自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カメムシたちの誕生

2017-07-12 | カメムシ類

カメムシのカテゴリー記事を書くのは久しぶりです。カメムシは種類が多く,かたちも色も実に豊かで,他を圧倒すると思われるのにすくないのは,わたしに同定能力がないので検索する時間を考えると気が遠くなるからでもあります。初齢幼虫から脱皮毎に模様が変わるのを常とするので, 手に負えません。

にもかかわらず,特徴的な風景は記録しておこうと思います。これはもしかすると,アオクサカメムシなのかもしれません。卵の上に集団でいる様子が目を引きました。かたまっていると都合のよいわけがあるのでしょう。想像で終わるのでなく,直接尋ねてみたくなります。

 

わずかな空間にひしめいているのです。卵殻が集合場所であるシグナルになっているのでしょう。

 

からだが積み重なっている風景も大したもの。甲羅干しをしているカメのからだが浮かんできました。

 

隙間が見えない重なり様が際立ちます。みんなきょうだいだと思うと,あらためてふしぎが頭をよぎります。

 

 

同定できなくても,あるいはしなくても,事実のおもしろさは生きものに共通しています。