別宅暮らしもまもなく6年目に突入しようというのに、
ここにはいまだに、バターナイフというものが、ない。
チョップスティック族としては、
スプーンやフォークに比べて圧倒的に使用頻度が低いのがナイフの類。
なかでも、食事やデザートのためでもない、パンにバターを塗るためだけのナイフって、
ちゃんと買っておこうという動機がほぼゼロ。
バター塗らないパンもよく買うし。(というか塗るパンのほうが珍しいかも。)
何を隠そう、この5年間(初めちょびっとホテル暮らしだったけど)、
非の打ち所なくバターナイフの役割を果たしてくれているものがある。
アイスクリーム用のさじ。
あの、アイスを買うとお店の人がくれる、薄紙の袋に入った平たい木のさじね。
これでばっちり。
超オススメ。
・・・とか言いながら、本宅に帰れば2本あるんだけどね。
土日仕事の代休とかがずれ込んできての四連休。
一日一作な感じでヤマト三部作を鑑賞してみました。
いやぁ~、細かいことが色々と無かったことになってる第三作「永遠に」の潔さよ。
自分で映画館に行ける年ごろではなかったのでリアルタイムで観てたのはTVだったけど、
「永遠に」だけは、お年玉でドラマ編のLPレコード買って聴いてたんだったな~。
自分は子どものころから何かと耳で感じ取ってきたのだなとあらためて気づく。
古代君が好きだったのは、富山敬さんの声だったんだなとか。
佐渡先生も徳川機関長もなんだか似てるなと思っていたのは、どちらも永井一郎さんだったからかとか。
正義感あふれるコスモタイガーの加藤君に好感をもったのも、バビル二世の神谷明さんだからだとか。
いまさらながら「さらば」の主題歌はジュリーが歌ってたんだとか。
そして、四十年ぶりに観ても森雪にイラッとくるのはなぜだろう。
ぼちぼち次年度に向けての色々な書類づくりの時期で、
参考文献ねー・・・と本棚を眺めわたしてふと手に取った一冊。
諸事情によりそれはそれは壮大な時間的スケールで積ン読になっているんだけど、
この著者との出会いはけっこう人生の根幹に関わってたりもするよなぁ、という30年近く前の本です。
情報通信技術の新しいのが登場してきたことで、
抜本的にコミュニケーションのあり方が変わったのだということについての。
COVID-19で世界的なパンデミックが起こって、今なお収束していなくて、
またもやものすごい勢いとスケールでコミュニケーションに変革が起こっているまさに今。
逆にこれ新しいのかなと、ぱらぱらと見ていておもむろに奥付ページを開いてみた。
これまたむちゃくちゃタイムリーな間違え方だけど、それはあかんやろ。
「疫病」て。
一瞬そうだったっけと考えてしまったけど、違うよねぇ。
たしか、疫病ではないご病気で亡くなったんじゃなかったかと。
この熟語をしげしげと眺めていて思い当たるのは、恐らくは、だけども、
「病没」もしくは「病歿」の間違いじゃないかね。
字ィまちごうてるだけやなくて、漢字の順番からして逆やけどね。
(思わず京都弁に戻るほどの衝撃よ)
これはあかんよ。
でもかわいそうだから書名も出版社名も出さないでおくね~。
年が明けてから、グングン、という実感があった腰まわりの健康回復。
大吉のおみくじにも病は「治る」とあったのでこのまま全快してくって感じかなと思っていた。
それで油断したとかいうことも何一つなく、しかし今年も8日を過ぎたあたりから再び不穏な調子だったりする。
夜のオシゴトで買い物に行けず七草粥を作れなかったせいですかね。
それともそもそも仕事が始まったからですかね。(どんだけ働きたくないねん)
はたまた冬将軍がちょいちょいちょっかい出してくるせいですかね。(山陽とか瀬戸内つっても全然気候温暖なんかじゃないから)
腰には常に大きいカイロ貼り付けて(桐灰さんありがとう)、
夜な夜な「くすり湯」で芯からあったまって(ツムラさんありがとう)、
なんなら一人暮らしで料理はすべて電気だというのに月6千円超えのガス代をものともせず毎晩のように追い焚きまでしているのに(○ろしまガスさんどうにかして)、
それでも不穏な気配が漂うほどに冷えるなんてことはあるんだろーか。
あ、もしかして。
あまりにも早い気がするけど12月のうちからすでに‘風邪ではない感じの’くしゃみが出始めておるのだがそのせいか。
なんでもいいから一日も早く元のように、不安なく、平和に暮らしたい。
そして今日も上階の妖怪かかと落としが元気である。
いつものことながら、瞬く間に新しい年も十日が過ぎ。
年明けしょっぱなのうれしい(はずの)三連休の土日は、
ゼミ生たちの学位取得と修了がかかった面接試験のようなもの。
もともと連休感ゼロのところへ、狙いすましてやって来たかのような冬将軍。
一日の最高気温が0℃とか2℃とか完全に冬眠モードの脳みそで厳しく試問。
寒すぎて八つ当たりしているわけではないからねとココロの言い訳しつつ。
今年はまあまあの出来、という気もする担当ゼミ生たち。
こうじゃないのかと指摘したことに一応ちゃんと応えるチカラがあるようなので、
こちらもついつい欲が出る。
だって。
これ、未来永劫、キミたち自分の名前とともに文字として残るものだからね。
恥ずかしいところがあるまんま語り継がれるとか、普通にイヤじゃんか。
そう思って、ちょっと本格的な質問をしたらば、
答えられなくなってしまった人もいたりして。
ちょっとかわいそうだったかな、が半分。
どうにか答える努力を放棄してしまったのはちょっと残念だわ~、が半分。
さて、次回のゼミが、乗り越えて飛躍できるかどうかの試金石だな。
年が明けて四日目、正月休みは残り二日。
世の中の人はみんなもう働いてるけど。
真面目にお雑煮とおせち的な三品を作ったり、
人と接触しないように裏道を歩いてお昼どきに近所の神社へ初詣に行ったり、
この日のために楽しみにとっておいた‘Nintendo GAME&WATCH SUPER MARIO BROS.’ に励んだり、
知らないうちに貯まってたポイントで購入した『ごくせん THE MOVIE』観て涙したり、
今しかない花びら餅やらふつうは買わない高級バウムクーヘンやらでグルメなおやつタイムでまったりしたり。
相も変わらずおたくライフを満喫しながらも、
クリスマスに学生から泣きが入ってた試験日変更の調整がまだできてなさそうだなと、
いちおうは職場からのメールチェックだけはちょくちょくしておくところなんか、
今年も案外、真面目路線でいってしまうのかしらん。
小さな冒険はいくつかするかもね。
佳い年になりますように。