ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

足 踏まれた。痛かった。

2011-11-29 22:52:22 | ヒイラギのひとりごと

ひっさびさに。

帰りの電車で、目の前に立ってた、背の高い若者。

次の駅の少し手前でよくある、どうってことないちょっとした揺れで、
彼一人が、なぜか大幅にバランスを崩して、全体重をかけて左足を踏まれた。
反射的に「いっっったぃ…」と声に出してしまった程度に思いっきり。

即座に振り返って、小さな声で「スミマセン…」てつぶやいてはくれたけど、
もう何言ってんだか聞こえないぐらい痛かったぞ。

差別するつもりなんてさらさらないのだけれども、
若くて健康でガタイのいい男の人が電車の揺れごときでふらふらしてると、
つい、「オトコノクセニ」と思ってしまう。

ま、許してあげたけど。
みるみる耳の先まで真っ赤になって次の駅まで恥ずかしそうに俯いてたから。

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Books to read

2011-11-28 21:27:37 | ヒイラギのひとりごと

昨日のお稽古からの帰り、地下鉄に揺られる30分の間に、
読みかけだった「見仏記5 ゴールデンガイド篇」をやっとこ読み終えた。

読み終えて、ふと視線を上げると、角川文庫の今月の新刊の広告。
こんな軽い読み物すら、ひと月かかったのかー。

自宅に待機している新品・手つかずの本たちが頭に浮かんで、
当分、読むものには困らないけど、全部終わるのいつかなぁ、と遠い目になる。

まず、Steve Jobsの伝記。
買ってあるのは英語なので画数少なくて目には優しいけど、分厚い。

Jobsつながりで、もう1冊。
タイトルに入っている“Innovation”の一語で、勢いだけで購入。
訳書のタイトルは「驚異のプレゼン」とかなんとか、原題と全然ちがった気もする。

日本語の本は、芸能活動がらみの教養として、有吉佐和子の「一の糸」
三味線弾きを主人公にした小説で、師匠から薦められていた一冊。
あらすじに、「芸道一筋に生きる男と、愛に生きる女」とある。
いつの世も、これと見込んだ人のために想いをすり減らすのは女の役回り。

同じく芸能活動がらみでもう一冊は、高校の古文以来の「源氏物語」
物書きを目指してる友人が「私のイチ押しは田辺聖子の現代語版」と絶賛。
でも近所の本屋さんにあったのは、「新源氏物語」じゃなくて「私本・源氏物語」
中年の従者が大阪弁で語るというふざけた源氏物語だが、気休めに購入。

さらに気休めは、バツイチ・シングルマザーの知人お薦めの、「バツイチおへんろ」
森 知子さんという人のノンフィクション・エッセイ。
たくましい独り身の女性の波乱万丈の生きざま、そう遠くない今後のため読んでおこう。
表紙のイラストがかわいかったことも手伝って、ポチッと購入。

しめて5冊。

気持ち的にはここに書いた順に読みたい気がするけど、
だがしかし、Steve Jobsは持って歩いて電車で読むにはあまりにも分厚い。

さて。

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大間か小間か、それが問題だ

2011-11-27 21:35:55 | 芸能人ヒイラギ

オペラの稽古に行ったら、アルト仲間さんから、

「昨日はね~盛り上がったんだよ~♪ 来ればよかったのに」

と言われた。
何の話だったっけと思い出すのに2秒ぐらいかかったが、
先月本番が終わったオペラの「第2回打ち上げ」の日だった、そういえば。

都合を訊かれたのがだいぶ前で、
予定が立たないので不参加、と返事したまんま、きれいに忘れていた。
ま、反省すべきことがあるとき以外、終わったことは振り返らないタチというか。

次の舞台のことで、それどころじゃなかった、てのもあるし。

師匠がモスクワに行ってる間にせっせと練習した成果を見ていただく、
四週間ぶりの稽古。
昨日はその前日だったから、あんなにやったのに――

今おさらい中の筝曲2曲のうちの1曲は、
1月末にお家元とご一緒させていただく古典曲。
4月の温習会での個人曲よりはゆっくりでOKと言われていたほうの曲で、

「こっちは4月の曲よりも楽だったと思うのに、アラが目立つわね」

という残念なコメントをいただく羽目に。

まぁでも、これにはワケがあって。
師匠も「それなら仕方ないわねぇ、これは可哀想だったわね」と。

何かっていうと。

手事部分の楽譜には、どなたかの先生の手書きで「大間」と指示がある。
当然、そうか、ここから大間か、と思って練習に練習を重ねてしまった。
なのに、師匠が怪訝そうに、「あら、ここから小間よ



大間(おおま)とか小間(こま)というのは、速度指示みたいなもので。
大雑把にいうと、大間はテンポが半分に、小間はテンポが倍になる。

小間のところを大間だと信じて、
そういうテンポ感の曲として体に叩き込んでしまったものだから、
違うと言われて、とっさに普段の4倍速で手事を弾かなければならなかったわけで。

