９月最初の定期が終了しました。我々の実感としてもですが、舞台上からお客様の様子を見ても、良いコンサートになったように思います。秋は再スタートの趣がありますが、幸先の良い出だしです。
とりわけ今回のソリスト、岡本侑也氏には目を見張る（耳を開く？）ものがありました。若くて優秀なソリストがどんどん活躍している昨今ですが、彼は若くしてすでに成熟した音楽で、本当に圧倒されました。更に交流会の様子なども、浮ついたところが全くない落ち着きぶり。頼もしいと同時に、この先どんな風に大きくなっていくのか、とても楽しみでもあります。
いよいよ秋、芸術とじっくり向かい合うに相応しい季節がやってきます。私もまた新しい気持ちで、じっくり音楽に向かいたいと思います。
