hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

サックス会

2007-06-15 22:49:42 | 日常
今日は午前中は洗足高校、午後は立川へ吹奏楽の練習に伺った。
自衛隊の施設に入ったのも初めてで、整った設備に驚いた。

思いのほか知っている方が多くて、また練習後に飲み会を開いてくださった。
久しぶりにビールを飲み、学生時代の話に華を咲かせて楽しかった。

写真を撮ろうと思っていたが、ほろ酔いで、しかも話に夢中で、そんなタイミングをすっかり逃し、立川駅で別れ際にさりげなく写してみた。
誰が誰だかサッパリわからないが、今日は大変お世話になった。

吹奏楽の演奏会

2007-06-14 22:37:55 | 日常
今度の日曜日に久しぶりに大編成の吹奏楽で少しだけお手伝いする。
そして明日練習がある。


6/17(土)
航空自衛隊航空中央音楽隊第46回定期演奏会(2曲ほど2ndA.saxでお手伝い)
14時~ すみだトリフォニーホール


入場無料だが整理券が必要なようで、残念ながらその整理券も全部出払ってしまったそうだ。
満員御礼の演奏会というのも実に久しぶりだ。

ちなみに以前、満員御礼演奏会を体験したのは、東京ガス吹奏楽団定期演奏会(2003年5月)にゲスト出演させていただいたときだった。
タケミツメモリアルでソロを演奏し、東京ガス吹奏楽団の皆様には貴重な体験をさせていただき感謝している。

どんな演奏会になるのか楽しみだ。

指の形

2007-06-13 22:47:46 | sax関係
最近、キーを押さえる指の形を意識している。
というより今まで意識していなかっただけなのだが。

今はキーアクションの方向に合わせて、やや指を立てて、爪があたるギリギリの指先で押さえている。
これまでは指の腹に近い部分で、主に第三関節(指の付け根)を使っていたが、少し指を立ててみると第一関節から第三関節までを均等に使うことが出来て、今までよりも指が動かしやすくなった。

指の形とキーの押さえ方は思いのほか奥深い。
例えばピアノは様々な形や押さえ方で、多様な音色を出している。
これは木管楽器でも音色に直結しないまでも大事な部分であるように思う。

とはいえ、慣れない形にすることで肩に力が入りやすく、気をつけなければならない。
少しずつ調整していければと思う。

ジェローム、大石君とともに

2007-06-12 23:22:37 | sax関係
今日は久しぶりに一日中何もないお休みだった。
この時期は仕方ないのだが、連日仕事続きだと、一日毎のクオリティーが下がってしまうので、やはり休みは重要だ。
メールを書いたり部屋を片付けたり練習をしたりして過ごした。
自宅で練習するのは約2ヶ月ぶりだ。

先日6/10のクリニックの模様がアクタスHPで紹介していただいている。
こちら

そして来月には大事な本番がある。


7/14(土)
原博巳、ジェローム・ララン、大石将紀ジョイントコンサート
ピアノ:原田恭子

17時~ 渋谷アクタス チラシはこちら

曲目
P.スウェルツ:ウズメの踊り(原、原田)
A.カプレ:レジェンド(大石、原田)
A.デザンクロ:前奏、カデンツと終曲(ララン、原田)
P.ヒンデミット:コンツェルト・シュトゥック(原、ララン)

他にはルクレールのハ長調のソナタ(大石、ララン)、J.S.バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番をサックス三重奏で演奏しようと考えている。

この演奏会を企画した経緯だが、まず前々から決まっていたジェローム来日に合わせ、昨年同様に演奏会を企画していたが、藝大時代同期だった大石君もこの時期に帰ってきているとのことで、急遽加わっていただくことに。
ちなみにピアノの原田恭子さんも我々と同期。
今回、恭子さんには負担をかけてしまうが、逆に恭子さんだからこそ、これだけの大仕事をお願いできるのだ。

