hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

入試の日

2014-02-28 00:33:22 | 藝大
今日は藝大入試だった。





サックス一日目の今日はスケール、フェルリングのエチュード、クレストンのソナタ第一楽章を聴いた。

当然ながら、皆ガチガチに緊張した中で、それでもそれぞれに特色をしっかり示してくれて、今の高校生のレベルの高さをうかがい知ることがことができた。

昼休みはキャッスルでスペシャル定食をいただく。

1501から

2014-02-27 00:00:18 | 尚美
午前中は実家へ。

色々な手続きをしたのち、その後は尚美へ。
昨日同様、定演の小編成を聴かせてもらった。
仕上がり上々で、本番に伺えないのが本当に残念だ。

実は尚美の1号館(旧本館)は来月から建て替え工事をするそうで、おそらく今の1号館を見るのは今日が最後だった。






見た目の割には、部屋の響き具合がちょうど良く、雰囲気も良くて学生の頃から気に入っていただけに、寂しい気持ちになりつつ、新しくなる1号館を楽しみに待ちたいと思う。

疲れた顔して

2014-02-26 00:11:56 | 日常
午前中は野中貿易山田町倉庫に伺い、楽器の調整。

今回は4本持ち込み、ソプラノとアルトはその場でバランス調整、テナーとバリトンも同様にバランス調整をお願いしたが、こちらは少々時間がかかりそうだったので来月まで入院。

午後は洗足へ。


ファンファーレオルケストの練習。
こちらは練習大詰めで、今日は伊藤康英先生、クレパンの作品を中心に練習した。

夜は尚美へ。
こちらも定期演奏会に向けて練習しており、小編成2団体を聴かせてもらった。


練習前にお腹が空き、コーヒーも飲みたかったので、近くのライヴコーヒーへ。
お店のマダムが、私の疲れた顔を見て、煎りたてのアーモンドをおまけしてくれた。


とてもうれしかった。

試験、五目、四重奏の日

2014-02-25 00:52:24 | 日常
今日は尚美の実技試験だった。

午前中からお昼過ぎまで、その後に昼食をと思い、学校の近くの通りをぶらぶら歩いていたら、「香港酒家」なるもののお店の前に「今日の日替わり」の食品サンプルが出されており、そこで足が止まり、悩んだ結果入店。




五目そばと半チャーハン、メンマと杏仁豆腐。
750円也。


「五目」はなんだか幸せな気分になるが、あまりの量の多さに息苦しくなった。

その後は少し練習した後、溝の口へ。
毎年恒例の四重奏の夕べを聴いた。


約3時間、11団体聴いた。
どこも特色が出ていて完成度が高い。
毎年聴いているが、いつもこれを聴くとカルテットをやりたくなってしまう。

終演後、藝大生たちと。

助動詞(avoir, etre)使い分け

2014-02-24 00:01:01 | フランセ
フランス語での複合過去形は「助動詞 + 動詞の過去分詞」で作り、過去の出来事を表現するということを初歩で学ぶ。

その助動詞には、avoirとêtreの2種類あり、殆どの動詞はavoirを取り、一部の「移動や状態の変化を表す」動詞にはêtreを取るというのは、これもまた初歩のうちに学ぶものだ。

およそ4000程ある動詞の中で、êtreを取る「移動や状態の変化を表す」動詞は意外に少なく、主に以下の15単語と言われている。

aller (行く), venir (来る)
parvenir (到達する)
arriver (到着する), partir (出発する)
entrer (入る), sortir (出る)
monter (上がる), descendre (下がる)
tomber (落ちる)
rester (留まる)
devenir (~になる)
apparaître (現れる)
naître (生まれる), mourir (死ぬ)


ところが、上記の動詞の中でも、時にはavoirを取ることがあり、調べてみると例えば「monter (上がる)」は比喩的な表現の際にはavoirを取るそうで、

Je suis monté à la tour Eiffel hier. (私は昨日、エッフェル塔に登った。)
La rivière a encore monté hier. (川は昨日また増水した。)

