日曜の朝から夜までの12時間かけて、
学会のホスト地(校)というシゴトが一つ終わり。
事後処理みたいなことはまだ少しありつつも、
大きな山は越えて月・火はお疲れ休み。
しかし週明けの平日二日間を休んでいるとですね、
当たり前のようにというか狙った感じでみんなメール攻撃してくるのね。
それもゲスト対応とかスケジュール調整が必要なけっこう急ぎの用件で。
学会の事後処理のやり取りが思いっきり佳境に入ったタイミングで。
皆さんご承知と思うがグレやすい性格なので。
メール来てるの分かってるけど日が暮れるまで放置プレイ。
だって今日休みだもん。
だってもらった柚子の皮むき・果汁しぼり・冷凍・皮ジャム作りが終わらないんだもん。
しかしなんだか冷えるなぁと顔を上げたら、
日が暮れるまでまだ何時間かあるはずなのに夜みたいに真っ暗。
分かってて放置するくらいならとっとと返事してあげなさい!
ていう天からのメッセージだなこりゃ。
ちぇ。しょうがないなぁ。
はーい。。。(しぶしぶ)
来年に向けての相談期間が始まって、
ぽつりぽつりとアポイントのメールが来始めました。
メールに明記してほしい希望ポイントは2つ。
日時と、対面かオンラインか。
この2点を明記してメールください、
とアナウンスしてあるのですが。
今日の午後にしれっと舞い込んだメールは、
相談したいということと、在室予定カレンダーを見たということと、
「○時からいかがでしょうか?」
と書いてある。以上。
(・・・・・・・・・。)
えっと。
それで?
ちなみに、公開している在室予定カレンダーは12月と1月のものです。
このところ身の回りの諸々に重ね合わせながら観ていた『小公女セーラ』。
全46話の無料配信が昨日いっぱいまでだったので、
昨夜はラスト2話を画面にかぶりついて視聴していました。
返す返すも波瀾万丈すぎるロンドン生活のスタートだったよなぁとかみしめつつも、
一つだけしっくり来ないのはやっぱり、ラビニアですね。
最後の最後まで、頭を下げて謝るということを断固拒絶している、
後悔するとか自分を振り返って反省するということがカケラもない、
唯一の登場人物。
ミンチン院長ですら、第45話一話分たっぷり使って、
泣いてわめいて悔い改めたのにねぇ。
そんなラビニアを許して受け入れるセーラ。
どんだけ寛容。 どんだけ鷹揚。
ピンポイントでそこだけもやっとしつつも、
ラムダスさんの肩の上からおさるのスーリャまで手を振ってるラストシーンに癒されて、幕。
良かった良かった。
めでたしめでたし。
「面倒くさいヤツに限って寄ってくる」
というナントカの法則みたいな状態に閉口している。
修了生&現役生&教職員のための同窓会に、
私は入りません!とわざわざ宣言してまで入らなかったくせして、
子どもの進路相談をしたいからとかいって、
ヒイラギが担当した元教え子の連絡先を教えてくれと、
同窓会組織の幹部であるヒイラギに頼みに来る、
とか、
ヒイラギが担当予定の授業が終わったあとの、
休憩時間を挟んでさらに次の授業が始まって10分経ったあとという時刻に、
学生との面談を設定しているけど大丈夫だろうかという、
はっきりいって学生ですら迷わず判断できそうなことを訊きに、
わざわざ入口側の半分を消灯して遅い昼食中の部屋をノックしに来る、
とか。
コトの善し悪しとかさ。
あんた、その専門家名乗ってるんでしょ。
観察力とか理にかなった状況判断とかさ。
あんた、それ教える立場でしょ。
頼むわまじで。
めんどくさすぎてイライラするわ。
シリーズ3の無料配信が今日までだったので、
昨日の昼休みに最終話の残り3分の1を消化。
英国制作のドラマは好みのミステリーものが多くて平均して面白い。
でもこれはJeremy Brettのシャーロック・ホームズや、
ちょっと前に観てた『Confession』とはだいぶ趣が違う。
なんというか、観ていてとか、観終わって、
謎が解けたり犯人が捕まったりして満足するというのではなくて、
よくまあこれだけ誰一人本当のことを言わない、
誰一人信用できる人物が登場しない、
もうどうしたらいいのか分からないばかりのストーリーを映像化できたもんだ、
というような後味の警察ものドラマです。
シリーズ6まであるらしい。
無料配信になったら、また続きも観ちゃうんだろうな。
日曜の昼下がり、がっつりお出かけ時間帯のがっつりお出かけエリアにお出かけ。
いちばんの目的は東急ハンズのランチボックス売り場。
職場周辺の食事環境のあまりの劣悪さに業を煮やして保温容器を買いに。
万引き防止の見張り役よろしく陳列棚の整理を装って近づいてくる店員を華麗にかわしつつ、
隅から隅まで丁寧に物色してサーモスの300cc容器ミッフィーちゃん柄をGET。
それでもここまではご機嫌よかったのですよ。
行きつけのデパ地下の生鮮食料品コーナーで夕食の材料などカゴに入れて、
レジに並びに行きましたとさ。
左は年季入ってそうなベテラン風おばちゃんのレジに、会計中のおばあちゃんと、その後ろに1人。
右は初々しいまでに若くて大人しそうな女子のレジに、レジ打ち終わりかけ1人と、その後ろに1人。
まあ似たようなものだけど、