大石君と演奏会するのはもちろん初めて。
今からとても楽しみだ。

詳細が決まり次第、随時こちらでもご報告したいと思う。

尚美補講

2007-06-11 23:00:23 | 尚美
今日は尚美補講日。
今週木曜日に実技試験があるため、今日はそのためのレッスンとなった。

今回の試験には立ち会えないので、あとは健闘を祈るほかない。

昨日までの疲労もあったが、空き時間に少し練習。
6/24(日)に尚美で演奏するので、具体的な曲目なども考えなれればならない。
またやることが山積し始めたが、明日以降に少しずつ片付けていくしかない。

クリニック

2007-06-10 22:34:33 | sax関係
今日はアクタスでクリニックを行った。

昨日、南足柄の帰り道、海老名SAで段取りや話す内容を考え、今日の朝、道具を揃えて挑んだ。

休憩をはさみ2時間くらいと考えていたが、終わってみたら2時間半経っていた。
知り合いや生徒、学生時代の先輩も顔を出してくれてとてもうれしかった。
先輩から、相変わらず喋り下手だとのこと。
まったくごもっともなご指摘だ。
なかなか要点をまとめて喋るのは難しく、また慣れない仕事でどっと疲れてしまった。

とはいえ、このようなクリニックは希少で、私自身も様々なマウスピースを吹いて、貴重な経験をさせていただいた。
また人前でメタルC*で本番したのは初めてだったので、それも楽しかった。

クリニックの中で、「リードのこと、歯磨きのことはブログを」と端折ってしまったが、その過去の記事を下記にリンクしておきたいと思う。

リード保管

リード管理

歯磨き

ファンファーレバンド南足柄公演

2007-06-09 23:02:53 | 日常
今日は久しぶりに車で遠出をした。
独りで車を運転していると考えがまとまりやすく、とても落ち着く。

だからという訳ではないが、昨日よりも今日の方が疲労が少なかった。
そういえば昨日は午前中に高校生の授業もしていたので、どおりで疲れたわけだ。

今日の南足柄では昨日よりもリラックスして臨むことができ、洗練された演奏だったように思う。

とは言え、サクソルンなどの金管楽器とサックスとのアンサンブルは本当に難しい。
その難しさを克服することがこれからの課題となるだろう。

今回の演奏会では演奏もさることながら、ヴァン=デル=ロースト氏とのコミュニケーション、アラン・クレパン氏とのメールでのやり取りができた。
また今回私は、洗足ファンファーレバンドを立ち上げて3年目にして初めて打ち上げに参加し、学生たちとゆっくり話すことができた。

この歳になって言うことではないのだが、私はコミュニケーションに対して苦手意識があり、打ち上げのようなざっくばらんなコミュニティーほど構えてしまうのだ。
この日々ブログを書いているのも、実は自分の思考を言葉にして人に伝えるという、この苦手意識を克服する一環でもあるのだ。

そういった意味でも今回の演奏会はとても充実したものだった。

そしてそんなやり取りをしているうちに、私もこのバンドを日本でもっと発展させたいと思うようになってきた。

ファンファーレバンド第3回定期演奏会

2007-06-08 22:54:15 | 日常
昨日ファンファーレバンド練習の際、Tp曽我部先生が覗きに来てくださり、少しお話した。
練習の様子をご覧になり、手厳しいお言葉もいただいたが、「独特なおもしろい音がする。」と興味を示してくださった。

そして本日、前田ホールにてファンファーレバンド演奏会が終わり先ほど帰宅した。
言い訳はしたくないが、正直なところもっと練習して本番に臨みたかった。
お越しいただいたお客様はもちろん、指揮者のヴァン=デル=ロースト氏、そして出演者の学生達にも申し訳ない気持ちになった。