となるそうだ。
他にもいくつかの動詞は、このようにどちらも取れる表現があり、私にとってはその判断が難しい。

拍手して

2014-02-23 00:48:15 | 尚美
今日は尚美へ。

卒業試験だった。


尚美の2年制、4年制などの学年構造は少々複雑なので説明は割愛するが、卒業する学生、進級する学生ともに健闘し、清々しく試験を終えることができた。


バリオホールでの公開試験は、拍手を積極的にして、試験を受ける学生の緊張を和らげようとしたが、それも功を奏したのか、良い雰囲気で試験を終えることができて良かった。

試験終了後は洗足へ。


久しぶりに、いつものレッスン室から。


寒さも緩み、今日は過ごしやすかったが、そろそろ花粉の季節到来ということで、気の休まることはない。

かくありき

2014-02-22 02:13:52 | 藝大
今日は銀座のヤマハアトリエさんへ。

京急線から浅草線に乗り入れており、新橋駅までは一本で行くことができるが、浅草線から新橋に来たのは初めてだった。


須川先生のレッスンリサイタルがいつものサロンにて開催された。
開演前にテキストを書く出演者。


今回は私も出演させていただき、須川先生のお気遣いでパガニーニ・ロストを、アンコールにニューシネマパラダイスメドレーを演奏した。
ピアノの美奈子さんとは、96年のサクソフォーンフェスティバルでの「管打コン入賞者披露演奏」以来、そして須川先生とは初共演させていただいた。

昔はただただ憧れていた演奏家と、こうして仲良くさせていただき、そして共演させていただき、光栄の極みだ。
ピアノもサックスも、昔から抱いていた「かくありき」な音色そのもので、本当に楽しいひと時だった。

ゲスト講師としていらした彦坂さんの目から鱗が落ちるありがたいお話もたくさん聞くことができ、忘れることのない一日となった。



内職作業

2014-02-21 00:21:52 | 日常
午前中、久しぶりに山田町に伺う。

ジュビリー2の選定をさせていただいた。


選んだ楽器は札幌の三響楽器さんに送られるとのこと。

その後は洗足にてレッスン。
来月の大阪市音楽団のオーディションを受ける学生のレッスン。

その後はフェスティバルのDM発送作業のため、事務局長の邸宅へ。


昭和音大の学生さんにも手伝っていただき、1年振りの内職作業を終え、フェスティバルの準備も大詰めになってきた。

ケーキの日

2014-02-20 00:02:11 | 尚美
今日も尚美へ。

月曜日に休講した分の補講だった。

隣りの部屋では定期演奏会に向けてのラージアンサンブルの練習をしていた。


定期演奏会は3/6(木)夜、北区の滝野川会館にて行われる。

今日のレッスンは実技試験前最後、そして今年度最後のレッスンでもあった。
それぞれ試験曲を聴かせてもらった。

終了後は学生たちがケーキを持ってレッスン室に集合。
先週の私の誕生日を祝ってくれて、少しの時間だったが楽しいひと時だった。






血沸き肉躍る

2014-02-19 02:34:38 | 日常
今日は尚美レッスン。

来週は実技試験なので、学生たちもその準備が大詰めとなっている。

副科の学生はナザレスのブラジル風組曲、3年生はコンスタンをそれぞれピアニストと共にレッスン、ディプロマの学生は管打コンに向けて、そして4月に行われる練馬区の新人演奏会オーディションに向けての準備を始めている。

夜になり、レッスン終了後には池袋へ。

尚美の卒業生、そして松下くんも交えて、私を囲む会を開いてくれて、まずは「蒙古タンメン中本」へ。
殺伐とした店内で食券を買い、私は北極ラーメンを注文した。

汁と具のコントラストが想像以上だった。








メンバーはお食事か居酒屋さんに行くことを予想していたと思うが、私が前々から辛い物を欲していて、今回の機会にぜひと希望したため、このような流れになった。
私としては血沸き肉躍る思いでいただき、前半は湯気を吸い込むだけで咳き込むほどの辛さにひるんだが、いざ食してみると辛いながらも旨みがあった。
ただ食べ進めるうち舌が麻痺してしまい、終盤は気力だけで食したが、身体の毒素が抜けていくような清々しい気分になった。

