晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

自転車取締について(8) 1/28

2012-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

2012.1.28(土)雪

 かつて飲酒運転での罰金が高額になって物議を醸し出したことがある。厳罰主義の目的は違反を少なくすることだったのだろう。現実に飲酒運転をするドライバーは減っただろうし、飲酒による事故も減ったと思う。ただしこの方法を自転車に適用するのは問題がある。それはやはり自転車には免許制度がないので、教育の機会が無いということが理由である。
 自転車専用道や自転車分離帯などのハード面での整備は望むべくもない。日本の道路事情が悪いというより、自転車に対するとらえ方の問題だろう。
 車両なんだから車道を走れというのも無理がある。それはドライバーの自転車に対するとらえ方の問題である。丸腰で戦場に放り込まれるようなものである。
 さすれば目先の問題の解決策は、自転車も歩道を走るということにして、自転車側の法令遵守、マナーの向上が最も近道なのではないだろうか。近道ってもとても大変なことで、地域と家庭、学校と行政が責任転嫁をすることなく真剣に取り組まないと出来ないことだし、待っていても勝手に出来ることではない。まずはアクションが必要と言うことなのだが。
 上林での自転車走行は何の問題もないと言ったが、子供達の通学だけは大問題である。小学生は徒歩で、中学生は自転車で、あの細い道を必死で通っているのだ。道路は大型のトラックがどんどん走っているし、地元の車でも子供達の脇を制限速度を20Kmぐらい超えて走っている。制限速度以内で走っているとあっという間に追い越される、もちろん追禁地帯である。とにかくこの地域の交通マナーは最低である。せめて子供達の前では紳士的な走行をしてもらいたいと思うのだ。
 道路にしたってそうだ、歩道のないところもある上に、あってもあぜ道のような細い歩道で、もちろん自転車通行可ではないのだが自転車はそこを通るしかない。
 バイパスの話は出るけれども通学路の話は出ない。市議会の選挙にだってそんな話は出てこない。そうでなくても数少ない子供達を、守っていこうという意識はないのだろうか。
 もっとも通学の道路事情の悪さはいずこも同じである。自転車旅行中に通学の児童達の悲惨な状態をいくつか見て記事に書いた。2007.4.10「2号線はたまらない」もその記事だ。Img_4137
 



 国道2号線山口県の写真である。下校途中の児童達とすれ違った後に撮ったもの。子供達はこの溝のような歩道を騒音と埃にまみれて歩いていた。自転車は路側帯を通ることになっているが、前を行くトラックの巾と比べて欲しい。これが天下の2号線である。おわり

今日のじょん:今朝の積雪は10cm、たいしたことは無いのだが、連日なので参っている。だんだん昨年の記録に近づきつつある。昨日9時の積雪が老富(おいとみ)で132cm、五泉(いいずみ)で112cmということだった。
 じょんは相変わらず雪中ぽんぽこぽんで張り切っている。P1000900P1000899

散歩は府道以外は通行不可、その分ぽんぽこぽんで頑張る。

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