古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

二人とも大仕事をしました。

2012年09月05日 04時16分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 母・妙子さんが3泊4日のショートステイに行っている間に、道子さんもぼくも大仕事をしました。
 まず道子さんは、毎年ウッドデッキに干したり小屋に干したりと苦労していた < ゴマを干す作業 > を完了ししました。
                
 写真のように小屋の天井に吊るしていたタマネギを移動して、そこにすべてのゴマの茎を数本ずつしばって逆さに吊るしました。昨年までは、ウッドデッキに干したゴマは夜になるとシートをかぶせ、雨が降りそうだとシートでおおい、小屋で段ボールに立てたゴマは、日中は日なたに引きずり出し、と絶えず気にしていましたが、これでカラカラに乾くまで放念できます。乾いた茎を軽く叩くと、ザーッと音をたててゴマが下のシートに落ちます。それを集めて篩(ふるい)にかければ、おおかたの選別はできます。
 テレビで見た西脇のおじいさんのやり方です。いろんな試行錯誤をして10年のうえゴマを収穫してきた道子さんが、ようやくついの収穫法に到達しました。彼女のよろこびがいかに大きいか。
 ぼくのほうはきのう電気柵に通電しました。
                
 ゲートは二箇所つくりました。一つは橋から入る道。もう一つはなだらかな土手から上がる道。写真はなだらかな土手の電柵です。注意の看板を取り付けています。握り取っ手のバネをはずして入ります。
 実は前の晩電柵のブログを読んでいたら、注意書きがありました。
「柵は電線を張ったら最初から通電しなければならない。イノシシは最初鼻でふれて危険かどうか調べるが、あとは調べずに毛の生えた体で毎晩くぐるようになる。通電していても効かない」
 えらいこっちゃ! きのう一部の柵は張ってしまった。残りは急いできょう中に張って通電しなければ。
 通電する機械は盗られることがあるらしいから、しっかりビス止めして設置しなければならない。
 あれやこれや一日てんてこ舞いして夕方暗くなる頃に通電することができました。ところがセットについてる簡易テスターでアースして調べても「強・中・弱」のどれもつきません。電流が弱いのかと手袋をとって電線にさわってみると、かすかな電気ショックがあります。
「動物はこんなショックで忌避するのだろうか。テスターが故障しているだけだろうか」
 160メートルの柵を調べて歩きました。どこをさわってもかすかなショックだけです。
「これは『電気柵100』というセットで、電線は100メートルが基準になっている。その機械に三段張りで500メートルも電線を張ったから電気が弱くなったのだろうか」
 見回って見回ってやっと見つけました。ガイシをはずれた電線がアルミの支柱に接触していました。ここで漏電していたのです。なおしてからテスターをつけたらバッチリ。強のランプがつきます。
 あしたはサツマイモのネットがはずせるかな。
 
コメント
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