いよいよ身近に迫ってきたCOVID-19。
正しい危機感を持てず、
大学からの自粛要請を無視して欧州旅行に出かけ、
帰国後も自主隔離という発想ができずに卒業式にのこのこ出てきたゆるすぎる女子の、
耳元でどやしつけてやりたい。
人の話を聴いてないってことの罪の大きさ、深さが、分かったか、と。
これで高リスクの人と濃厚接触なんかしてたらほぼ殺人だけど、
話半分に聞いておくとしても、まあいちおう、
現段階では無症状で「濃厚」接触者はいない、
というのが保健所の判断らしい。
とはいえ週明け出勤早々、
あらためて自室の開口部をすべて開け放って、
ドアノブやらドアストッパーなんかはエタノール除菌。
そのうえで、窓の左右と部屋の入口のドアをそれぞれ5センチほど開けて執務。
これが意外と寒い。
そもそも朝夕の冷え込みがヨーロッパ並みの瀬戸内海性気候の土地ゆえ。
しょうがないのでウルトラライトダウンを着込み、
風がスースー通る部屋に暖房と加湿器をオン。
なんだろうな。
換気できてるんだかどうなんだか。
ぼやきっぱなしでもやもやさせておくだけというのも不誠実なので、
いちおう結論を。
謎の音の正体は、“外壁打診調査”ってやつの作業音でした。
2時間くらいスタバで粘って、そのあとゆっくり昼ごはん食べて、
それから再び徒歩10分でたらたら職場に戻ったら、
クレーン車にのったおじさんが何やら先っぽに小っちゃい玉がついたような金属棒で、
建物のタイルを撫でまわしたりちょんちょん叩いたりしてましてね。
ホラ、こんなやつ。
(犯人はお前かー!!!)
てな目線で見上げた拍子に、
おじさんとバチッと目が合っちゃいましてね。
すたすたと部屋に戻ったら、
ぱったり音が止んじゃってましてね。
イヤ決してガン飛ばしたわけではありませんから。
まぁとにかく、音の正体が判明してスッキリしたのと、
「小さな玉が転がっていくような」てとこまで聴き取ってるってすごくな~い?とあらためて自画自賛して、
イラッと来てスタバに走ったわりにはご機嫌よく終わった出来事でしたとさ。
近ごろホームズ作品のパスティーシュ小説を読んでいるから、
ということもないと思うし。
COVID-19絡みのどちらかといえばネガティヴなニュースばかり耳にするから、
ということでもないと思うのだけど。
出勤して、部屋で黙々と、珍しく“ながら”もしないで、
今月中に書き上がるといいなと思っている仕事に向かっていたら。
天井からなのか、隣室の壁の上の方からなのか、
妙な音が聞こえ始めた。
細かいトタン板の上を細い棒を滑らせるような、というか。
ネックレスの糸が切れて小さな玉が転がっていくような、というか。
そんな音が、し始めたかと思ったら一瞬途切れ、また始まって、
ということを右へ左へ移動しながら、断続的に、不規則に繰り返している。
打楽器の練習を小さな音でしているとか、
はたまた家具を動かしたり掃除をしていて意図せず立った音とかでもない。
こういうのは、神経にさわる。
特に、音楽家級の聴覚にとっては。
イライラさせられ続けるのもあほらしいので、
職場から徒歩10分かけてスタバに避難。
スーパー店内なのでそれなりに音楽や放送や雑音にあふれてはいるけど、
謎の不規則音に比べると、圧倒的に無視できるのが不思議。
あの未曽有の大災害から9年。
こんな日に不謹慎と言われそうなタイトルですが。
まったく関係ない話題です。
先月、湖北でまったりファミリーツアーで行ったオーベルジュ。
“発酵フレンチ”なる一風かわったお料理が名物で、
まるまる3時間かけてフルコースを堪能したのでしたが。
飲んで食べて談笑しながら、
このうえなく贅沢な時間を過ごした中に、
じつは繰り返し思い出しては笑っちゃう場面があり。
いったいどういうタイミングだったか忘れたけど、
突如ハハ曰く。
「あのパッチンやけどなぁ、
パッチンするタイミングが分からへんのやけど。
どんなタイミングで、いつパッチンしたらええのん?」(すわ、ついにハハにも認知の波か?! しかもこんな突然?!)
(ええーどうしよーどうしたらいいかなー)
救いを求めて周りに視線をはしらせようとしたその刹那。
「おかーさんパッチン使ってんの? どう?便利?」
「うちでもパッチン使ってるよ~。すごく便利やわ」
「それがやね、うまいことパッチンできひんのやけどね」
なぜだ。どうしてだ。当たり前のように会話が成立している!!!
しかも意味不明すぎて、コントとして相当オモシロイ。
気がつけば、隣の席の甥っ子クンと顔見合わせてお腹抱えて大笑い。
何の話かさっぱり分かってないのはどうやらこの二人だけ。
これよこれ、と教えてもらったのは、お風呂掃除のための便利グッズ。
みんなで連発してる擬音語がまさか固有名詞だったとは。
イヤもう、マジで認知症の始まりかと思うから、やめてね~。
「パッチンお風呂ネット」
とうとうヒイラギのいる西国にもやって来たニュースでもちきりの、
Coronavirus Disease 2019、略称COVID-19。
ですが。
どう考えても、とっくに来てたでしょう。
症状出てなかったか。
まさかと思って調べてなかったか。
というだけで。
繰り返しますが。
うがい。手洗い。消毒。よく食べて。よく寝て。
健康で居続けましょう。
そして当たり前の咳くしゃみエチケットを当たり前によく守り、
自分が人に害を与えないように心がけましょう。
江戸本宅から消毒用エタノール瓶持って来といたのは正解でした。
わたしはMJが好きだ。
なんともいえない、この人でなければ醸し出せないこのセンスが、いちいち好きだ。
この人の言動を思い出すと自然に笑いがこみあげてくる。
最近のヒットは、
見逃し配信で観た「新・TV見仏記~東大阪あたり編~」冒頭の、
ワールドカップで盛り上がった、あのスポーツをめぐる、
いとう(せいこう)さんとの掛け合い。
MJの頭の中にラグビーに関する知識がどんなふうにストックされているかがつまびらかになるくだりは、
もはや東大阪とも見仏ともなんの関連も脈絡もなくなってるんだけど、
早送りしようなどとは微塵も思うことなく聴き入ってしまう。
自分の感覚でとらえた物事を自分の言葉で人に伝える、っていうのは、
こういうことなんだろうな、と。
ちゃんと伝わってるし。(少なくともいとうさんとこの番組の視聴者には)
自分を信じるって、大事。
≪MJ式ラグビー用語説明≫
○スクラム:「(拳の半開きみたいにした両手を第二関節で合わせて)こんなんなってやるやつ」
○トライ:「バーン!てやるやつ」
○ゴールポスト:「あの音叉みたいなとこ」