自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(10)~キイロカワカゲロウ~

2017-07-07 | 昆虫

公園にて。

今,ネジバナが咲いています。その渦巻きぶりを撮ろうと思いレンズを向けているとき,足元でキイロカワカゲロウの羽化直後の姿が目にとまりました。湿っているとはいえ,芝生のなかでの出来事。おもしろい,おもしろい。それで大急ぎでカゲロウを撮ることに。

ほんとうに皮を脱いだばかり。からだがつくる曲線が見事です。いかにも柔らかい,という印象です。

 

 

小さなからだに小さな眼。複眼がどんなふうになっているのか,ちょっと気になって一枚。撮った写真をトリミングすると,様子が見えてきます。やっぱり個眼が並んでいます。それに,大きく膨らんだ形状が個性的です。

 

当たり前のように見ているありふれた昆虫から,昆虫一般の世界とカゲロウならではの世界とが重なって見えてきました。