自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモンの幼虫にアオムシコバチが!(続)

2017-07-04 | ツマグロヒョウモン

ネットの上をアオムシコバチがいるのを発見。よく見ると,複数います。 

 

蛹を見ると,小さな穴がぽっかり2つ開いています。そして穴のすぐ傍にコバチが。穴を覗き込むようにしています。 

 

動き回っているので見ていると,2匹になりました。そのうちの1匹が腹端をぴょこんと上げました。いったいなんの動作なのでしょう。 

 

それまでいた穴の中がしきりに気になているらしく,ほんとうに覗き込む格好をしました。 

 

産卵後15日目の出来事です。このコバチたちのように,幼虫や蛹を探して回る小型の昆虫がいます。宿主を栄養源として摂取し,成長するのを常とします。平凡かもしれませんが,わたしには昆虫界の驚異に見えます。 

 


ツバメシジミの産卵(続々)

2017-07-04 | 昆虫

2頭目のツバメシジミの産卵行動です。やはり若い花を探しているようです。カメラを近づけても気にしていない様子。ありがたい。 

 

こんな格好でたいへん。そう感じるのは人間の目から見た勝手な感じ方なのかもしれません。脚場が狭いと,こんなふうにしてでも産むということなのでしょうか。

 

どんどん花から花へ。といっても,適当に休んでいますが。この姿勢からは,「なんとスマートな!」という印象が伝わって来ます。わたしの勝手な感じ方であっても許されるでしょう。

 

産み付けられた卵を撮りました。すべてトリミングなしです。

この卵は直径0.5mm! まるで小宇宙の物語です。

 

 

真横から見た卵です。粘液で固定されたあとが見えます。 

 

林立する花の間に産み付けられています。

 

狭い狭い空間です。外敵の目に触れにくいはず。

 

これだけの卵があると,孵化が観察できる予感がします。