我が家の庭にて。
ちょっと気を抜いていると,草がぼうぼう。夏は草とのたたかいです。熱中症にならないよう,できるだけ早朝とか夕刻とか,曇りの日とかにするようにしています。
カタバミは種子散布の天才です。さっさと種をつくって,ぱちーんとそれを飛ばします。引いても引いてもなくなることはありません。それを食草にしているのがヤマトシジミです。いくらでもやって来ます。というより,棲み付いているといった感じ。
「ははーん,産卵だな」。そう思っていると,「やっぱり!」という結果が度々。それで,メスが訪れたり,ペアが求愛行動を繰り返したりしているときは,注意して見ることにしています。
この日も産卵行動が見られました。2頭でしたが,それぞれにきっちり産卵しました。
場所を変えて,すぐに産卵。
産卵すべき葉がヤマトシジミの目にどのように識別されるのか,ふしぎなほどです。
同じ時間帯,別固体が産卵行動をしていました。
別の葉にも。
どんどん産み付けていきました。
葉の裏に産卵するということがインプットされているのです。
同じこの日,草引きをしていて,葉の表側で卵を見たのは3例。ときには,間違ってか,そんな産卵もあるのです。