ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

2012年、終了~

2012-12-31 14:11:00 | ヒイラギのひとりごと

――なんだそりゃ。

不覚にも、今朝カーテンを開けた第一声がこれ。
時計を見れば8時を過ぎているというのにまるで夜明け前のよう。

そのぐらい陰鬱とした、低く重い雲が垂れ込めた、大晦日。
悲喜こもごも、吉凶混合、それも大小さまざまあった一年の総決算日らしい空。

2012年の『ヒイラギ日記』は1731回で終了。
来年はどんなペースで書けるかな。

白味噌・丸餅のお雑煮の準備も万端。
華々しい年の幕開けに向けて、さて、大好物のだし巻きを作ろう♪

皆さま 佳いお年をお迎えください。

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明日は大晦日です。

2012-12-30 22:02:22 | ヒイラギのひとりごと

って、TVのニュースをつけるたびに言われてせわしない。

そんなに言われなくても分かってます。
今年はあと二日、冬休みはあと一週間。

今年のうちに的な妙なハリキリ感もあって、
このところ連日、買い物や掃除や片づけやで、
家を出たり入ったり出たり入ったりしていたのだが。

なんですかね。

これ買っとかなきゃってものをわざわざ書き留めていながら、
出たり入ったりするたびに、必ず、きまって、間違いなく、
そのメモだけを家に忘れて出てしまうっていうのは。

そうあくせくしなさんな、という天からの声か、
じゃなければ、年内に買えなかったからといってどうということもないものなのかも、
うん、きっとそうだ、と反省もそこそこにとどめていたのだが。

でもまあ、明日こそは、
メモを忘れても、雑煮大根を買って来ようね。。。

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『のぼうの城』

2012-12-29 20:14:14 | ヒイラギのひとりごと

「第九」を聴きに来てくれた友だちから原作本を借りていて、
下巻の半分くらいまで読んだところで、突然思い立つ。

(よし、このあとの成り行きは観てのお楽しみにしよう)

てことで、行きつけのシネコンで映画『のぼうの城』を鑑賞。
観終った、というか、結末を知った、心の中の第一声は、

(長親、すげー

うん、やっぱり。
人から慕われる人物って、そうなのよね。
威張らない。驕らない。そしていつも遠くが見えている。

それと。
映像は、人間の想像力にはかなわない。
原作も小説というよりは取材ノートっぽかったけど、映画もまた。
TV局が制作したTVっぽい映画だからか、そんな感じがした。

だからというか。
納得のキャンティングは1名。
本貸してくれて、早くに映画も観たカノジョの感想も聞いてみたいな。
くわしくね。

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ジプシーネットワーク

2012-12-28 22:59:48 | ヒイラギのひとりごと

こないだ美容院でお受験の話題になり。
考えてみたら、チチが転勤族だったのでお受験どころでもなく。

受かってて行かなかったフゾクを入れると小学校は4つ。
幼少期の人間関係がブツ切りだったから、
今でも付き合いのあるような友だちは実家周辺にはいない。

中学からあとは、学校自体が3年とか4年で終わりだし、
社会人になってからも、同じペースで関わりのある人たちの顔ぶれがチェンジ。
結局のところ、友だちの輪はそのくらいごとにころころと入れ替わってきた。

それがふつうだと思わざるを得ないライフサイクルだったことが、
年賀状の季節がめぐってくるたびに実感される。
なんというか、まあ、多彩な顔ぶれというか、脈絡なさそな人脈というか。

昔、仲が良かった(良すぎてあらぬ疑いをもたれたこともある)上司から、
辞めてジプシーになるんだとか言ってたけど、ホントにやってのけたな」
って褒められたことがある。

そういう、ジプシー気質の場合、グラノヴェッターの「弱い紐帯の強さ」みたいな感じなのかなー、
などと、またあんまり人に通じないよなことを考えてSNSもやってみたりする。

いつか時間がたーっぷりできたら、分析してみようかな。

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大掃除らしきこと完了

2012-12-27 21:37:07 | ヒイラギのひとりごと

例年になく早々と。

自分で思ってるほど散らかってなかったのか、
自分で思ってるほど完璧主義じゃなかったのか。

明日から10日ほど、まったりオフモード。

いろんな神経ゆるめて、インプットに徹する時間もたっぷり取っておかないと、
創造性とクオリティが落ちるからね。

まずは今夜、シゴトでTV観られなくて半泣きだったヒイラギのために、
同僚がDVDに焼いてくれた『モヤさま』3時間スペシャルを、
チョコパイでも食べながら鑑賞するかな~♪