そりゃアラも出らぁな・・・(と心のなかでつい江戸っ子に)

この曲に関しては、この4週間の猛練習は全否定かぁ・・・
今週一週間でとりもどせるか、本気の見せどころ。

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土曜日の過ごし方、かくあるべし

2011-11-26 21:43:26 | 芸能人ヒイラギ

朝はふだんより1時間遅く起床。
ヒイラギは“寝だめ”ができる突然変異型のサルなので、
ウィークデイの寝不足をここで調整。

コーヒーとビスケットで軽めに遅い朝ごはんを食べたら、
洗濯機を動かしつつ、窓を開け放って家じゅうに掃除機かけ。
続けてバスルームとトイレの掃除を済ませると、だいたい11時過ぎくらい。

そこから1時間ほどウォーミングアップ。まずは筝。

昨夜つくっておいた特製ミートソースで簡単にパスタランチ。

さて、午後の部は三絃から。
紅木のと花梨のを、それぞれ1時間くらいずつ。
通して弾いては、速い手事の部分練習、を繰り返す。

お布団を干すの忘れてたのを思い出して、
布団乾燥機をベッドにセット。
ついでに温かいチャイを2杯。ちょっと休憩。

練習用の筝に変えて、あとはひたすら、弾く。
通して弾くと15分か20分ぐらいかかる曲を3曲。
これもやっぱり、通しては部分練習、のパターンでエンドレス

視聴予約しておいた「名探偵コナン」が始まったのを合図に、
本日のお稽古は終了。
本日3杯目のチャイを飲みつつ、洗濯物をたたみつつ、「名探偵コナン」鑑賞。

続いて「青空レストラン」を耳で楽しみながら、晩ごはんの支度。
今夜は、お野菜たっぷり、稲庭うどん入りの温かい鶏団子鍋。
いやもう、美味しかったのなんの。

後片づけで腹ごなしして、さて、食後のだらだらタイム、というところへ、
注文していた本の配達やら、師匠やNPOメンバーからのメールやら。
みんな、どこで見てたのかと思うよなグッドタイミング。|д ̄)

今日やりたかったこと・やるべきことには今日手を付けて今日のうちに全部片づいた。
めでたし。

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続・風邪か花粉か

2011-11-25 21:00:06 | ヒイラギのひとりごと

昨日の話のつづきで。

同僚に、どうもアレルギーっぽい、とぐすぐす言っていたら、
花粉じゃないとしたら食べ物かも知れませんね、てことになった。

食べ物のアレルギーは、好きなものでなりやすいのだそうで。
好きなだけに、体の許容量を超えて食べてしまうということかもしれない。
ヒイラギさん、何がお好きですか、最近食べたものを思い出してみてください、と言われて。

――トリの唐揚げが好きー。でも最近は食べてないかな。
――おいなりさんが好きー。でも最近は食べてないかな。

そう答えながら、自分でも何かがおかしいことに気づく。
自分の好きなものを食べられてない自炊生活ってどうゆうことよ、と。

ふだんは夜遅くまで仕事。
週末は芸能活動だったり、誰かと会ってたり。
つまりは、ほぼ毎日、お付き合いで外食。

思い通りに生きられないヒイラギを憐れに思った同僚の、

「トリの唐揚げとおいなりさん、持ってきてあげたいです~・・・」

というのを聞いて、アレルギーぢゃないような気がしてきた。
ときどき気まぐれに熱出したりもするから、やっぱ風邪かも。

トリの唐揚げ、食べたいし。
おいなりさんも食べたいし。

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風邪か花粉か

2011-11-24 21:38:30 | ヒイラギのひとりごと

ジェットコースターのようなこの秋の気候のせいか、
少し前からどうもノド&ハナの様子がおかしい。

風邪を軽くひいたり治ったりを繰り返してるんだろーと思っていたけど、
なんだかちょっと、違う気がしてきた。

ノドとハナの奥の方がカラカラに乾いてひりひりして痛~い。

ふとした拍子にくしゃみを連発。
くしゃみの後はしばらく、ティッシュの箱が手放せない。

お風呂から上がってベッドに入る直前まで、ティッシュ。
朝起きて、顔洗って、それから出かけるまで、またティッシュ。

お仕事中も、ティッシュ。
ごはんの後も、ティッシュ。

アレ、ちょっとまてよ。。。

なんだかこの感じ、知ってるなぁ。
1月の終わりから初夏にかけての、あの懐かしい感じじゃなくって

・・・てゆっか、紅葉もぼちぼち後半戦のこの時期に飛んでる花粉って、
いったいナニモノなんだーっ

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年内の舞台出演終了

2011-11-23 22:01:15 | 芸能人ヒイラギ

紅葉の柄の帯をしゃきっと締めて、今日出演したのは、
大手カルチャーセンター主催の邦楽発表会。

邦楽関係の色々なお教室が、それぞれ一年の受講成果を発表する。
筝曲演奏だけでなく、大正琴やら和太鼓、日本舞踊にかっぽれまで、
「和」な感じのお教室はバラエティに富んでいて、出演していても面白い会。

