4月から始まる新年度の、前半2クォーターに担当講義があるのだけど、
それがそれぞれ何曜日なのかすら、決まったのがほんの二週間前。
さすがに不安になって水面下で目当てのゲスト候補にコンタクトを始めたのも、
そうはいっても曜日が決まる四、五日前。
それでも何とか引き受けてやろうと考えてくださってるのがヒシヒシと伝わってくるお返事を、
打てば響くようにくださる知人に恵まれたありがたさをかみしめつつ。
だけど中には、二週間以上ナシのつぶてで、こりゃダメだなと思っていた矢先に、
本人じゃなくてこれまでの経緯を何も知らない補佐さんからポンと断りの返信が届いたり。
残念がってるヒマもない話なんで、慌てて全体テーマからしてマイナーチェンジしつつ、
アタマの中の電話帳のページを激しくめくって“ふりだしに戻る”的な一日を過ごしたり。
その先方からも昨日まる一日音沙汰がなくてあらまどうしましょと思っていたところへ、
今日の午後になってぽーんと「その日は空いてます!」というお返事をいただけて。
かえすがえすも、ひととの出会いとかつながりとかご縁というのは、
思いがけなく不思議で、文字どおり有り難くて、ある意味、愛に満ちたものなのだなぁ。
感謝ー。
経済的な理由で師匠のお稽古をお箏だけにしてもらって久しい。
定職に復帰してまもなく1年なのでぼちぼち三絃再開せねばと思い、
最後がいつだったか記録をたどってみてビックリもうすぐ満4年。
やばいやばい。
自主練してたとはいえかなりの気まぐれペースだったしもともと苦手意識満載だったし。
すぐにもお稽古復活!と意気込んで手帳を開いてまたビックリ。
直近で江戸にお稽古に行けそうな週末に合宿(休日出勤仕事)とか入れられてるー!!
芸能活動inお江戸とひろしまんライフの、遠隔二拠点スケジューリング。
そのうち土曜勤務が始まるともう、間違いなくバッティングの嵐。
チームとか結束とかがウリになってる手前、分からんでもないんだけど。
悩ましいんだよなぁ。
水曜日。
深夜に江戸に帰り着き届いてた郵便を開いてみたら、
2月の第3日曜だとどーしても仕事なのでオペラに出られるのはこれが最後でーす、
と宣言していた本番日が「月初か月末ならなぁ~」と言ってた月末の方に変更されていました。
(前回記事のとおり。あ、でも、ホントに出るかどうかはまた別問題。)
木曜日。
午後半日かけて、給湯設備まるっと全とっかえ工事をしてもらった。
今月中に工事させてくれたらン十万ぽっきりに割引きできます!って完璧にまるめこまれ。
お風呂とキッチンと床暖房の、壁のリモコンが変わっただけなのに、
なんだかすっごくおニュー(死語)な感じで、入浴中追い炊き不可生活から解放されました。
土曜日。
「ぶっつけ本番でいいから」と言われて承諾した演奏会出演だけど、
とはいえせめて一回ぐらいは下合せに顔出しとかないとなんだかエラそうだしねー、てことで。
三曲のうち一曲は歌ソロあり、一曲はお箏が二面だけ(←のうちの一面)で責任重大なるも、
「自習でこのぐらいスバラシかったら、そりゃあ下合せは一回でいいわよね」と
師匠からお褒めの言葉をいただきましたー。
日曜日。
ヒイラギファミリー勢ぞろいで京の都の昔なじみの北京料理レストランにてちょっとした祝宴。
今年バージョンで撮り直したプロフィール写真のデキが素晴らしすぎたので見せびらかしに持参。
ヒイラギシスターズは開口一番、「やばい!これはやばいわ!ストーカー対策せな!」
ヒイラギチチハハはそろってデジカメやらガラケーやら取り出して透明な袋に入ったままの写真を撮影する始末。
続・日曜日。
ヒイラギシスターズから、お誕生日プレゼントをいただきました。
超ハイセンスな、オトナの音楽的電子玩具とでも言いましょうか。
素敵すぎて使いこなせる気が微塵もしないけれども、
当分藝術的フリータイムの過ごし方には困らない気がします。
自分の字らしき宛名書きのクッション封筒。
こないだのオペラ出おさめの写真データができたのねー、
と機械的に開封して添えられてたレターに目を通したら。
「次回は2月25日本番の日程で予定しており」
えっ・・・
“2月の第三日曜日だから”って。“18日だから”って。何度も。
その日は確実に出演不能なので長い間お世話になりました、だったのに。
オサラバしてからこのレター書くまでの2週間に、
いったい何が起こった???