とは言いつつも、私自身は私はソロを吹かせていただき、また学生に混ざってバスサックスを吹いて、ファンファーレバンドを内側から体験できて楽しかった。

先日の食事の際、ヴァン=デル=ロースト氏曰く、「学生たちは普段どんな音楽を聴いているのか? もっと色々なスタイルの音楽を知ることが大切だ。」とのことだった。

確かに演奏において、この「知っている」という感覚はとても大切だ。

明日は同じプログラムを南足柄で行う。
早起きしなければならないが、今日得たものが、明日少しでも活かすことができればと思う。

ベルギー

2007-06-07 23:04:26 | 日常
昨日書いたクレパン氏のこと。
そういえば以前にも書いていたことを思い出した。こちら

昨夜ブログを書き終わった後、クレパン氏のwebを探しメールを送ってみたら、今朝ご丁寧なお返事をいただいた。

私が音大で働いていることを大変喜んでくださり、またこの度、氏の作品を演奏することを大変喜んでくださった。
更に、氏のいくつかの作品を送ってくださるとのこと。

私の知っているベルギー人は皆親切だ。
特にディナンでお世話になったコンクール事務局、オーケストラの楽団員、指揮者、課題曲作曲者、新聞記者等のマスコミ関係者、ホストファミリー、ホテルのご主人、街の人々。
少し田舎っぽいところがまた良い。
想い出がよみがえる。

ベルギーは複数の公用語があり、事務職や公共の窓口などで働く人は、少なくとも英語、フランス語、オランダ語、地域によってはドイツ語も話せなければ仕事にならないそうだ。
今回の指揮者ヴァン=デル=ロースト氏も5ヶ国語を話せる。

明日、明後日の本番では、力を出し切れるようがんばりたいと思う。

Jan Van der Roost

2007-06-06 21:29:18 | 日常
今日は久しぶりに日中お休みだった。
ほんと久しぶりに10時間も睡眠を取り、寝起きは頭が痛かった。

夕方は洗足でファンファーレバンドの練習。
いよいよ今週の金、土と演奏会で、昨日から指揮者としてお招きしているヤン・ヴァン=デル=ロースト氏とのリハーサルが始まっている。
私は昨日の練習には出られなかったので、今日からの参加となる。
今回は私のソロもセッティングしてくださり、身の引き締まる思いだ。

1年ぶりにヴァン=デル=ロースト氏に会い、挨拶を交わす。

「アラン・クレパンが宜しく言っていたよ。」とのこと。
クレパンは今回ソロ曲のサックスフライト作曲者であり、ベルギーを代表するサックス奏者であり、ディナン出身ということで、私もお世話になったあのコンクールのオーガナイザーの一人なのだ。
うれしかった。

今回の演奏会でも、サックスパートは人手不足なので、私もソロの他にtuttiでバスサックスを吹く。

練習終了後、氏を囲んで溝の口で食事をした。
氏はソロ曲については特になにも触れなかったが、tuttiでのバスサックスを絶賛された。

息継ぎ

2007-06-05 22:00:04 | sax関係
レッスン時、音階や練習曲を生徒と一緒に吹くことがある。
生徒に対してお手本のような意味と、私自身の確認のためでもある。

今日、尚美の生徒と一緒に音階を吹いていたら、息継ぎがやや浅くなっていることに気がついた。
先週は自分の練習時間をあまり取れなかったため、やや衰えてしまったのだろうか。

アンブシュアや効率の良い息を保つことは楽器を吹いていないと身につかない。
今週も本番があるので、少しでも時間を見つけて状態を戻していきたい。

尚美授業 7日目

2007-06-04 23:00:55 | 尚美
*****************************
●今日の授業メモ(自分用)

フロントキー ミ-ソ#
3度-8度(C,1オクターヴ)
*****************************

今日はいつもの尚美授業日。
来週は音階、練習曲の実技試験があるので、今日は音階を重点的に行った。

今の学生は予想以上に音階が吹けない。
私が学生の頃も音階を敬遠する学生は多かったが、それを上回るものだった。
今回の試験は私は立ち会えない。
だからという訳ではないが、心配になってしまった。

よく練習しておくようにとは言っておいたが、昨日今日練習しても本番でうまくいくとは限らない。