奈良のお住まいの同期のHさんから、
枝垂桜のお写真が送られてきました。
樹齢300年の由緒ある又兵衛桜、さすが豪勢な枝ぶりであります。
<Hさんのお手紙から・・>
しだれ桜は「瀧桜」と言われ、「・・の瀧桜」と前に地名をつけて呼ばれます。
花が咲くと花が瀧のように下に向かって咲くからこう呼ばれます。
「昔は皆貧しいから本は簡単に買えない、
その代わり、先生が後藤又兵衛や塙団右衛門など豪傑の物語を読んでくれた」
Hさんのお手紙をみて、55年前を回想中・・
「六年四組は真田十勇士が大好きで、猿飛佐助、霧隠才蔵、三好晴海入道以下、
十勇士の役になりきって遊んだね。
わたしは由利鎌之助と名乗っていたが、
箒を刀にして振り回したものだから、掃除当番の女子から怒られて・・」
場所は奈良県宇陀市(室生寺のある周辺が合併)大宇陀区本郷です。
室生寺の山一つ南です。
桜の名前は「本郷の又兵衛桜」で樹齢300年余といわれています。
谷間の一本立ちのしだれ桜です。桃の花が彩りを添えてます。
・・・
後藤又兵衛の伝説のある地域で、後藤家跡に咲くから「又兵衛桜」と呼ばれています。
樹勢が衰えてきているので「入山料」をとって保存と周辺整備に当てているようです。
・・・
いままで親しんできた北海道には無かったこの光景が目に飛び込んできて、一瞬、「アレッ??部屋を間違えたらしい」と慌てました。
何処がどう違うのか、ということはその後考えてみることですが、そういうことを一瞬にして、なにやら違いを感じてしまうのですから、不思議ですね。
やはり石段のような、こういう築造は今までご案内の北海道には出てこなかったからなのか。
杉の植林で、青黒いような色調は北海道的ではなかったのか・・・どんなことに”違い”を感じたのでしょうね。
「又兵衛桜」は大樹のその佇まいも貫禄有りますが、
お金を取るだけに、周りの手入れされた風景も麗しいですね。
子供時代の”ごっこ”の世界では、だれも真田雪村にならないのが不思議ですね。
私たちは猿飛や霧隠やら、家来にばかり憧れましたが、なぜだったのでしょう。
「僕は真田の殿様がいい・・・」なんて、誰も言わなかったですね。
奈良といえば飛鳥の里に憧れ、大和路を友人と旅したことがあります。
もう何十年も前のこと・・・
女人高野の『室生寺』をバスに揺られながら訪れ
美しい十一面観音像と五重塔に感動したことを思い出しています。
樹齢300年の又兵衛桜が美しく花を咲かせて
すばらしい風景ですね。
憧れの英雄
春さんは・・・真田十勇士でしたか!!
私は女の子でしたが・・・
頭に手ぬぐいを巻き、『怪傑ハリマオ』に
なり切っていました。
ご存じないでしょうね??(笑)
真っ赤な太陽 もえている・・・
何と綺麗な風景でしょう・・・
シダレザクラ見事ですね。
モモの花との調和も素晴らしい。
後藤又兵衛にちなんだ サクラなのですね。
樹齢300年流石に貫禄があります。
拝観料をとって保存するのも一つの方法ですね。
兵庫県の山奥の小さなお寺にも樹齢300年のシダレザクラがあり 毎年見に行っていましたが
それは見事でした。
ふと思い出しました。
素敵でした。
わざわざコメントいただいて恐縮です。
わたしは知らなかったのですが、又兵衛桜は有名なのですね。
ネットで検索して、アマチュアカメラマンにも人気があるそうです。
真田十勇士の活躍は少年の気持ちを高ぶらせてくれました。
自分でどうして由利鎌之助になりたかったのか、
そこらあたりの理由は憶えてませんが。
たしかに、一番人気は猿飛佐助か霧隠才蔵かなあ・・
なんせ忍術を使えるから、格好いいですよね。
怪傑ハリマオ・・
う~ん、名前だけ知ってますが、アニメの世界ですね。
奈良は見所がいっぱいあって、
室生寺は関西の同期会のとき散策しました。
わたしのお気に入りは中宮寺の弥勒菩薩です。
お顔を拝しながら、15分位かなあ、ただ座ってみつめてました。(笑)
そちらの桜はみな樹齢があって、
やはり新しい桜より姥桜のほうが魅力ありますね。
奈良はまだ三回しか行っておりませんが、
大和路の歴史を訪ねて、ゆっくり歩いてみたいと思っています。
でも、行きたいところがたくさんあるけど、
どこを優先してまわるか、悩ましいところです。
>山奥の小さなお寺にも樹齢300年のシダレザクラ・・
人知れず300年も咲いている桜、重みのある歴史を感じますね。