日の打合せに向けてアンケートデータの集計にも手を付け。
秋から冬にかけてがシメキリ分のディスカッション・ペーパーの執筆依頼を二人ぐらいに送信。
午後６時ちょい過ぎに、先生とお客さんにお茶だけ出して、ほぼほぼベルサッサ。
いやあー今週も働いたなー。
と思ったけど、よく考えたら月曜日が終わっただけだった。
むーん・・・早く６億当てて隠居したい。
センキョの何が嫌いって。
日曜の朝っぱらから大音量で名前を連呼するだけの車が走り回ること。
センキョだろうがなかろうが、ふつうに考えて、ほとんどの人にとって‘たまの休日’
静かで穏やかな朝を過ごすことって「健康で文化的な最低限度の生活」条件には入らないんだろーかな。
けさ連呼カーで走り回った人、入れないからねっ。
ほんまもんのショウガも、ちゃんとショウガの味がするジンジャーエールも大好物ですが。
今度のショウガはちょっとちがう。
かなりの精度でしかも無料でダウンロードできる英文チェッカーソフト
その名も「Ginger」
それなりに名の知れた大学の‘えーぶんか’に通ってはいたものの、
長期も短期も留学経験ナシの独学でここまでの人生乗り切ってきて、
べっつに英語に取り立てて自信があるわけでもなんでもないので、
今回の論文作成では、これが大活躍してくれて。
ニッポン人らしい英語力なので文法的にはたいがい合ってるらしく、
一から十まで直さなきゃって状態では全然なかったけど、
だーっとタイプしていると、ところどころ、ちょこちょことハイライトしてくれる。
カーソルを重ねてサジェスチョンを見てみると、
これが圧倒的に、ここに定冠詞（the）を入れろ、ていう修正案。
アブストラクトを提出したころはこれを知らなかったので、
自分が書いたままの英語をそのまんま誰にも見てもらわずに出したけど、
それでもまあ一応、出した２本は両方とも審査をくぐり抜けた。
ま、通じりゃいいんだけどもね。
本チャンのペーパーは、おかげでちょっぴり、自然な英語で書けたかも。
めでたし。
シメキリ前日の今日、どうにかこうにか２本ともフルペーパーを仕上げて、
現地カンファレンス事務局に送信しおわった。
明日でもよかったけど、なんとなく、
カリスマ事務局員としてのカンと経験から、
‘めっちゃギリ’よりは前日の方が、
ちょっとでも間違いなく受理してくれるんじゃないかと。
やれやれ。
あとは行くだけ。
だけどここしばらくの引きこもりがたたって、
結構な勢いで、腰にきた。
自覚症状は首・肩のほうがよっぽど重かったのにな。
こりゃーかな～り叱られそうだな。ハリの先生に。
メンテナンスだいぶさぼってたからなー。わっ。 歯医者からも早く来なさいハガキ来ちゃった。
定期検診のお知らせもらってから２ヶ月ぐらい逃げ回ったからなー。
お金払って叱られに行くって、どゆこと。
学会の帰りにひさかたぶりに実家に立ち寄り、親子水入らずの会食。
今月の終わりには、ふたたび休みを取ってヨーロッパの学会に参加することなど、報告しつつ。
親子の会話になどさらさら興味のない人生を歩んできたチチ
が、
何か怒ってんのかと思うぐらい黙り続けた挙句おもむろに話し出したのは――
「“ヤマザキマリ”っていう漫画家を知ってるか？」
うん、“テルマエの人”だね。「あれはものすごく頭のいい人やな」
で、そこからもう、話が止まらない。
ウィキペディアで調べ上げたヤマザキマリさんの生い立ちから、
『テルマエ・ロマエ』全巻をネットとBOOKOFFを駆使して激安上がりに手に入れたことから、
ヤマザキマリさんの出演されたTVでの発言内容から切返しの鋭さから。
はいはい、わるうござんしたね、実のムスメはいまいちのデキで。
いまさら頭の回転きたえるったって無理があるんでかんべんしてください。
きょうだいの中では一番ほったらかされて育ったもんだから、
やや聞き流しモードでうなずいていたら、いそいそと部屋から本を一冊持ってきて、
ぽんとヒイラギの前に。
その本がコチラ。
ナニ、これがヤマザキマリさんの処女作で、『テルマエ』よりも面白いから読め、とな。
どーもです。
ありがたく借りて帰ります。
あさって論文のシメキリなんですけどね。
