晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

上林の草刈り 7/10

2010-07-11 | 日記・エッセイ・コラム

2010.7.10(土)晴

 「上林の草刈り」という言葉があるそうだ。ホームセンターの草刈り用具の売り上げは綾部地区が圧倒的に他地域をリードしているそうだし、とりわけ上林は草刈りの盛んなところで、こういう言葉になっているそうだ。私の家族は故郷を離れて40年以上になるが、草刈りに帰ったなんてことは一度もない。ところが上林を離れている人は、まあ感心するほど帰ってきて草刈りをされる。京阪神から車を飛ばして、いまでこそ高速道路が無料だけれど、草刈りだけに経費と労力を遣われるのだ。もっと遠くの方はシルバー人材センターに頼んで、料金を払って草刈りをしてもらっている。しかし歳を重ね、あるいは亡くなって代替わりしたりして故郷の土地が放ったらかしになるケースも増えてきて、草ぼうぼうのジャングルとなり、獣たちの恰好の住処となっている。
 私が小さい頃はどこの家にも牛がおり、毎朝の草刈りは日課となっていて、もちろんその草は牛たちの餌となるわけだ。村の入会地や川の岸などは草の取り合いとなっていたそうだ。刈払い機も無くて鎌一丁で刈っていた時代である。
 こういった循環型農業の循環の輪の一部が切れただけでも、環境というのは崩壊してゆく。100年後の上林がどうなっているだろうか、そんなんわしゃ生きてないからどうでもええわというもんでもないだろう。
 今日は一区の有志で堤防の草刈りである。念道橋の上下約1Kmを刈るのだが、何しろ伸びに伸びた葦である、イタドリは2,3mにもなっているし、漆や蔓性の木も生えている。Img_0991 Img_0992

これを刈るんだって。念道橋の上流と下流。


 我が家の頼りない刈払い機ではテコに合わないのでスームさんに馬力の強いのを借りる。草刈りの疲労はどうも刈払い機の震動にあるようだ、大きな排気量のだとこの震動が少ない。昼まで頑張ってやっつける。大勢の力とは凄いもんだ。帰宅後も勢いを借りて草刈りしようかと思ったが、ビール飲んだらやる気が失せてしまった。

【作業日誌 7/10】
かみさんは庭木の剪定
生姜植え付け(16個につき14個が発芽)
Img_1010 芝刈り機刃の取り替え

今日のじょん:じょんは肩が凝るか?凝るわけ無いけどなぜかコラントッテをしている。私がしているとなぜか肩が凝るのでじょんにあげたわけ。ファイテンだけど、片山晋呉が「これって、外したときに違いがわかるのよね」って宣伝していた。確かに外したときにスッとするんだよね。Img_0995

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