2015年もいよいよ明日でおしまい。
仕事のことやら音楽のことやらNPOのことやら何かと“悶々”とした年でした。
てことはつまり。
はっきりしなかったり煮え切らなかったりしたことが多かったということでもあり。
でもそのわりには。
高野山にも高尾山にも弥山にも登ったし念願のフィンランド上陸も果たしたし。
それなりに失ったものや意図して手離したものも色々あるんだが。
それ以上に得てるのかも知れないな。
毎度のことながら暮れもホントに押し詰まってようよう、
年賀状も書いたし丸餅も買ったし玄関にお飾りも出したし。
明日はどこで年越しそば食べよかな。
興味はありつつなかなかチャンスがなくてでももうすぐ終わっちゃう~!
というタイミングで念願のリアル謎解きウォーキング「地下謎への招待状 2015」をやってきました。
Produced by 東京メトロ。
面白かった。
楽しかった。
ひさびさ、本気出して遊んだ。
まだ思いつきでしかないけど。
そんな感じで、町を自分の足でしっかり歩きながら、
問題を見つけて、楽しみながら解決する、
そういうプログラムが創れたら、楽しいだろうなあ。
なんてことを思いつつ、
こんなに年の瀬感のない年もあまりなかったよーな。
いいかげん年賀状でも書くかな。
京都市主催の「Social Innovation Summit」なる張り切ったイベントがあるっていうので参加。
会場はワンパーパスな母校。
2日目は注目の活動サイトへのエクスカーションが午前中でお昼には解散。
といってもご多分に漏れず名刺交換大合戦と遅めのランチを経て、フリーになったのが午後2時ごろ。
帰りの新幹線までの微妙な残り時間で今回ぶらり歩いたのは、
エクスカーション先〝KYOCA〟から西本願寺周辺にかけてと、白梅町から鞍馬口にかけての2エリア。
国宝の唐門やら仏教の大学の摩訶不思議テイストの洋館やら。
おじいちゃん御用達だった料亭やらはたまた尾形光琳乾山兄弟の菩提寺跡やら。
昔懐かしスポットと意外と知らなかったスポットの混在を楽しみつつ。
帰りにはちゃっかり売り切れ御免のnikinikiスイーツもゲットして。
内容みっちり成果もたんまりでもバタバタじゃなく満喫。
凝縮の1泊2日だったなーまた来まーす♪
あれよあれよ。
色々あってついうっかりと日を過ごしているうちに二週間。
本日はオシゴトの絡みもあって映画館へ。
鑑賞したのは、〝He Named Me Malala〟(邦題はなぜか:私はマララ)
このところ観たいなと思うのはノンフィクションが多い。
いま上映しているものだとあとは恵比寿でやってるガウディものあたり。
フィクションがつまらないという訳でもないけど。
STAR WARSのあまりのお祭り騒ぎとかそうゆう周りのがちゃがちゃに若干ひいてしまい。
今日の〝He Named Me Malala〟は言わずと知れたマララさんのドキュメンタリー。
史上最年少のノーベル平和賞受賞者。
あらためて宗教とか信条とかイデオロギーというものの彼ら彼女らにとっての重さに気づかされた。
裏返すと、ニッポンでの宗教とか信条とかイデオロギーというものの軽さあるいは不存在。
だけども、なんだろな、感情移入して胸を打たれたのはむしろお父さんのほうだった。
われながら不思議。
少し前のことになるけれど、
安部龍太郎著『等伯(上)(下)』(文春文庫)を読了。
そこそこの厚さで二冊、しかも高校ん時「2」だった日本史系。
のわりにけっこう前のめりになって短期間で読み通せたのは大好きな戦国時代ネタだったからか。
恥ずかしながら長谷川等伯が武家の出とは知らず。
これほどまでに壮絶な生きざまだったのかと途中、涙するくだりもあったり。
天下のバカ画伯ヒイラギも中学のころから名前だけは知ってた日本の画家、
狩野永徳と長谷川等伯の間にあった因縁と人間模様。
いや面白かった。
この作家さん、次は〝宗達〟書いてくれないかなー。
シゴトのよーなシゴトじゃないよーなことで(要はほぼほぼ儲かってない)方々ほっつき歩いていて、
いつになくブログほったらかしのヒイラギでした。
とおかぶり。
ここしばらくのオブリゲーションを完了してまる二日だけ息抜き日を確保したので、
神さんと仏さんと鹿さんにご挨拶して穴子飯とお好み焼きを食らってきました。
それにしても。
空海師ったらなにゆえにお山のてっぺんとかそんなにお好きだったの。
高村薫の本が文庫になったら読んでみよっかな。