自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモ栽培物語《タネイモ編》(10)

2015-05-27 | ジャガイモ

5月25日(月)。夕方,ジャガイモ畑に出かけました。結実の様子を観察すると,昨日より子房がぐんと膨らんで見えました。たった一日で! 「これは貴重な画像だ」と思い,とにかくデジカメで撮っておくことにしました。

房に付いた花がどれも実になるような勢いを感じる場面も。


メシベの先端付近に,枯れかけた花弁やオシベが付いたものも。子房がずいぶん大きく見えます。 


「お先に」とばかりに,一足先に結実に向かう子房。隣りでは,一歩後を追うように受粉を終えた花が萎みかけています。 


花々に囲まれて,「お先に」と一歩先に実を膨らませる花があります。 


近いもの同士は,同じように結実に向かうのでしょうか。花弁が落下して,花柱が露わになって。 

 
果実の子どもは,なんとツヤのあること!


花茎が優雅に曲がり,その先に果実を大事そうに付けて。 


真下に向けて実が垂れ下がっています。 

 
これらは,たしかな結実物語なのです。大騒ぎするほどのこともなし。品種によって,どっさり,たっぷり実を結ぶ,という点が重要なのです。先祖の遺伝子を見事に受け継いでいます。 

 


ヤマトシジミの成長(1)

2015-05-27 | ヤマトシジミ

5月25日(月)。カタバミの葉に産付された卵が孵り,幼虫をそのままにして時折観察していたら,すこしずつ成長しています。植木鉢に植えているので,観察は容易。

食痕を見ると,その様子が窺えます。


初齢幼虫の段階では探すのに苦労しましたが,脱皮して大きくなると,それほどの苦労はないでしょう。

今日探すと,脱いだ皮が茎に付いているのが目に入りました。それなら,幼虫は? 探しても見当りません。「あれっ? おかしいな」と思ってよくよく見ていくと,なんと根元にいたのです。見つからなかった筈です。 

 

 
しばらくすると,ちょっと動きました。上に向かって移動を始めました。


見覚えのある,あの姿。そして,あの色。 


植木鉢から出て行かなければ,なんとか継続観察を続けることができそうです。それで,本記事のタイトルをシリーズものにしたのです。