晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

冬山の余韻 2/3

2012-02-03 | 日記・エッセイ・コラム

2012.2.3(金)晴

 恐怖の一夜が明け、なつかしい太陽の光で目を覚ます。府道を走る車の音で降雪量も解る。シャーシャー音がしているのでたいした降雪もなさそうだ。それでも昨日かいた後に10cm弱の積雪がある。とにかく今日は一日かけて駐車スペースを作らなければ、、。P1000965

今冬は最低気温は記録したけど、概して気温そのものは高くてつららの形成も少なかった。今朝は冷えたみたい。


 昨日かいた部分は簡単だが、残した部分は3~40cmあり堪らない。既に周りは雪の山になっていて、跳ね上げるのに苦労する。その上今シーズン買った雪ハネのプラスチック部分が割れてきた。一番活躍する用具だけにワンシーズンも持たないで壊れるのはなんともつらい。昼過ぎになってやっと車道が開通した。アルペンルートの弥陀ヶ原の開通のようなものである。やれやれ。P1000969 P1000935 P1000939 P1000953
 




 ニュースで雪かきや屋根の雪下ろしの映像をよく見るが、よく見ると輪かんじきをはいておられるのがいくつかあった。今や冬山ではスノウシューといういわば西洋輪かんじきが主流のようだが、わたしたちの時代は昔ながらの輪かんじきだった。立山の芦峅寺(あしくらじ)のものが逸品だとかで、我が家にもあるので出してきた。紐を用意していなかったので使えなかったが、次に大雪が降ったら使ってみよう。P1000967
 ついでに冬山用品で優れものを御紹介しよう。
 純毛の手袋、登攀用に使っていたので3組残っているが、当時の値段で二千円ほどしたと思うので高価なものだ。今では優れた合成繊維があるのかも知れないが、純毛の使い道は最高である。暖かくしかも濡れても暖かいという優れものだ。そしてよくぞ置いていたというのがオーバーミトン、手袋の上からはめるナイロン製で手の平の部分は滑らないようビニロンで出来ている。これさえあれば手袋が濡れることはない。P1000968
 雪かきの道具だって、冬山ではエンピという平スコップに穴の開いたのを使っていたが今はアルミのスコップを使っている。これは石炭ショベルといって元々は石炭をすくうものらしい。いずれにしても冬山の用具がここにきて役に立つとは思わなかった。

今日のじょん:じょんのび村内はノーリードで好きなように遊んでいるが、散歩道は歩道しか行かれない。念道橋も行きたそうだが、当分行けそうにない。P1000956 P1000962_3 P1000964

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪の新記録 2/2 | トップ | 地名のこと(5) 2/4 »

コメントを投稿