晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

弥仙山に登る 11/23

2010-11-24 | 山・峠

2010.11.23(火・祝)雨

  弥仙山、改心の道を歩くイベントが例年23日に行われているのだが営業日で参加できなかった。今回火曜日の定休となったのでさっそく申し込んで参加した。「改心の道」遊歩実行委員会が主催されているもので、弥仙山を回遊するコースと日置谷(へきだに)に下山するコースがある。改心の道とはいかにも私にぴったりの命名だが、実は君尾山に由来する天狗の改心という伝説から来ているそうだ。元々君尾山仁王門から弥仙山につながっている道のようで、修験の道だろうと思う。
 中上林の観光センターか上杉の総合運動公園に集合し、於与岐の弥仙山登山口にシャトルバスで送ってもらうこととなる。会場では豚汁やぜんざいなど出発前の食事も充分である。Img_1795

会場で焼かれていたイノシシ。


タイム
弥仙山登山口スタート 9:26
於成神社石段下    9:57~10:05
弥仙山頂        10:40~10:47
日置谷コース分岐   11:37
元権現跡        11:54~12:11 昼食
日置谷着        13:15

於与岐も弥仙山も行ってみたいと思いつつ機会が無かったところなので、きょろきょろと観察する。天気が悪いので陰気に映るが、実は明るい谷だなあという感じだ。会場ではイノシシの丸焼きなんかが焼かれていて、いかにもという感がしたが、出発間際に本物のイノシシが目の前を横切り、なんとも臨場感たっぷりである。すぐに左手に水分神社(みくまり)が現れる、女人禁制の時代には女性はここまでのお詣りとなっていたそうだ。Img_1792

水分神社の右の狛犬は子供を抱いている。これは上林の室尾谷神社と同じだそうだ。


 谷川に沿って紅葉を楽しみながら登って行くが、結構急登で寒い朝でもあっという間に汗ばんでくる。143段の石段下でパーカーを脱ぎ上り詰めると於成神社がある。この神社の祭神は彦火々出見命、木花咲耶媛命の子でいわゆる山幸彦である。山頂の金峰神社には木花咲耶媛命が祀られており、水分、於成、金峰という構図は吉野の山上岳の縮図と言われている。このことは弥仙山が修験の山であることを如実に表している。
 於成神社を過ぎると谷筋から離れるようになり、やがて植林の道から闊葉樹の道に変わる。風も強く気温も下がるが直登の山道は汗をかくほどだ。頂上に近づくとさすがに寒くなり、ふたたびパーカーを着る。頂上には金峰神社があり、展望も良さそうなのだが、生憎の天気でよく見えないし、寒いので早々に後にする。つづくImg_1799 Img_1800

頂上の金峰神社と展望。


今日のじょん:山から帰ってきたら、ワンワンと鳴いている。どうも不審者と勘違いしたらしい。じょんだけが留守番しているときは絶対に鳴かないから、かみさんと二人で留守番の時はそうなるのかなあ。それにしてもあの尻尾の振りようは、本当に嬉しそうだ。
     

 

 

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