今日、北朝鮮と韓国の首脳会談が10年半ぶりに行われました。その年月の間に、北朝鮮による核実験やミサイル発射といった緊張状態が続き、今後の見通しが危ぶまれていただけに、歴史的意義の含んだものだったと言えると思います。もっとも共同宣言には具体性に欠けるところがあり、真の意義を見出すには、まだ時間がかかることでしょうが。
今回の会談で、当たり前ですが「同じ民族なんだよなぁ」という感慨を持ちました。同じ歴史を共有し、同じ言語を話している。通訳を介さずに、両首脳が二人きりで長時間話すことが出来るというのは、実は結構大きいことなのではないでしょうか。政治の舞台では、小さなことが大きな誤解につながりかねないですから、相当に相手国の言語に通じていても、通訳が同席するはずです。お互いの共通項を見出して、本当に平和への一歩に繋げてもらえたら、、、、そう願わずにはいられません。
