古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

PAC定期演奏会(9月)に行きました。

2012年09月15日 04時25分44秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 9月から来年6月まで、<2012~13>のPAC定期演奏会がはじまります。きょうは佐渡裕指揮の『新世界より』です。畑仕事がいろいろあるので、西宮に出掛ける前に朝6時から畑仕事。ぼくは電気柵下の草をナイロンコードで刈りました。
                
 写真のように柵の上のほうは緑の草が伸びてきました。「除草シート」を貼らないと草が電線にふれて漏電してしまうので、5日目には草刈りをしなければなりません。ずっと続けるのは無理なので、なんとか対策を考えます。
 でもいまのところ電気柵は順調です。朝、畑に出ても、アライグマやイノシシに荒らされてないかと心配しなくていい。ラジオを回収して電池の充電をしなくていい。檻を点検しなくていい。サツマイモのネットをはぐらなくていい。(ネットはとってしまいました)心安らかに畑を見まわれます。しあわせな時間です。
 今シーズンのPAC定期演奏会は座席が変わりました。去年は3階正面の座席でしたが、1階の横の座席になります。ステージを間近に見おろせ、一つ一つの楽器の音がとてもよく聞こえます。
 いい席で一年間音楽がたのしめます。西宮に出掛けるたのしみが増えました。
『新世界より』はぼくにはいろんな思い入れのある曲です。ドヴォルザークが音楽家にならねば。(彼は村の居酒屋肉屋宿屋をしている父の反対を押し切って音楽家になりました)彼がアメリカに渡らねば。(ニューヨーク音楽院の学長に招聘されてアメリカに行き、この曲を作曲しました)
 バーンスタインに師事した佐渡裕にも思い入れのある曲なのでしょう。若いオーケストラの力を、ときにしっとり、ときにパワフルに引き出して、心の入った演奏でした。
 入口でもらったチラシに「BBCフィルハーモニック 日本ツアー 2013」が入っていました。来年4月“大阪国際フェスティバル”提携の公演ですが、西宮でも公演があります。< ピアノ:辻井伸行 > に二人の目が釘付けになりました。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
 三木で田舎暮らしをはじめた2年目の2009年4月29日、ぼくは偶然にもピアニスト・梯剛之(かけはしたけし)の演奏会が翌日小野市であることを知り、出掛けました。(好運なことに、チケットが2枚残っていたのです)オール・ベートーヴェン・プログラムで、彼の弾くピアノの空気の振動に直かにふれることができました。(2009年5月4日のブログに書いています)
 辻井伸行のピアノもきっと聴けるでしょう。そう信じます。
 
 
コメント
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