左ではおばちゃんがおばあちゃんが並べた小銭にかがみこんで何やら話してるな~、と、右に並ぶ。
左のレジでじっと待ってるのは高そうなスーツのマダムだけど手に持ってる買い物は割引シールが貼ってある大きな丸い厚揚げ1個だけなんだな…、
などと人間観察しているうちに、こっちでレジ打ちが終わりかけだった人は終了して、前に進む。
自分のカゴをレジ台にのっけつつ、脇の棚の丸餅の小袋はいくらなんだろーと凝視しているうちに、
前の人の会計もさっさと終わった。
と、左のマダムはまだ厚揚げ1個を手にじりじりイライラもじもじしながら待っている。
――あの、よろしかったらお先にどうぞ。
こんなよそ行きのお洒落なスーツで20%引きの厚揚げ1個を買いに走ってきたマダム。
に、くらべたら、別に急いでるわけでも、何かよほどの事情があるわけでもないので、お節介してみた。
返ってきた反応は、
「あっそう、じゃ、先に。」
そして一度も振り返ることもなく、20%引きの厚揚げ代を払って小走りに去っていった。
・・・・・・・・・・
やっぱり何かよほどの事情があって20%引きの厚揚げ1個を買いにデパ地下に来たんだろうけどさ。
そこは人として。たったひと言、ちゃんとこちらを向いて言ってくれてもいいんじゃないのかなぁ。
別にいいけどさ。
即座に「ありがとうございます! 申し訳ありません!」て言ったのが、
隣のレジの手間取り具合をちらちら気にしながらレジ打ってた彼女のほうだったことにももやもやするし。
あのマダムに子どもとかいるのかなぁ。
どんな大人になるんだろうなぁ。
“ありがとう”と“ごめんなさい”は幼稚園で習っただろ!と、
「ひとつ屋根の下」であんちゃんが怒ってたのを思い出した。
今日は、世にも珍しい、とある『ヒイラギ日記』読者さん=元同僚に向けて。
この間お江戸で2年ぶりに再会してのおしゃべりの終盤、
じつは今こんなことを考えていると話してくれたことと、
もしかしたら、なんとな~く、うーっすら、つながるヒントがあるのかも、
と思った本のご紹介。
稲村雄大著
『もっと学びたくなる経営学』
千倉書房
真面目な出版社から出てる真面目な内容の本なので、
2,400円+税という、気軽に買う値段でもないのだけども。
終始、著者が穏やかに話しかけてくれてるような文体で、
具体例をふんだんに盛り込んでウルトラスーパー分かりやすく書いてある。
経営学なんて何も分からんしむしろニガテ、という人でも、
読み聞かせを聴いてるような感覚で読めると思う。
読み進めながらしばしば、そして特に第8章を読みながら、
この間の会話を思い出した。
戦略の話が書かれている章なんだけどね。
こんな考え方、あの話とどこか似たとこあるような。。。
なんなら立ち読みしてみてくださいやし。
《おまけ》ちなみに、まさにこの第8章のどこかに一箇所だけ脱字アリ。なんかこういうの、パッと見つけちゃうヤな性格なんだよな~…
長きにわたる感染防止活動の一環で職場の食堂も売店も閉まりっぱなし。
かといって近隣に飲食店があれこれあるわけでは全然なく。
むしろコンビニしかないぐらいの勢いでもともと常からランチ難民状態。
こんな環境ではさすがに働く人々の福利厚生がなっちゃいないと気づいたか。
週一回だけ試験的にキッチンカーが来るというお触れがあったので。
さっそく初日に偵察してガク然。
キッチンカーってさ、あれでしょ、
ガパオライスとかオーガニック野菜のランチBOXとかオサレーな感じで目の前で作ってくれて、
それでお釣りとか面倒だからワンコインで、みたいな♪
わくわくしながらのぞいてみれば。
ソーセージカレー、ですかぁ。
ソーセージが3本も載ってるのはいいけど、野菜の姿が見えないな。
サラダ付きとかじゃないんですかぁ。
あれ? 後ろでおじさんが手にしてるのはレトルトカレーっすよね?
昨夜から仕込んだ特製ルーとかじゃなくてレトルトお湯で温めるだけ?
むむむこれでワンコイン。
ライスの量はたっぷりだけどさ。
たっぷりすぎて半分タッパーに詰めて持って帰って晩ごはんにするけどさ。
半分のライスでもカレーが全然余らなかったんすよ。
で、いまになって思い出したけど、福神漬けもらっきょもナシなんだねー…
なんだろう、この学園祭感。
なんだろう、このぼったくり感。
ちなみにソーセージカレーのほかは、
ポテトフライ、さつまチップス、チーズドッグ、そしてバナナ。
嗚呼このランチ環境の貧しさよ。
温かい食事ができないってなんだかとてもわびしくなる。
今さらこんなにも「小公女セーラ」に共感する理由のひとつ。
今月の後半から少しだけスケジュールが変わると休みにくくなるので、
祝日と代休をちょろっとくっつけて四連休。
本宅にいるときしか会えない人に会い、
本宅にいるときしか行けない場所に行き、
本宅にいるときしかできないことをする、に専念中。
ひとつだけ、本宅にいるときでなくてもできるけど力を入れているのは、
世界名作劇場「小公女セーラ」の鑑賞。
ギガ気にしないでいいから、てことでは本宅にいるときしかできないし。
やっとお隣にインドから引っ越してきてくれたところ。
ムカムカ。もやもや。ハラハラ。じりじり。
がんばれセーラ。奇跡のハッピーエンドまでもう少しだ。