自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カメムシの脱皮

2017-07-13 | カメムシ類

昨日のカメムシと同じものです。初齢から日が浅いのに,もう脱皮が始まっていました。脱皮直後のからだは透明感に溢れています。

 

脱皮最中の幼虫はいないか,探すとすぐに見つかりました。触覚と脚を揃えて,真っ直ぐな姿勢で皮を脱いでいきます。小豆色をした複眼,黄色の頭・胸部が瑞々しさを伝えているかのよう。

 

脚を完全に出し終わると,一斉に動きかけます。

 

りっぱな口吻の持ち主です。脱皮を終えた幼虫たちはさっそくウォーミングアップ。

 

捨てられた皮が無造作に脱ぎ捨てられています。

 

いのちの誕生や変化はいつもわたしをワンダーな気持ちにさせてくれます。