古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

今年の大豆は不出来でした。

2012年11月24日 03時11分08秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちの山ではありませんが、裏山があるというのはうれしいですね。サツマイモ掘りにやってきた街の子と大志くんが、竹切りを体験しました。竹切り鋸(のこ)を持っててっぺんに登り、それぞれに竹を切り倒し、枝を払って杖をつくりました。そして記念撮影。(10月7日のことです)
               
 ところで今年の大豆は不作でした。道子さんは選別の途中でがっかりして中休み。出来のわるい豆が多すぎるのです。まえに山崎のほうで有機無農薬大豆で豆腐や味噌をつくっておられる方を訪ねたとき、大豆を見せてもらいました。虫食いや褐斑病・紫斑病の大豆も混じっていました。それでつくられるとのことでした。有機無農薬だと、それなりに味はいいし、それくらい仕方がないと思いました。
 でもうちで選別しているとき、「褐斑病の大豆だけ」「紫斑病の大豆だけ」と「まったくきれいな大豆だけ」を煮豆にして食べ比べてみました。味がちがいます。そうわかっていながら混ぜるわけにいきません。塩は『皇帝塩』を使用して味にこだわった味噌をつくりたい。
 うちの選別基準で選別すると今年はいい大豆が少なくなります。褐斑病や紫斑病はほとんどないのですが、虫食いや未熟や出来そこないの大豆がかなりあるのです。味噌用の8キロほどは確保できますが煮豆用はそんなにないでしょう。途中草取りや土寄せをしたり、ムシ防除でアセビの煎じ薬をかけたり、枝豆で食べていたときは感じませんでしたが、実際に収穫してみると不出来でした。
 10月の終りに、大豆の葉が枯れ、落葉してきたのに、枯れない大豆が畝によって集中的にありました。全体では20パーセントを越すほどあったでしょう。早い大豆はサヤが弾けて豆が落ちるというのに、枝豆にできるくらい青々としていました。それを葉落としし、刈りとって干し、いっしょに収穫しましたが、後で考えるとそれのサヤはつきがわるかったようです。土のPHがどうだったか。肥料がどうだったか。潅水がどうだったか。高畝がどうだったか。直植えがどうだったか。補植がどうだったか。灰の施肥がどうだったか。あれこれ考えますがわかりません。
 とにかく来年は品種を変え、場所を変えてみようと思っているところです。
 
 
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