hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

ブリュッセルの思い出

2011-08-31 23:23:44 | sax_ディナン
サクソフォン協会への寄稿記事の締め切りが今日までで、まるで夏休みの宿題のような様相で記事を書いている。

私は昨年のディナンのコンクールについての記事を仰せつかり、お得意の日記形式で書きすすめている。
当時、その記事に掲載しようと思っていた出来事があり、ブログには書かなかった(...というか書いている暇がなかっし躊躇もした。)のだが、一次予選と二次予選の間の空き日に審査員たちはブリュッセル観光バスツアーに興じ楽しんでいた。



夕食に、ムール貝を出すレストランに入り、ビールを飲みながら色々な美味しい食べ物と共にムール貝を結構な量いただき、その後はバスに乗り込み再びディナンへ。



バス乗車後、一時間程経った頃、みるみる気持ち悪くなり、最初は疲労もたまっていたので乗り物酔いしたのかと思ったが、時間が経つほどに乗り物酔いにしては尋常ではない程の気持ち悪さに襲われ、やっとの思いでホテルに到着し、部屋に戻り、トイレに駆け込み何とか間に合って緊張の糸が切れ、酔っ払っていたので情けなくて涙も出てきた。

小さなムール貝でも量多く食べるとあたることもあるのでご注意いただきたい。
特に私の場合は疲労と酩酊状態が追い打ちをかけたのだろう。
翌日は二次予選だったので、誰にも話せなかったが、でも翌朝にはすっかり元気になっていた。

新しい気持ちで

2011-08-30 23:46:44 | 尚美
昨日と今日は尚美へ。

当初の予定では、今週から授業とレッスンが始まるのだが、節電対策の為、今週はレッスンと吹奏楽などの合奏授業のみで授業は来週から。

そのことを知った(書面でお知らせいただいていたが、すっかり忘れていた)のは昨日の朝で、慌てて学生たちにも確認のメールを送った。
補講という形で、授業を行うことも出来たのだが、来週の本番に向けて少しばかり練習させていただくことにした。

来週火曜日までは時間を無駄にしないよう、しっかり準備していきたい。

久しぶりのレッスンでは、来月の実技試験に向けて準備を進めていく。

スワブが

2011-08-29 23:55:45 | 日常
ずいぶん前の話だが、先週のオペラ「Rampo2011」の合わせで昭和音大に伺った際、休憩時お喋りしながらネックにスワブを通したら、うっかり詰まらせてしまった。

私のせいでリハーサルは中断。
その場では手の施しようが無く、幸いそこは音大だったので、楽器室からアルトサックスをお借りしてリハを続行。
終了後に近場の楽器屋さんへ。

すっかり魔が差してしまい、初歩的なミスを犯してしまったが、セントラル楽器のリペア室でスワブを取っていただいた。

写真はまるでパンツのように変わり果てた姿になったスワブの破片とリペアの沼館さん。
彼は尚美の後輩で、これまでにもずいぶんお世話になっている。

夏の終わり

2011-08-28 23:25:35 | 日常
昨日は管打コンの本選が行われた。

私がこれまで本選を拝聴してきたのは第10回(第一位は大城さん)、第16回(林田和之さん)、第22回(林田祐和さん)、第25回(田中くん)。

聴けなかった第13回は私も出演していて、第19回はディナンと同時開催されていたためだったのだが、今回の「仕事の都合で」伺えなかったのは初めてだった。

本選前の演奏会にも出演のお誘いをいただいていたのに本当に残念だったし、いけないことなのかもしれないが、実際、昨日本選が行われていた時間帯はどこか仕事も手に付かなかった。

昨年から開催時期やコンクールの様子が変わったが、参加者や審査員の先生方、参加者を指導していた先生方にとって「第28回」の夏が終わった。

私も本日、吹奏楽コンクール九州大会を終えて帰宅し、今年はなぜか多かった吹奏楽コンクール審査を終えて、明日から徐々にレッスン生活に戻っていく。

写真は今日いただいた昼食。
毎回このような高級弁当いただき、貧乏性の私はしっかり完食するので太ったと思う。

飯塚に

2011-08-27 23:59:13 | 携帯
昨日から福岡県飯塚市に。

先週から引き続き、吹奏楽コンクール九州大会の審査で、今日は小学校と大学の部だった。

写真は会場の飯塚コスモスコモン。

本選出場者

2011-08-26 23:03:17 | sax_管打楽器コンクール
本日、管打コン二次予選が行われ、先程本選出場者が決まったそうだ。

・蓼沼 雅紀(東京音楽大学 卒業)
・上野 耕平(東京藝術大学)
・角口 圭都(東京藝術大学大学院)
・丸場 慶人(東京藝術大学大学院)
・小澤 瑠衣(洗足学園音楽大学)

色々な見方ができるが、率直な感想は完全に世代交代。
参加者だけでなく、審査員も少しずつ世代交代しているなと思った。

写真は今日のゲリラ豪雨直前の羽田空港。
凄い光景だった。

次の本番へ

2011-08-25 23:55:45 | 日常
昨日は遅い時間まで打ち上げをして、出演者や作曲者達と色々なお話をして楽しんだ。

時を同じくして、管打コンの一次予選の結果が出たようで、私の生徒達からも次々と連絡が入っていたが、なにぶん地下の電波の届かないところでの本番だったため、確認が遅くなってしまった。
明日、明後日に二次予選、本選と続くようだが、健闘むなしく通過できなかった人たちにはまた明日以降連絡していきたいと思う。

