自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヤマトシジミの産卵

2017-07-21 | ヤマトシジミ

我が家の庭にて。

ちょっと気を抜いていると,草がぼうぼう。夏は草とのたたかいです。熱中症にならないよう,できるだけ早朝とか夕刻とか,曇りの日とかにするようにしています。

カタバミは種子散布の天才です。さっさと種をつくって,ぱちーんとそれを飛ばします。引いても引いてもなくなることはありません。それを食草にしているのがヤマトシジミです。いくらでもやって来ます。というより,棲み付いているといった感じ。

「ははーん,産卵だな」。そう思っていると,「やっぱり!」という結果が度々。それで,メスが訪れたり,ペアが求愛行動を繰り返したりしているときは,注意して見ることにしています。

この日も産卵行動が見られました。2頭でしたが,それぞれにきっちり産卵しました。 

 

場所を変えて,すぐに産卵。

 

産卵すべき葉がヤマトシジミの目にどのように識別されるのか,ふしぎなほどです。

 

同じ時間帯,別固体が産卵行動をしていました。 

 

別の葉にも。

 

どんどん産み付けていきました。 

 

葉の裏に産卵するということがインプットされているのです。 

 

同じこの日,草引きをしていて,葉の表側で卵を見たのは3例。ときには,間違ってか,そんな産卵もあるのです。