晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

自転車取締について(5) 1/21 

2012-01-21 | 日記・エッセイ・コラム

2012.1.21(土)曇、雨

 この記事を書くまでに色々な動きがあった。ひとつは大阪浪速区で昨年5月におきた自転車の無理な横断が誘発した死亡事故の自転車運転手を180日間運転免許停止処分にしたことである。そもそもこの事件は自転車運転者取り締まり強化の引き金になったものであるが、自転車使用中の過失について運転免許証の処分が出たのはこれで2件目ということである。
 1件目は以前にもお知らせした、飲酒で自転車を運転し、歩道上の脚立を倒して死亡事故を起こした時のものである。免停180日の処分だったそうだ。
 つまり自転車での違反によって、自動車の運転免許に対して処分が可能と言うことだ。自転車で酔っぱらって、免停になることもあり得るわけだ。運転免許を持ってなければどうなるかって、もちろん処分は出来ない。なんとなく納得いかない人もあるだろうが、運転免許をとる場合に自転車が軽車両ということは習うだろうから、当然その違反事項についても知っているとみなされるのだろう。Img_4021

自転車旅行中で、自動車の運転マナー最悪の都市は博多だった。飲酒ひき逃げの悪質事件があったのもこのあたりではなかったか。
(海の中道大橋、2007.4.7)

 今ひとつは京都の四条通が5m歩道となることだ。烏丸から川端までの1100mだが、現行片側二車線の車道が片側一車線となり、3.5mの歩道が5m強となる計画だ。実はこの区間、河原町通りとあわせて歩道は自転車軽車両通行禁止、車道は昼間通行禁止という事になっている。
 このことって案外誰も知っていないだろうけど、わたしもジテ通時代に買い物かなんかで走っていて、標識を見つけ初めて知ったのだ。自動車専用道ならいざ知らず、自転車が通れない道が京都にあろうとは驚いた。やむなく歩道を自転車を押して通行したのだが、他の自転車は普通に走っていたのを憶えている。確かにこの区間、自転車走行は歩道車道とも困難な道である。しかし天下の大道人も自動車も良くて軽車両だけいけないというのは納得のいかない話である。歩道はダメだから車道を走りなさいというのならまだ話はわかる。
 歩道の拡幅計画でこのことが改善されるのかと思いきや、報道されている内容にはそれらしいことは含まれていない。むしろ車線が減ることでの自動車渋滞対策のことばかり書かれている。P1000842
 
自転車関係記事は切り抜いている。


 京都市ほど自転車通行モデル都市として有効な都市は無いと思う、市長選も近いそうだが、自転車の通行について提言している候補は無いのだろうか。
 
【作業日誌 1/21】
薪割り

今日のじょん:じょんの合羽嫌いは有名になって、着せられそうになると逃げ回っているという風に思われている。実は随分慣れてきて、自分から着せて貰いに来るようになった。好んで着るのではないが「しゃーないなあ」と思っているようだ。着せ終わると相変わらず、「雨降ってじょん固まる」状態だ。P1000840 P1000841

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