自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモ栽培物語《タネイモ編》(7)

2015-05-18 | ジャガイモ

5月14日(木)。ホッカイコガネの花がちらほら咲きかけました。いよいよ昆虫の確認作業ができるのです。わくわくしてきます。

と思って,午前,畑の手入れに出かけました。そうして,ジャガイモの花を見ていきました。新しく発見したのですが,意外にヒラタアブが葉にいたり,飛んでいたりして,目立つのです。しかし,花にとまっているのは見当たりませんでした。

そのうちに,ホッカイコガネの花でヒラタアブらしい姿が目にとまりました。葉で日陰になったところに咲いている花です。目を凝らしました。確かにヒラタアブ!

逃げられちゃまずいと思い,シャッターを連続で切っていきました。口吻を出して,何やら舐めているのがわかります。どうやらお気に入りの味を感じているようです。

 
オシベを回って手前に移動してきました。


また,元いた位置に戻っていきました。 


この訪花シーンを目撃して,わたしはずいぶん嬉しくなりました。観察に手応えを感じたといった方がよいかもしれません。

じっくり,細かく見て行けば,ジャガイモと昆虫との関係が見え始めるのではないか,今,そう思い始めています。