晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

痰のつまりし 12/11

2010-12-12 | 日記・エッセイ・コラム

2010.12.11(土)曇

 テレビドラマはあまり見ることはないのだが、「坂の上の雲」が始まるというので楽しみにしている。自転車旅行で松山を訪れたのは2007年4月27日で一泊だけして大洲に向かった。GWの都会松山は好きになれなかった。というより長旅を続けていて、都会に嫌悪感さえ憶えるようになっていたからだ。地方の小さな町や田舎の村々では訪れても自分の主体性が感じられるのだけれど、都会だとなにかお客さまみたいでよそよそしく落ち着かない感じがする。だから松山より大洲や宇和島がいいわけだ。
 ところが松山を訪れた時は特別な日であった。私が松山を後にした28日に坂の上の雲ミュージアムがオープンしたのだ。記念だし行ってみようかと思ったが、行列と人混みできっと嫌な思いをするだろうと、正岡子規記念館を訪れたのである。予想通りがらがらで、落ち着いてゆっくりと巡ることができた。
 「糸瓜咲き 痰のつまりし 佛かな」有名な辞世の句となった糸瓜三句の直筆のものが展示してあり、いたく感激した。Img_4839 Img_4842
 
直筆の糸瓜三句と記念館前の石碑。



「坂の上の雲」は実は読んだことが無く、今後も読みそうにないのだが、妙なことが記憶に残っているので書いてみた。それは高校生の時なんだが、好きな先生でもなくむしろ嫌いなタイプの先生で、確か世界史の先生だったと思うが単調でおもしろくも何ともない授業の途中に「坂の上の雲」の話が出たのである。「先の大戦は日本の侵略戦争だが、日清日露の戦争は様子が違う。大国から日本を守る戦争であり、日本人はもっと自信をもたなければいかん。「坂の上の雲」はそういうことが書かれているから読んでみなさい。」というようなことを言われたと思う。その先生について憶えていることはそれだけなんだが、妙に記憶に残っているのである。

【作業日誌 12/11】
ガーデンシェッド側のパネル作製

今日のじょん:恐怖の朝が来た。ゆうべのままぐったりしていたらどうしようと、こっそり起きてみる。サークルから出てきて尻尾振ってる。とりあえずいつもどおりだが、何となく弱々しい。おしっこうんPをさせるが、おしっこのみ、何も食ってないからまあいいか。散歩に出るといくみちゃんが居るせいか、いつもの元気が出ている。昨日食べていた草も食べない。ぽんぽこぽん、けーとくちんをして朝ご飯をやるといつものように食べる。あーよかった、大丈夫みたいだ。Img_1914Img_1915


散歩とけーとくちん。
 

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