5月25日(月)。夕方,ジャガイモ畑に出かけました。結実の様子を観察すると,昨日より子房がぐんと膨らんで見えました。たった一日で! 「これは貴重な画像だ」と思い,とにかくデジカメで撮っておくことにしました。
房に付いた花がどれも実になるような勢いを感じる場面も。
メシベの先端付近に,枯れかけた花弁やオシベが付いたものも。子房がずいぶん大きく見えます。
「お先に」とばかりに,一足先に結実に向かう子房。隣りでは,一歩後を追うように受粉を終えた花が萎みかけています。
花々に囲まれて,「お先に」と一歩先に実を膨らませる花があります。
近いもの同士は,同じように結実に向かうのでしょうか。花弁が落下して,花柱が露わになって。
果実の子どもは,なんとツヤのあること!
花茎が優雅に曲がり,その先に果実を大事そうに付けて。
真下に向けて実が垂れ下がっています。
これらは,たしかな結実物語なのです。大騒ぎするほどのこともなし。品種によって,どっさり,たっぷり実を結ぶ,という点が重要なのです。先祖の遺伝子を見事に受け継いでいます。