有給消化だけじゃなくてお役所の規程に基づく夏季休暇というものも取ってください的に注意を受けて、
無理くり3日連続休みを土日の前後にねじ込んだところ、
休み明け江戸からそのまま東北視察に出かけてその帰りにチチ一周忌法要のため京の都のお寺&実家に直行を経て西国へ、
というニッポン縦断スケジュールになり。
たいていこういうハードで長い不在の後の初日というのは、
何をしてるわけでもないのに気がついたらえらい時間が経っているもので。
今日も午後2時過ぎまで飲まず食わずトイレも行かずノンストップだったので、
それに気がついた瞬間に一気に何もかもやる気が失せて。
昼休みのふりして(そのわりには大荷物を両手に提げて)、
本の代金を振り込みに外出したついでにそのままトンズラし。
デパートのクリーニングに喪服を預け、
ほぼおやつの時間に王将の餃子と焼きそばを食らってから帰宅して、
いやずーっと仕事してましたけど?を装って入って来るメールに全部返信だけはしておく。
そうこうしているうちに、ほらね、もう終業時刻でしょ。←イマココ
ま、休め休めと言われて休んだのにその初日の朝から深夜まで卒業生会社訪問アポ取りをやらされてたわけだし。
もう一週間休んだって罰は当たらんかもしれん。
そんなこんなで11日ぶりの窓際では苔玉が虫の息。
明日になったら少しは色が戻ってるかしらん。
近ごろおそらくTO DOが詰め詰めになっているものと思われ。
〆切というものを必ず守ることで定評のあったはずのヒイラギですが。
いや、一応まだちゃんと〆切は守れているのですが。
その〆切直前っぷりがハンパないというか。
なのに今一つ緊迫感がないというか。
15日が〆切だった書き物は前日朝から晩までかかって書いて15日になった瞬間に提出し。
今日は今日で13時からの会議の資料150ページぐらいの読み込みがつい先ほどからで。
しかもあっという間に飽きてこのぼやき記事を書いている始末で。
まあ何とかなっちゃうから態度が改められないのだろうねという自覚もあり。
お昼ごはんは何にしようかな。(こらー)
この間の日曜日。
たまには早いうちに義務的な家事を済ませてしまおうと、
午前中(といっても11時過ぎだけど)にスーパーに買い物に行った。
外は快晴でまぶしいばかりの日差しだった。
買い物を済ませてスーパーの玄関を出てきたら、
傘立てにきつく突き刺しておいた日傘がない。
他には小汚い古びた明らかな雨傘が1本しかない。
ということは自分の日傘と間違えて持って行った人がいるというわけではない。
盗まれた。
記憶が確かならばまだ2年かそこらしか使っていない。
西国に来て初めての夏は白い麻の日傘で、
海辺の町の強烈な太陽光線であっというまに黄ばんでしまったので、
やっぱ白はダメだと思って買った、薄いベージュの日傘である。
そこそこのサイズで蓮の花が刺繍されていて、
紫外線カットだけじゃなくて遮熱もしてくれる裏地が、
変わった感じで(かわず張りというらしいよ)張られている。
連絡ないだろとは思いながらもいちおう受付のおばさんに届け出て、
すごすご帰ってググってみたら、結構ちゃんとした値段のやつだった。
そう、まさにこの日傘の、折りたたみじゃなくて長傘バージョンのやつ。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E6%97%A5%E5%82%98-UV%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%9A%E5%BC%B5%E3%82%8A-%E6%99%B4%E9%9B%A8%E5%85%BC%E7%94%A8%E5%82%98-%E7%89%B9%E6%AE%8A2%E9%87%8D%E5%BC%B5%E3%82%8A/dp/B07CR7356N/ref=sr_1_13?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E6%97%A5%E5%82%98+%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%9A%E5%BC%B5%E3%82%8A&qid=1567909646&s=gateway&sr=8-13&fbclid=IwAR1Nt-BNkmz5VIjv5wp548P15WUFPnpDd-H6aEGxZOXlKsOW5YeDfiz4GlY
何気に来る日も来る日も脳裏によみがえってきて、
かえすがえすも腹立たしい。
広島市中区の、アルク東千田店だなんて、こんなすぐバレそな狭いまちでなぜ盗む。
見つけたら、なんて言って声かけてやろか。
意外と性格しつっこいし、
何といっても最初の職業が職業だけに償ってない犯罪者は一生許さん。
週のど真ん中に代休を取って、
集中治療的に藝術鑑賞にれんちゃんしてきて、
興奮気味にリフレッシュできた勢いで土曜出勤。
なんだこれ。
ホントに働き方改革になってんのか?
水曜日は熊川版『Carmina Burana』
音楽と舞踊の見事な融合。
全盛期の熊川哲也を基準にしたとしか思えない振り付けを、
完璧にやってのけるダンサーの群舞とか。
あり得ないレベルの藝術舞台。
木曜日は出演者のおひとり・ソプラノ歌手の山口佳子さんにド厚かましいお願いをして、
本番前日に急遽席を取っていただくというワガママ贅沢っぷりを発揮。
藤原歌劇団の『ランスへの旅』初日。
これまたロッシーニ渾身の、君主に捧げる超絶技巧尽くしの名作を、
すべての登場人物が軽々と歌いこなしてみせる、
あり得ないレベルの集団藝術。
最高峰レベルの藝術をたらふく鑑賞して、
幸せメーター満タンで新幹線に飛び乗れば、
西の国までの4時間もあっという間だった。
帰宅してネットニュースを流し読みしていたら、
どうやらヒイラギ的最高峰テノール歌手ホセ・カレーラスが、
最初で最後の西国公演に来るらしい。
悩ましい季節がやってくる。
サイフのひもと相談だ。
ここしばらくあたりが良くて、
やだなあと思うような人が隣の席に座るということがほぼない。
時間帯なのか、曜日なのか。
昨日は新横浜から黒っぽい服装に金髪・ピアスのスレンダーな若者がお隣に。
載ってきてすぐにテーブルを倒してポイとのっけた乗車券は名古屋まで。
久々にイケイケな感じで来たかなーと一瞬身構えた。
でも。
こちらに肘鉄くらわせないように気をつけてくれてるなーというのが分かるていで、
おとなしーく隣でスマホの動画に見入っていて。
通路を人が通るたびに組んだ足をほどいてやり過ごし。
そしてその時折組み替える長い脚の先はといえば。
上になるほうの足だけ靴を脱いで、
下になるほうの足に組み替えるたびにちゃんと靴を履く、を繰り返していた。
なんて几帳面。
ひと言も言葉を交わすことはなかったけども、
たぶんいい人だった。
こんな風に人柄が何気なく伝わってくるような場面が、
このごろわりと好き。