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来年こそ 2012

2012-12-25 22:01:44 | ヒイラギのひとりごと

18日間の冬休みのうち、今日までであっという間に5日が経った。

最初の二日間は名古屋で取材。
そのあとの三日間がすごい勢いで流れて行ったのだけど
その間にやってたことは、溜まりに溜まった未読新聞の山崩し。

3月の半ばから今日までの、9ヶ月ちょっと分の新聞を、
超スピードで斜め読みして、切り抜いた記事はスキャンして、
すべて片づいたのが、ついさっき。

あとは、今年の分のつまらんDMシュレッダーが、明日半日くらいかな。

去年もこの時期に決意した気もするのだが。

来年こそ、未読新聞とDMを溜めないで暮らしたい。
そうすればたぶん、長い休みをフルにやりたいことやって過ごせるハズ。

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太りすぎはいけません

2012-12-22 20:33:54 | ヒイラギのひとりごと

冬休み突入と同時に、自分の研究のための取材で名古屋へ。

いわゆる“西”とも“東”ともちがう、独特の文化圏なので、
初めてのプライベートでの名古屋滞在は、けっこう前から楽しみにしていて。

街を歩いているだけでも、やっぱり面白い。
めちゃめちゃ勝手な、個人的な思い込みだけど。

まず、女子の下着屋さんが、ハデ。
クリスマス近いせいか、どこもいちばん目立つところに真っ赤なランジェリー。

どこのお店も、店員さんの応対が礼儀正しくてとても丁寧。
ホテルマンも、デパートの店員さんも、コンビニの若いお兄さんも、基本、応対のトーンが同じ。

街ゆくおばちゃんの、細眉率高し。
完全にそり落とした眉の5ミリぐらい上にペンシルですぅっと一本線はプロっぽい。

そして、地下鉄で乗り合わせるおっちゃんは、太っちょ率高し。
降りる駅の手前で身支度して立ち上がっただけで、すでにハァハァ息が切れてるし。

あのおっちゃんだいじょぶかなーと思いつつ、行く先々で観察していると、
わって思う程度に太っている人をわりとよく見かけた。

味噌カツ文化だからかなー。

なんてったって、駅前の大通りの歩道に、おもむろにこんなサンタが出現しちゃうような、
そいでもって、案の定というか、やっぱり、真下をくぐって歩く男子がけっこういる、
そういう文化圏、ナゴヤでした。

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まちかどブラウン運動

2012-12-21 21:39:11 | ヒイラギのひとりごと

大きな駅やなんかはある程度、
たくさんの人が縦横無尽に行きかうことを前提に、
動線というものがあると思うのだが。

どうも近ごろの都会では、
この街の動線どおりに動かない人間が多すぎて、
歩道の端っこをまっすぐ歩いてると思いがけない角度からぶつかられる。

ぶつかってくる他人の多くは、うつむいて、片手にスマホ。
唐突に立ち止まったり、おもむろに直角に方向転換したり、
どこに向かって歩こうとしているのか予測不能な動きをする。

こやつら。
むかし、理科の教科書に載ってた「ブラウン運動」みたいだぞ。

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17日。

2012-12-17 20:46:44 | ヒイラギのひとりごと

漢字の意味をそのままロジカルに解釈してよいのなら、
急逝した親友の、今日が初めての「月命日」にあたるのだろうか。

いまだに何の実感もなく、受け入れられたわけでもない。
それでも、幸か不幸か、ちょうど、息もつけないほど忙しい。
コトの大きさからして「防衛機制」がかなり強力に機能している感じがする。

ただ。
超多忙どうしのすれ違いでここ2年近く会えていなかった。
悔やんでも悔やみきれないと同時に悔みようがないこともどこかで分かっている。

そうであれば。
彼女ができなかった分まで、生きることに固執してやろう。
病気とか、事故とか、天災にも人災にも、どうだまいったか、と見得を切ってやる。

おりしも昨日は、尊敬する恩師の言葉を借りれば、
「国が近く破たんすることが決定的になる記念日」だった。
そんな時代を、生き抜いてやろうじゃないか、と思えるようになってきた。

だから。
待っていてほしい。 いつか貴女のもとへ、どや顔で会いに行けるその日まで。
いつもみたいに力いっぱい手を振って、再会を喜んでもらえるその日まで。

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思考と感情の停止

2012-12-01 23:33:02 | 故障中ヒイラギ

社会人大学院の講義を終えて真夜中近くに帰宅した。

郵便受けに、一枚の葉書が届いていた。

葉書の差出人は、高校生のときからの大親友の、ご両親。

まず一行目に書かれている言葉が呑み込めない。

京都の共通の友人に連絡して、親友のご実家の電話番号を訊く。

それが昨夜のこと。


判明しないまま一夜が明け、ハハに電話して卒業アルバムを探してもらう。

事情を説明していたら、じわりと少し感情らしいものが戻って、涙がこみ上げてきた。

しばらくして見つからないけどと電話してきたハハが、葉書に住所が書いていないかと言う。

なるほど。104すれば済む話だった。

それに気づかないほど、感情と思考が停止した。


夜になってようやくご両親と電話がつながった。

信じられないことがリアルなことなのだと、お二人の声が教えてくれた。

受話器を握りしめ、お父様の声を聴きながら、とめどなく涙があふれた。


高校時代、ともに舞台に立ち、ともに大学へ進み、ともに都会へ出て、
刺激し合い、語り合い、笑い合い、ときに励まし合い、讃え合った親友が、
急逝した。

互いに多忙を極め合い、ここ1年ほどどうしても会うことがかなわなかった。
いま、声を大にして彼女の名を叫びたい。
あまりにも密度の濃い人生を、あっというまに全力で駆け抜けた、
世界中に自慢したい大親友の名を。

飯田仁子。 彼女の名を。

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