激ムズ荷造り

ぼつぼつ始めておかねばと、
スーツケースをぱっかり開けて部屋の真ん中に置いてあるのだけども。

あっちとこっちで同時に生活してるせいで、
〝いつものアレ〟と思って持ってく物を放り込もうと思っても、

はた！

と手も思考も止まる。
それもたびたび。しばしば。

〝いつものアレ〟の中のあれはどっちにあるんだっけ。

場合によってはどちらにも同じものが揃えてあるから、
なおややこしい。

〝いつものアレ〟の中のあれはどっちを持っていこうかしらん。

ほとんどパラレルワールド。
でももう出発まで江戸には帰んないから残りはぜんぶこっちか。

かえせー もどせー

超不安定なころからの相当年季入ったWindowsユーザーなので、
しつこいくらいにあらゆるファイルのバックアップを取ることにしていて、
大事なものほど更新日時を確認しながらデータを扱っている。

なのに。

先週まるまる一週間かけてほとんど出来上がっていたハズの、
十日後には発表しなければならないハズの、
プレゼンデータがよりにもよってまるっと見当たらないとはどうしたことか。

ラストのThank you for your attentionスライドから遡って、
われながら感動的なプレゼン原稿を書き上げて、
あとはスライド画面を何枚かざくざく作れば完成、だったものが。

ない。

こんなに具体的に作成プロセス記憶しているのだから決して幻覚ではないのに。
久々の顔面蒼白。
というかもはやブログ書いてる場合などでもない事態だが。

そういえば先週一週間どういうわけかラップトップが不穏な動きはしていたが。

T芝■イナブックのせいなのか。
▼イクロソフト●フィスのせいなのか。

時間と労力はあきらめてあげてもいいけど、
原稿だけぜんぶ返せー！！！！！！！

まだ信じられないが

両手の指に余る回数の転職人生のなかで、
６年間も一つ所に勤め続けたのはここだけだったというところで出会い、
たいそうお世話になって、たいそう可愛がってもらったかたが、亡くなった。

ちりほども思いがけないかたの訃報が、
同じようにただ茫然と接したのに違いないご友人の一人から、
行間の広いたった数行のメールで届いたのが昨日の夕方５時過ぎ。

思えば、始まりは９０年代だった。
世の中にも自分にも、若さと華やかさとまだまだ途上の未熟さがあった日々の記憶が、
突然、白黒写真のネガフィルムか何かみたいに色彩を失ったような。

なぜかなぁ。
同い歳の大親友が急逝したときよりも、
えもいわれぬ心細さ。

こんな日が来るのは、
もっともっと、ずうっと先だと思っていた。

切り替え

先週、梅雨入りとともに、
Ｑ５（第５クォーター）の担当講義がどうやら無事終了。

出席コマ数が規程に足りず救済措置を講じたばかりの人がトドメに風邪で休んだり、
明日それはそれは大変な試験があるから今日は早く帰りたいと泣きつかれたり、

そんなこんなはあったのだけれども、
１期生の半数という想定外の人数に個別対応を貫いたジブンとしては。

よくできました。

そして間髪いれずに今週からＱ６がスタートで、
担当講義は曜日が一個前にずれるので。

間を一週間あけずに次の科目。

むーん。。。
頭の切り替え、気分の切り替え、パワポのデザインの切り替えなどに追われる日曜であーる。

それにしても。

最終講義終了した瞬間の、
学生からの拍手と「先生、一緒に記念撮影しよー！」にはおどろいた。

マスターのとき、そんなことやったかなぁ。
先生たちに悪いことしたなぁ。