晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

正月の行事から  1/10

2012-01-10 | 日記・エッセイ・コラム

2012.1.10(火)晴

 今年の目標
 ドッグランどの完成
 「上林のこと」第一号の出版
 玄関前室の作製

 還暦同窓会
 1月3日福知山のマリアージュで三和中学校の同窓会が開催された。5年おきに開催されていたのだが今回は還暦に当たる年なので少し賑やかに開催されたかな。衝撃は150人の同窓生で既に9人が他界していること。60才で6%の死亡率というのが高いか低いかは別として、同窓生のうち9名の人生が既に終わっているというのは衝撃である。P1000722
 
還暦ったって若いわなあ。


 長寿の時代となって還暦と雖も若手になるのだが、死というものが自分とはまるで関係のない世界のことのように思っていたのがそうでなくなってきたのは事実である。5年ごとの同窓会を3年にしようかという意見が出ていた。
 いずれにせよ還暦とは死の準備を始めるときである。黄金の棺桶でも作るか、千坪の墓園を作るか、若い嫁さんに莫大な遺産を残すか、子供達に血で血を争う財産を残すか、何でも良いぞ。一世一代の絵画を描いておこう、いや彫刻がよいかな、いや作曲、いや小説、うーむそんな能はないなあ。
 間違っても死の向こうに新たな人生があるだろうとは思わないことだ。
The Endてえのはそういうこと。

 宮講
 この時期自治会で宮講というのがある、今年は9日に行われた。自治会の神社は河牟奈備神社と葛禮本神社と分かれているんだが、合同で宮講が行われる。1時間は講師を招いて人権講演会、拝礼の後会食をするというものだ。
 講演をされたのは毎日放送でテレビディレクターをされていて定年され、やがて地元にUターンされようかという温井甚佑さん。昨年も現役中に作製されたドキュメントをビデオで見せて貰い興味を持っていたところである。よく深夜に放送される社会派のドキュメントである。代表作は「神戸新開地幸福荘界隈」というもので、これは見ていなかったが他の作品は二つほど見たことのあるものだった。
 2005年に製作されたドキュメントのシナリオやエッセイなどで満載の「神戸新開地幸福荘界隈 たかがテレビされどテレビ」という本を出版され、「差し上げますよ」というありがたい言葉に、今日氏の生家を訪れた。
 わたしの川合の生家と同じように坂の上にあり、北西向きのためか通路にも庭にも多くの雪が残っていた。ご母堂がおられ聞いてますよと云って立派な本を出してこられた。私の名刺を見て、「小原四郎先生はご存じですか」とおっしゃって、川合の話となった。小原四郎先生に師事されたそうだが、先生は「丹波の話」磯貝勇著(2009.7.12参照)に登場する著名人である。P1000776
 
いただいた本、じょんのびにも置いておきマス。


 温井さんの作品一覧を見ているといくつか見たことのあるドキュメントがあった。強烈なポリシーがないとあのような作品は作れないと思うのだが、講演は短時間でもありあまり当たり障りのないものだったので、いつかお会いしたらそんなところも聞きたいと楽しみになるのだった。P1000774

同じ町内でも違う景色は新鮮。

【作業日誌 1/10】
薪割り

今日のじょん:雪解けったって、又降り積もるだろうけど、とりあえずほっこりする。問題は同時に出てくる犬のうんP、念道橋もうんP橋となってしまう。P1000773 


 
 


 

 

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