このぐらいの時季に出演する“毎年恒例”になりつつあった発表会だけど、
何やら事情があるらしく、今年でいったんひと区切り、だそうだ。
隔年開催に変えて続けるのか、このままなくなってしまうのか、まだ不明。

うっすら寂しい気持ちもありつつ、
この会に出るのはホントに楽しかったよ、ありがとうございました、って気持ち。
心なしか出演メンバー全員、思い切り楽しんで演奏していた気がする。

勤労感謝の日の今日、感謝の気持ちで演奏を楽しむことができた。

たまたま出演メンバーのひとりがお誕生日だってことが分かった。

お琴を習い始めたばかりのころに厳しく叱咤激励してくださった大先輩のおばさまが、
先週、前ぶれもなく急逝されました、と師匠からお知らせがあった。

悲喜こもごもの演奏会本番。
こうやって、何かしら、区切りみたいなことができていくのかな。

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必要とされていることに感謝

2011-11-23 00:21:18 | ヒイラギのひとりごと

少し、心身の休養のため休暇をとっていた先週一週間。
ぷいっと京都に行ったり、家にこもって筝を弾きまくったりもしていたけど、
なんだかんだで、会いたい人に会いに、外へ出かけていた毎日。

最初の職場での長い新人生活の後、初めてできた後輩と会った。
「仕事は違っても、今でもセンパイは私のお手本です」と頼ってくれて、
老舗のジャズバーで音楽とカクテルを楽しみながら、人生相談。

春にちょっとした病気をした元同僚と、食事にでかけた。
すっかり元気になった様子に安堵しながら、おしゃべりは尽きない。
「万一のときの連絡先リストにお名前入れてありますからよろしくお願いします」だって。

原宿教会に瞑想しに出かけて、トシさんと、同僚の皆さんとランチ。
会社の仕事も大事だけど、地域づくりとかコミュニティづくりもとても大事だからと、
「今こんなプロジェクトをやろうと思ってるから、一緒にやろう

NPOの今後についての打合せに出かければ、
先生や、先生の先生や、運営のコアメンバーの皆さんが、
「とにかく居てくれないと困る」

師匠が特別出演する演奏会を聴きに行って、
終演直後の人だかりに押し出されて、ご挨拶できないまま仕方なく帰宅したら、
翌朝、「あんまりお話できなかったけど、急いで帰っちゃった」とメールが来た。

ふっつり連絡が途絶えていた知人から、ぽん、とメールが来た。
「今日のイベント、行けなかった・・・ごめんなさい。次回は必ず
返事がなかったのに、来てくれるつもりで、今日一日ずっと気にしてくれてたんだなー。

色んなところで、色んな形で、必要としてくれているのだな~と感激した一週間。
必要としてくれる人たちの輪のなかで生きるのが、自分の人生なのだなと。

必要としてくれる人たちはどこにいるのか、分かった。
“ぜい肉”はそぎ落として、来年は少し、骨太でいこうか。


というわけで、1500回記念の「ヒイラギ日記」でした。

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マエストロがやって来た

2011-11-20 22:39:54 | 芸能人ヒイラギ

今期の練習に来たのは初めてで、
2月の本番で顔見て以来なので9か月ぶりくらい。

普段の稽古がひどすぎるせいか、
この人こんなにいい人だったっけって思っちゃった。

一音だけでぶち切ったりしないで、何度も長く歌わせてくれるし。
言ってることも全部、まともだし。

ていうか、この人、何言ってるのか聞いてて分かるし。
相手の顔見て言葉を投げてくれるようになったし。

で、前よりだいぶ、大きくなった。
前はまだ“5ヶ月”くらいだったけど、今にも生まれそうなお腹になってた。

ぽっこり。

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『未来ちゃん』

2011-11-19 21:00:44 | ヒイラギのひとりごと

川島小鳥さんという写真家さんの写真集を、
有楽町ルミネの本屋さんで見かけた。

一緒に行った友だちとふたりで、1ページずつ、じっくりくまなく鑑賞。

すっごくしっかりした顔の女の子。
どんな感情や表情のときも、澄んだ瞳にまっすぐな意思が宿ってる感じ。
だけど決して大人びたところがなくて、無心に子どもらしい。

『未来ちゃん』サイコー。
こんな風に、子どもが完全に子どもらしくいられる日本を、
こわしてはいけないと思う。

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