自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(8) ~トノサマバッタ~

2017-07-05 | 生物

成虫に変態して間もないトノサマバッタを見かけました。まだ飛べません。それにからだがとても柔らかいのです。それを持ち帰り,じっくり写真に収めることに。動きがとても鈍く,格好のモデルになってくれました。 

全身を入れて撮りました。さすがに貫禄十分。 

 

 

うんと近づいて頭部を撮りました。葉を食べる口器が目立ちます。草食性の昆虫の王様としては堂々とした風貌です。

 

 

こうして撮ると,バッタの目線に立てそうな気持ちになります。 

 

 

頭部だけを,見上げるようにして撮りました。口器がどんなに重要な役割を果たしているか,一目で理解できそう。 

 

どっしりとした頭部! こういう撮り方はめったにないだけに,新鮮な光景に見えます。 

 

複眼の辺りを拡大して撮りました。個眼が並んでいます。模様がユニークです。警戒心の強さはこの眼のどこから発しているのしょうか。

 

背景のないところでバッタの姿を強調したくって,室内で撮りました。ちょっと頭を傾けているところです。

 

 

姿勢を整えて。スタイリスト!

 

 

夏は昆虫との出合いがたっぷり。超接写,これからどう展開していくか,わくわくしています。

 


ツバメシジミの産卵(続々々)

2017-07-05 | 昆虫

産卵後,4日目。3日目の昨日は出かけていて観察できませんでした。この日帰って観察すると,もう孵化してしまっており,幼虫は影も姿も見当たりません。残念!

 

こうなれば,後日に採った卵を見守るしかありません。産卵後3日目を迎えています。これは見逃したくない! たぶん,油断さえしなければ孵化時間は読めそうです。 

 

いずれ,頭部が黒っぽく見えてくるはず。というか,もう下部辺りにその兆候が見える感じがします。繰り返しますが,直径0.5mmの世界の出来事です。

 

別の卵を見ると,左側に薄っすらと黒い部分が見えているような感じ。頭部なのかもしれません。 

 

これはどうでしょうか。下側に頭部があるように見えます。 

 

肝心な時に目を離さないよう,要注意です。