2次会は近くの居酒屋へ。


昔話に花が咲き、最後には思いがけずワインのプレゼントまでいただいてしまい、楽しいひと時だった。

第21回サクソフォーン専攻生による演奏会

2014-02-18 03:16:34 | 藝大
尚美での授業、ラージの合わせを終えて、午後には東京文化会館へ。



藝大の定期演奏会。


ラージはボロディンの交響曲第二番(ゲネプロ)。


サックスの響きにとても合っていて素晴らしい作品、そしてそれを引き出す見事な演奏だった。

4年生はカルテットと弦楽オケ、打楽器のための作品でカルメルのコンチェルトグロッソを演奏し、これは方々から話題を呼んだ。


私はエスケッシュのテネブレの歌で共演させていただき、藝大生とは初めての共演だった。
私にとってはこの作品は大変難しく、また学生たちとの共演は思いの外、気負いと緊張があり、昨晩胃酸が逆流してきてしまい大変だったが、無事に終えることができて良かった。

終演後、花束と松下くんの楽器と。


楽屋にはエアコンだけではなく湿度調節のダイヤルまで付いていて、リードのコンディションを良好に保つことができた。

打ち上げは上野界隈で。


学生たちの演奏はもちろん素晴らしかったが、それだけではなく、一人ひとりの立ち振る舞いが、実に堂々としていて、とても頼もしく見えた。
生たちとの写真を取れなかったのは残念だったが、それはまたの機会に。

尚美授業2013年度(第30回)【最終回】

2014-02-17 14:46:02 | 尚美
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授業メモ

1限
本、A1、2合同 ベーシックトレーニング
・視聴CD: 2002年アドルフ・サックス国際コンクール本選より (saxo: 原博巳)
・一年を振り返って
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今日の真砂市場。


今日は年度最後の授業だったが、中村先生は休講されたため、1、2年生合同で最後の授業を行った。


2限は波多江先生の代講で、ラージアンサンブルの練習。


3/6の定期に向けて、またサクソフォーン・フェスティバルにも参加するため、少しずつ譜読みと準備を進める。

なかなかの大人数で驚いた。


午後のレッスンは休講し、上野へ向かう。

休日

2014-02-16 23:31:44 | 日常
今日は休日だった。

11月にウィーンで自分用に買った板チョコをいただきつつ練習。


夜になって雪に埋まった車を掘り起し、買い物などのため鎌倉へ。

帰りに鶴岡八幡宮に寄り、山梨県の交通が復旧すること、そして明日の演奏会の成功をお祈りした。

やはり運休

2014-02-15 23:43:53 | 藝大
昨夜、ずっと雪が降り、風も強くなってきたので、気になって外を見てみた。

深夜1時の自宅前。
自宅前は坂なので、なかなか良好なゲレンデになってしまった。




一夜明けて今朝、やはりバスは運休しており、先週同様、陸の孤島と化した自宅を後にして、バスが通っている大きな道路まで歩く。


上野公園。


先週の降雪で藝大の中の木も倒れてしまった。


今日も藝大でエスケッシュの練習を行い、その後はレッスンも行った。
学生たちはいつも元気で、定期演奏会に向けて慌ただしく準備しているようだ。




帰りのバスもやはり運休だった。

雪の中

2014-02-14 23:24:26 | 藝大
今日も藝大へ。

朝から降り続く雪の中、上野公園を歩く。


藝大の3号館では、なぜか使った傘を廊下に干すのが伝統となっており、それはどの部屋にどれくらいの人が居るのかもわかってしまう。


今日は大丈夫と思いつつも、合わせの最中も雪が気になってしまう。


2時間ほどの合わせを終えて、早めに帰宅。