もしかしてヒイラギ別れの挨拶のせいかね。
自分の発言インパクトのでかさに慄くわ〜
二拠点生活になってまもなく一年。
ということはつまり、鍼治療に思うようには通えなくなって一年。
積もりに積もり、溜まりに溜まった〝凝り〟が、
じつは首のまうしろの頭とうなじの境目ぐらいのところに巨大な巣をつくっていて。
非常用にと鍼師センセイがくれてた小っちゃな鍼を自分で貼っては、
どうにか消えてくれぃと祈るような気持ちでだましだまし暮らしているのだけど。
折も折、震災から6年目の3.11の昨日、
夕暮れ時あたりから猛烈な頭痛が始まり眠れぬ一夜を過ごし。
頭が痛いとついついよからぬことばかり想像するので、
脳腫瘍とかくも膜下だったらどうしようとか今にも南海トラフがとかうなされ。
今回は天変地異の予知ではなかったみたいで少しはほっとしつつも、
もう首が限界かもしれんと思い集中治療的な日曜を過ごすことにして。
ここ、行ってきました。
↓
アジアンリゾート・スパ シーレ
てっとり早くいうと後楽園のラクーアみたいなとこ。
さすがにラクーアよりはコンパクトだけど。そして売店ではカープグッズ売ってるけど。
で、ひとまず温泉につかり、ラウンジで1時間ばかり昏睡し、
なぜか沖縄料理で栄養補給をして。
万全の態勢でフィリピンはセブ島方式らしいオイルトリートメントを予約。
とにもかくにも“首”をやってもらえる「ヘッドコース」を体験しました。
ヘッドと言いながらも、背中までは入らないってだけみたいで、
両腕と、デコルテと、頭と、それから最後に首を念入りにマッサージしてもらって大満足。
自分で手軽にできるストレッチも教えてもらい、
やっとのことで指の先までぽかぽか体温がいきわたるとこまで回復。
担当してくれたおねえさんによると、右側に凝りが偏ってるらしい。
うーむむやっぱし北向き研究室の大きな大きな窓かしら犯人は。
新暦の人たちのおひな祭りもすっかり終わって、
巷のお子さま売場には鯉のぼりが乱立しているといふのに。
全身全力のくしゃみと右目の涙が止まらない程度に、
スギ花粉も盛大に舞い踊っているといふのに。
市内の福祉団体に取材にでかけた昨日なんて、
朝から夕方まで死ぬかと思うくらい冷たい強風が吹きすさび。
通り道の繁華街で快適な喫茶店を見つけたが最後、
午後4時前にはすっかり心折れてお茶しばきつつ直帰を心に誓い。
三寒四温の気まぐれだったのかなと期待した今朝も、
起きて窓開けた瞬間ウールのパンツにダウンコート決定。
そういえば厳寒期と思ってた2月も後半になってから、
街ゆく人たちの襟元に毛皮が見られるようになった気もする。
天気予報がいまだに雪マークな山間でもないのに、
朝の最低気温が1℃とか2℃とか3℃とかだし。
瀬戸内って、寒いぞ!
(ヒイラギ、何年もつでしょー、乞うご期待・・・)
毎日持って歩いてるわりには寝る前の何分間かしか読めてない文庫本。
それでも文字というもののサブリミナル的なチカラはすごのもので、
こないだからずーっと〝しゅうくりいむ〟を久しぶりに食べたいなあと思っていて。
なんだかんだでちゃんと洋菓子店に行くてなゆとりのない日々だったもんで、
それほど安っぽくないのをコンビニで見かけて一つ買ったのがたしか先週の水曜日。
お茶の時間にでも食べようと研究室のミニ冷蔵庫に入れて、
あっそういや今日は午後2時から打合せだったわとパタパタ出かけて行き。
そこから今日この時間までの〝しゅうくりいむ〟にまつわる記憶がいっさい無いということは。
まだあるんだな、ミニ冷蔵庫ん中に。
もう、間違いなくもったいないおばけに祟られるわ。
ホントごめんなさい。