古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

三日に一度の草刈りなんて不可能。どうするかなあ。

2012年09月07日 02時55分58秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 アライグマもシャットアウトするために、電線は三本張りました。この写真は、北(上)となりの田んぼとの境界(土手の斜面)に張った電柵です。わかりにくいですが、電線の下の草は、三日前に刈ったのにもう3センチくらい伸びてます。あした伸びたら電線につかえます。電気ショックが弱まってしまうアースを避けるために、あしたはどうしても草を刈らねばなりません。
 そんなふうに毎日電気柵を見まわり、草刈りをつづけるのは無理です。草は雨の日も伸びるし、そんな日に電気柵を設置して狭くなった畦道で、刈払機を振り回わすのは危ない。
 電気柵をまたいで向こうに行くだけでも、危ない思いをしました。
 片足をあげて柵をまたぎ、足を柵の向こうにつき、もう一方の足をあげて柵を越える。たったそれだけのことなのに、そしてわずか60センチの柵だから若いときならなんでもなかったのに、片足立つだけでバランスを崩してよろめきます。そのときはアルミの支柱をつかんだので倒れませんでしたが、地面にしっかり立てた杭につかまって「またぐ」がいい。
 そこで杭を打ち込みました。その杭を『マタギ』と名付けることにしました。名前だけでもカッコよくしたい。老いの気概です。
 それにしても写真の土手の斜面は、これからどうするか。
 電線の下はシートを貼って草を生えさせないようにします。それと斜面の草刈り用足場を電気柵の内側に設置します。この土手はいままで下の畑からと上の畦道から刈っていましたが、途中に足場をつけて柵越えに刈ります。早急にやらねばならない仕事になりました。
 サツマイモのネットを全部はずしました。道子さんはツル返しをしました。しんどい作業です。
 ぼくは太いホースに替えて、畑に水やりをしました。三木は「雨が降る」天気予報なのに全然降りません。カラカラです。
 電気柵を見まわっていると「あそこは地面と電線が離れ過ぎていないか。これでほんとに大丈夫なんだろうか」と心配が先立ちます。この5年あまり、動物ネットを張ったり、網をかぶせたり、檻を設置したり、夜な夜なラジオをつけたりと、実にぼう大な苦労をしてきたので、安心できないのです。
 でも「これでやられたら仕方がない」とあきらめよう。石にかじりついても守るほどのものじゃない。サツマイモやカボチャなんて買ってもしれたものだ。「絶対に守りきる」にこだわって意地になるのはやめとこう。
 そう思うことにします。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする