政治の話はタブーな家庭に育ったヒイラギ、
滅多に人前でコメントすることはないけど、
さすがに昨日の今日が台風というのも象徴的
、と思いながら、
寝冷えしたらしく、朝からお腹の具合もミニ台風。
内も外も吹きすさぶ嵐のなか、
知り合いの先生に声をかけてもらったので、
社会起業家をテーマにしたクローズドの会合に出かけた。
13時から18時までって予定もそもそも長いけど、
案の定、話は尽きなくって、延びるわ延びるわ。
結局、会場を出たのは19時30分。
間でわずかに10分間のコーヒーブレイクがあっただけ。
イヤ、さすがに6時間半はキツイ。
こんな仕事してる手前、集中力は人より続くほうだけど。
せっかくの濃い議論も、最後の1時間ほどはほとんど記憶ナシ。
頭のなかまで台風だわ~・・・
博士論文を書きながら、あなたのDVDを観ていました。
故・筑紫哲也氏が前説をやったあのライブの。
はにかんだように笑う、メイクの奥の優しい優しい目と、
無邪気ないたずらっ子みたいな舞台裏の姿と、
あまりにも長い間、ずっとずっとそばにいてくれたその声と。
♪上を向いて歩こう 涙がこぼれないように♪
あぁ、その歌さえ、長く、あなたの歌だと思って育ってきたのです。
分かれ道で迷ったときは、いつもどこからかあなたのその声がした。
これからは誰の声を頼りに歩いていけばいいんだろう。
涙が止まらない。
頭では、分かっていたつもりだったのに。
本当にもう、会えないんだ、っていう気が、やっとしてきた。
二度と聴くことのできない、いつものお別れの言葉を、
あなたに返さなければいけないのですね。「どうもありがとう。 愛してます」
何から何まで君が分かっていてくれる
僕のことすべて分かっていてくれる
離れ離れになんかなれないさ
(by King of Rock
)
体組成計というものを買った!
この夏、痩せすぎ解消のため草食系→肉食系にシフト。
たらふく焼肉食べて消化しきらないうちなら、やっとこさプラス2kg。
でもがんばった割に空腹時体重は2ヶ月かかってどうにかプラス1kg。
太れない、っていうのもなんか気になる、と思って買った体組成計。
さっそく測ってみた。
・体脂肪率 19.1%
・内臓脂肪率 2.5レベル
・筋肉量 40.0kg
思いのほかの〝細マッチョ〟体型らしきデータに続いて、
最後に表示された診断結果は――
【体内年齢 19歳】
スバラシイ
記念に、もいちど書いとこう。
【体内年齢 19歳】
ふふん、無理に太らなくってもまぁいっか♪
道路の真ん中に靴がきれいにそろえてある。
ごくたま~に見かけるこの風景、
決まって思い浮かぶ言葉は、“飛び降り自殺”。
まったいらだけどね。 どこにも飛び降りられないけどね。
愛車を土足禁止にしてるひとが、
うっかりそのまま走り去っていったのね~的なこの風景の、
昨日見かけたのは、新バージョン。
きれいにそろえてあるのは、男もののサンダル。
(まぁ大体こうゆうことやらかすのは男性みたいだけど)
その片方のサンダルに、ペットボトルが立ててある。(お供え?!)
不謹慎なほど天真爛漫な脳ミソでは、
反射的にこう思ってしまったのだけど、違った。
両手にストック持った学生クンがやってきて、
サンダルのペットボトルをがぶ飲み。
足元をみれば、短いスキー板に小っちゃい車がいっぱい付いた、
インラインスケートのスキー版みたいなのを履いてた。
なーんだ。
夏休み中のキャンパスは、かくも平和なり。
・・・あれって、坂道のぼれんのかな~
「Nokia Booklet 3G brings all day mobility to the PC world」
http://www.nokia.com/press/press-releases/showpressrelease?newsid=1336683
少しは気が晴れるようなニュースは無いものかしらん、
と昼休みにサーチしてて発見!