今日からはまた新しい本番への準備で、アクタスに向で合わせを行った。
毎週金曜日の昼休みに洗足の教員室で会う超多忙の貝沼くんとはサクスケルツェットやリエゾンといったアンサンブルで共演したことはあったが、トリオでご一緒するのは初めて。

ピアノの伊藤富美恵さんはこのブログでも何度となく書いているが、私にとってのはディナンのコンクールでお世話になった生涯の女神さま。
共演するのは本当に久しぶり。

写真は合わせ後に。

大きな本番が

2011-08-24 23:45:31 | 日常
「Rampo2011」本日無事に終演した。

江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」、「人間椅子」、「D坂の殺人事件」、「陰獣」4作品をもとにしてオリジナルの台本をつくり、そこから四名の作曲家が室内楽形態かつ演奏会形式のオペラに仕立てた公演で、このような形態はもちろん、初めて経験することも多々あり、本番が近付くにつれて、私もなんだか演奏家としての野性的な部分を思い出し、この数日間は興奮していた。

私にとってこの公演は、5月のリサイタルと並んで、今年の大きな本番に数えられるのと同時に生涯記憶に残る公演になった。
ぜひまたいつか再演されることを切に願うのと同時によりたくさんの方々に拝見拝聴していただきたいなと思った。

写真は私の目線。
今日はソプラノ、アルト、バリトンを使用し、エレクトロ用のマイクもある。

明日

2011-08-23 21:33:09 | 日常
今日は東京音大にお邪魔して明日の練習。

この東京音大には初めて伺ったが、近づくにつれて見覚えのある街並みになって来た。
そういえば昨年10月にこのすぐ近くの豊島区立高南小学校にお邪魔したことを思い出し、元気いっぱいの小学生と一緒に演奏し、楽しい時間を過ごしたことを思い出した。

この公演の依頼を頂戴したのはもう一昨年になる。
このような形態で演奏するのはもちろん初めてだし、エレクトロを使用するのも初めて。
私としても貴重な体験を出来ることになるだろう。

写真は第一幕のリハ(私は降り番)。
今日になって、右上のダンサーの坂田さんの踊りを初めて拝見したが驚愕だった。

Rampo完売

2011-08-22 23:58:10 | 日常
今日はお昼の便で長崎から帰宅。

その後はすぐにソプラノ、アルト、バリトンを持っていよいよ本番が明後日に迫った「Rampo2011」の合わせへ。

会場の客席数が300席弱ということもあり、チケットはすでに完売してしまったそうだ。
私の周りの方々にも聴いていただきたかったが本当に残念だ。

サックス関係者にとっては今日から管打コンが始まった。
私の門下生たちもたくさん参加していて、応援に駆け付けたいが、そちらも残念ながら今回は伺うことができず、健闘を祈ることくらいしかできない。

打ち上げ

2011-08-21 21:08:44 | 日常
昨日から引き続き、今日は高校の部。

さすがに高校の部は当日券は出ないようで、開場前も整然としていた。


九州各県と沖縄からの代表ということで、どの学校も輝かしい演奏だった。

終了後は審査員も三々五々で、私はもう一泊して明日帰ることに。
せっかくなので、再び中華街に繰り出して、「宝来軒」という中華料理屋さんで長崎ちゃんぽんをいただき、ひとり打ち上げを楽しんだ。

長蛇の列

2011-08-20 18:54:57 | 日常
今日と明日は長崎ブリックホールにて吹奏楽コンクール九州大会の審査。

九州地区では他の地区と違い、A編成やB編成といったくくりが無く、少人数でも同じように課題曲を演奏する。

今日は中学校の部で、ほとんどが50人編成だったが、その中でも20数名で引け劣らない素晴らしい演奏をした学校もあった。

さすがに各地区から訪れていることもあり、ホール入口は開場前から長蛇の列。
ちなみに明日の高校の部は、チケット販売開始後10分で完売してしまったとのこと。

長崎へ

2011-08-19 22:22:02 | 日常
明日からの仕事の為、今日は長崎前泊。

東京では久しぶりに土砂降りの大雨で気温も下がったそうだが、こちらでは良い天気で相変わらずの蒸し暑さ。

到着したときにはまだ明るかったので、出歩いてみることにした。

まずホテル目の前の運賃一律120円の路面電車に乗ってみることに。




築町で降りて、中華街へ行ってみることに。
豪華な入口ではあるが、こじんまりした落ち着いた界隈で、角煮まんを一つ買い、食べながら色々見て回った。







その後は徒歩でホテルに帰った。
距離は2キロほど。
路地裏に入るとやはり異国的な雰囲気がある。

文明堂総本店前も通った。

動画で

2011-08-17 22:58:38 | sax_管打楽器コンクール
一昨日の夜、宗貞門下管打コン合宿で演奏した課題曲の演奏をYouTubeにアップロードした。

Cadence et Giration(sans pf) d'après Concerto pour saxo d'H.Tomasi


河口湖の民宿の音楽ホールでの一幕。
言い訳になるが、レッスンが続き音出しやリード選びもままらない中での演奏で、またマルセイユのサッカーチームのポロシャツに半ズボンという、あまりにも軽い出で立ちなのでアップロードを躊躇したが、私の門下生たちにもレッスンがままならなかった中で、一抹の参考になればと思い公開してみることにした。

何かの問題が生じたり、管打コンが終わりお役御免となったら削除するかもしれない。
ちなみにC.P.E.Bachのソナタも演奏したので、問題なければそちらもまた後日公開したい。