いつもお世話になっている美容院では、美容師さんのご友人が作られたジャムが店頭に並んでいます。時々気になるものを買い求めているのですが、四季折々のジャムを眺めているだけで、「ああ、もうこの季節か！」とウキウキした気分になります。
今回は、ジェネバという、中まで赤いりんごのジャムがありました。りんご！もうそんな季節になったのですね。ジャムではありませんが、もう梨も出ているようです。これから続々と実りを堪能できそう。忙しい芸術の秋の活力にしたいものです。明日は産直をのぞいてみようかな？
山響定期一日目が終了。なんと、本日・明日共に、チケットは完売。ありがたいことです。
先日オペラ「椿姫」でもご一緒した阪哲朗氏の、惚れ惚れするような颯爽とした指揮のもと、良い演奏会になったと思います。そして新進気鋭のピアニスト、牛田智大氏の情感溢れる音楽も、17歳にして、既に大器の風格を感じさせます。明日の二日目、お二人の音楽に、こちらも充実した音で応えていきたいと思います。
今週末は山響定期演奏会。今年度はブラームス交響曲全曲演奏を打ち出しておりますが、今回演奏するのは第３番です。
「ブラームスの３番なんて言われても知らないよー」という方でも、もしかして３楽章のメロディを聞いたら、「あれ？どこかで聞いたような。。。」と思われるかもしれません。哀愁の帯びたこの旋律は、映画で使われたり、シナトラが「take my love」というタイトルで歌詞を付けて歌っていたりしているのです。それだけ耳馴染みが良く、多くの人の心を捉える曲と言えるでしょう。
というわけで、ここは是非、この曲の魅力を、生オーケストラで触れて頂きたいと思います。３楽章は勿論ですが、それぞれの楽章にブラームスらしい滋味が溢れています。マエストロ阪哲朗氏のもと、リハーサルも快調に進み、良い演奏会になりそうです。ご期待下さい！