AtomとWindows搭載でモニタは10インチ。
この大きさで重さ1.25kg。
できれば250~260gぐらいダイエットして欲しい。
でも写真を見る限りではデザインもスッキリお洒落なさすがのNokia。
これならトラックポイントぢゃなくてもガマンする。
スペック詳細は来週のイベント発表までお預けらしいけど、
めっちゃ気になるなぁ。
日本では売らないのかなぁ。 売らないんだろうなぁ。
ケイタイの販売撤退したぐらいだからなぁ。
まさに、こういうセンスのモバイルPCを求めていたんだけどなぁ。
↓
↓(日本語の報道はこんな感じ)
「NokiaがPC市場に進出 Windows搭載の3GミニノートPCを投入」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/25/news024.html
『AIDA』の稽古に出ると、どうも、異様に疲れる。
疲れの度合いに反比例して、充実感がない。
というか、稽古をしたという実感が残ってない。
まー、先生の喋ってる言語が分かんないから、
2時間半ひたすら聞き流してるということがあるにせよ。
なんだかなー。
今期デビューの新しいオペラ仲間さんも、発声しながら、「“まわす”って意味が分かんない」
とってもおとなしくて上品で優し~い彼女の口から、端的なひと言。
ね。 分かんないですね。
「回さなくっていいから普通に歌ってください」っつー、
その“普通”って何。
「何もしなくっていいから普通に歌ってください」って何。
パートごとに順番に譜読み。
四分の四拍子で付点二分音符なのに、4つ数えて伸ばさせてるなー、
だーれも何にも言わないし、ここはそういう風に歌う慣習なのかな、
なんて思ってるうちに、テノール、バリトン、バス、ソプラノ、と来て、
さて、アルトの番。
勝手にみんなを代表して、楽譜どおりに3拍でぶっつり切ってみる。
1回目はスルー。
2回目は、ヒイラギの周りの仲間も2,3人加勢してくれて、
長く伸ばす人と短く切る人がいるな、ってことには気がついたみたい。
アルトだけは途中から3拍になった。 めでたし。
でも他のパートにぜ~んぶ4拍で教え込んじゃったことには気づいてない。
全員で合わせてみたら、まぁ大変「違います違います、みなさん、次の小節まで行っちゃってます」
彼のなかでは、合唱団の覚えが悪いことになってるし。
あぁぁ、これで疲れちゃうんだな
「職業=表現者」の言ってることが分かんない、って、ストレスだ・・・
師匠と先生とで最低でも常に新しい曲を3曲は抱えていて、
演奏会の予定があるときは出演曲がさらにいくつか。
というのが言い訳なんだけども、
渡されている曲の存在を忘れていることがある。
特に、どちらかの稽古が長く休みのときが危ない。
先生の稽古が夏休みだった8月の3週間、
手つかずで放置してたらしい1曲を発見。
難しい曲ではないけど一応、と一通りさらってみる。
その歌詞に、ハッとする。
ヒイラギに合う曲を、と先生が選んでくれたに違いない。
先生、忘れててごめんなさい。
雲にかけはし 霞に千鳥
およびないとて やめるは愚痴よ
学びの道に入り進み
智慧はその身の寶にて
雲の上まで昇らるる
道ある御代の嬉しさよ
(景井秋一作詞「雲にかけはし」)
「アレ、手はもう大丈夫なんですか?」
ヒイラギの左手を一瞥して、
行きつけの美容院の見習いさんがかけてくれた言葉。
〝ずっとサポーターしてたの、取れたんですね〟って。
びっくり。
ほんのちょっとお手伝いしてもらうことがある程度だったし、
いつも黙々とやってくれてて、おとなしい雰囲気の人。
でも、ずっと気にかけてくれてたんだ。
ひと月かふた月ごとに来る、ほとんど話したこともないお客のこと。
もいちど、びっくり。
こういう優しさって、グッときちゃうなぁ。
流れでバイクの話になり。
ヒイラギが昔乗ってたマシンの名前を聞いて目をキラッキラさせちゃうあたり、
普通にまっすぐで、すごく素朴な感じ。
都会のどまんなかの、カッコつけて気取りがちな業界なのに。
なんかほっとした。
<本日のおまけ>
本日の歌舞伎座で素敵なアドリブ。
中村屋の生き字引で名物役者の小山三(こさんざ)さん、
一昨日のお誕生日に卒寿を迎えられたそう。
90歳で、ハードな歌舞伎の舞台に現役で立っている役者さん。
すごいのだ!
BGMの助けを借りたとはいえ、
ひたすら論文に没頭できた集中力も、
連続6日が限界だったらしい。
仕事の難題がどっと降ってきて、
対応に追われるうちに日が暮れて、
研究室を出た瞬間にふっつりと途切れた。
思考はどこかに飛んでったまんま、
身体が勝手にスケジュールをたどるのにまかせて、
とにかく決まった時間を食いつぶす感じ。
人と会ったり話したり歌ったりしたことは憶えてはいるけど、
自分で行動したっていう実感がほとんど残ってない。
このメリハリはすごいなー。
でも今日はもう寝なくちゃ。
ゴムが伸び切って、縮まなくなる前に。
先週の土曜日からこっち。
博士論文の修正作業におどろくほど没頭。
ここひと月ほど悶々としていたのがウソのように、まぁはかどること。
悩みに悩んでいた「第2章」の出口も、なんとなーく見えてきた。
今週、いつもと違っていたことといえば。
とり憑かれたように〝The Style Council〟を聴いていたこと。
ぶつぶつと口ずさみながら聴いているわりには、
頭ではちゃんと論文修正の作文を考えていて、
いつもより筆が着々と進んでいる。 あらフシギ
すごくリラックスできてるのに、思考が冴える。
巷で騒ぎのおクスリよりも、よっぽどスバラシイ