晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

芝生物語猛暑編(2) 8/27

2010-08-28 | 日記・エッセイ・コラム

2010.8.27(金)曇、夕立

 朝は随分涼しくなったが、陽が上がると相変わらずの暑さとなる。何はともあれスミチオンを買いに走る。こうなるとそこそこの量がいるかなあと大瓶を探すが無いようだ。水和剤粉剤の500g袋というのもあるが稀釈の仕方がやりにくそうなので、液剤乳化剤を買う。目盛り入りのポリバケツと柄杓を買い、スジキリヨトウの駆除もお金がかかる。さっそくバケツで40リットルばかし作って、如雨露で撒く。きゃつらはその間ももそもそと葉によじ登って囓っている、たいした食欲だ。飯食って昼寝して、状況を見に行く。昨日からの殺虫剤攻勢でくたばっているのもいることにはいるが、元気な奴は相変わらず葉によじ登って囓っている。ムムムこれはどうしたことか?玄関先の芝生では圧倒的な効果を現したスミチオンがここでは今ひとつである。やみくもに薬を撒くばかりでなく、なぜ発生するのか、どういうところに発生するのか、なぜスミチオンが効かなかったのか検討してみる必 要がある。
 (1)まず発生が多いのは、西日の当たる最も乾燥するところ。水はけが良いためかその部分は妙に生育がよく、いつも他の部分の2,3倍は伸びている。葉が茂りすぎて刈ったときに茶色に変色している部分がいくつかある。Img_1273
 
斑に白いのは幼虫による食害。


 (3)薬剤散布が効かないのは、芝が茂っており、薬剤が直接かかったものは死滅するが、根の間に逃げたもの、最初から根の間に居たものは効果がないようだ。
 (4)葉の周りに白い綿状の卵が付着している。数日で孵化するそうだから、これを駆除するのも効果があるようだ。結構手間だが卵ひとつが数十匹にもなりそうだからやるべきか。
Img_1272  
葉に付いた綿状の卵。


 (5)草勢の有る無しは被害の程度に差が出る。弱っているところは見るも無惨に食い荒らされる。元気なところは食害以上に成長があるから、被害が少ないように見える。しかしそこだから虫がいないとか、少ないということではない。同じようにいるわけだから駆除は必要である。
 (6)高麗芝と姫高麗芝の差は虫の数では同じようなものだ。
 (7)スミチオンの効果について、食害が多くて葉がまばらなところ、元々植生が薄いところは効果が高い。ほぼ100%死滅している。逆に良く生えているところは一部は死滅するが、時間がたてば元気な虫が出てくる。
Img_1270
刈り込んだ部分が姫高麗、芝そのものが蜜に生えており根のふかふか部分が恰好のすみかになっているようだ。



結論として、刈り込みをしっかりしている方が、卵を産み付けにくい、薬剤を散布したときに効果があると言う理由でいいみたいだ。今日はとりあえず姫高麗の部分と入口付近の三角部分を刈り込む。つづく

 【作業日誌 8/27】
芝生広場一部刈り込み
薬剤散布

今日のじょん:夕方に強烈な雷が鳴って夕立が来た。じっかんさんにホタテとサザエを貰ったので吉右衛門を呼んでバーベQをすることになった。ベランダで焼いていると、私たちでも恐怖を憶える雷鳴となった。その中で知らん顔しているじょんはえらい。Img_1268
車の音でかみさんの帰りを察知し、玄関に向かって尻尾振ってる様子、凄いねえ。

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