hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

最終日

2017-10-31 05:09:42 | 日常
ジェロームととのツアーも最終日。

名古屋駅にて、4人分の荷物から。





大阪へ。





本番前にコーラを飲むピアニストに、我々もあやかる。





演奏中のジェロームにカメラを向けると、高い確率でこのポーズになる。

名古屋宗次ホール演奏会

2017-10-30 05:31:55 | 日常
本番会場の目の前の宿を取っていただき、名古屋の朝を迎える。





朝食は食べず、昼食に「備長」にて、ひつまぶしをいただく。








食後は本場のコメダへ。






午後から会場入り、いつも沢山の演奏会が開催されており、驚いた。





CoCo壱番屋の創業者のホールということで、これまでここのカレーを食べたことがなかったので、これは失礼だと思い、この機会にいただくことにして、本番を迎えた。














移動の日

2017-10-29 07:58:24 | 日常
代々木上原での演奏会から一夜明けて、お昼過ぎまでレッスンした後、新幹線に乗って名古屋へ。



明日の会場、宗次ホールに到着。






練習室をお借りすることができ、しばし個人練習。





夜はジェロームと交流して夕食へと繰り出す。














「ご飯おかわり自由」と書いてあると、お腹いっぱいでもついおかわりしてしまう。


代々木上原で

2017-10-28 07:29:13 | 日常
ありがたいことに、この秋も演奏の機会をたくさんいただいているが、ただ今回は腰への負担が甚だしい。





今日は代々木上原で演奏会で、たくさんのご支援をいただきながら、気持ち良く演奏することができた。



出演者証までつくってくださった。




付き合いの長いジェロームとの共演。
彼は今回も大熱演で、サラサーテではやんややんやの大喝采だった。

持っている時間

2017-10-27 06:37:21 | 東京音大
東京音大レッスン。


















当初、翌日の演奏会の合わせをするために休講すると伝えていたが、合わせが無くなったため予定通り学校に来てみたが、逆に学生が急には都合つかないとの事で、昼食を取って練習して、夜にレッスンもして帰宅。




演奏会の準備をする時間もしっかり取りたいが、持っている時間の中でベストを尽くすだけだ。

技術的書き込み

2017-10-26 07:19:02 | 日常
「譜読みでは極力音を出したくない。」



そう思い始めたのはここ数年のことで、譜読みにとらわれ過ぎて、奏法を考えずに楽器を吹いてるのは、支える筋力は養えるかもしれないが、やはり音やフレーズが頭に入っていないと練習にはならないのではないだろうか。


かといって全く音を出さないというのも、私は無理なので、効率良く譜読みを進める為、下準備として「技術的書き込み」を積極的でしている。



これは音を出さずに、もしくは初見でも演奏できるくらい遅い速度で吹きながら、譜読みが滞る部分に補足的に指使いやカウント、フレーズの形などを書き込んでいく。


特にアンサンブルの内声パートなどはフレーズを覚えづらい為、このような書き込みはとても大事だろう。



半音ずつ上昇するが、小節線を境に音階に準じた上昇になるサイン。




半音階で下降していくが、一箇所だけ全音になるサイン。




半音の動きを臨時記号のみで表しているので、矢印で高低を補足。




自分自身の楽譜の書き込みを紹介するのはとても恥ずかしいが、私自身、より簡潔に分かりやすい書き込みを探しており、良いアイデアがあれば教えていただきたいと思っている。

バーンズさんと

2017-10-25 06:25:03 | 尚美
尚美レッスンの日。




学科長からCDをいただいた。




バーンズさんと尚美ウインド。

今年と2年前の演奏旅行から選りすぐったライブ録音。

この度、日米で販売されたそうで、その輪の中に私も入れていただいたのはとても光栄なことだ。




2年前は北海道で3回、今年は山梨と静岡で2回、バーンズさんの指揮で「アリオーソとプレスト」を演奏し、このCDには2年前の札幌Kitaraでの演奏が収録されていた。




北海道演奏旅行最初の公演、今年の公演と合わせて5回中、最もゆったり演奏した録音。

Kitaraの2008席、360度全てにお客様が座っているのを見て、驚き、喜び、緊張と重圧を感じながら、張り詰めた空気を鼻からゆっくり吸い込んで、楽器に息を入れた瞬間を今でも覚えている。




因みに翌日の旭川公演では、5回中おそらく最も速い演奏で、ホールの響きに合わせて表現も大きく変えて、バーンズさんを困惑させてしまったが、2年経った今年、再びこの作品に私を使ってくださったことに大変感謝している。

尚美授業2017年度(第17回)

2017-10-24 06:38:53 | 尚美
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授業メモ

本2年生 ベーシックトレーニング
・音階と分散和音‐アーティキュレーション全種
・Exercices d'Intonation p8(Jean-Marie Londeix)
・ダブルタンギング その2
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台風が過ぎて、私の住んでいる街では、強風や高波の影響を受け、特に海の近くで大きな被害があったようだ。


そんな状況に反して、空を見上げると、すべてを吹き流して澄んだ光景に見入ってしまう。




スワブの方向

2017-10-23 07:37:56 | 日常
セントラル楽器さんで楽器とマウスピース選び。



首尾よく決まり終了。
出した楽器やマウスピースを手早く片付ける店員さんの姿を見て、無駄のない動き、カッコよさと美しさに惚れ惚れしてしまう。



その店員さんはベル側ではなく、ネック側からスワブを通していた。


例えばクラリネットはバレル側から通すのが一般的だが、私も含め、おそらく多くのサクソフォン奏者はベル側から通しているのではないだろうか。

その昔「息の流れと同じ方向に拭き取るのが良い」と話していた方を思い出し、その店員さんに敢えてたずねたところ、「詰まり防止」という答えが返ってきて、なるほどと思わず唸ってしまった。




その店員さんは今回だけにとどまらず、以前、私がマウスピース選びをする部屋に案内してくださり、部屋の照明をつけた際にも、ハロゲンランプや白熱灯を避けて、蛍光灯のみをつけてくださった。
これはリードの影響を考えてのことで、きっと他にも、私でも気づかない、素早く細やかな気遣いをしているのだろう。


そんなプロのお仕事を垣間見て、そしてスワブの方向は私も習慣にしなければと思った一幕だった。

ひも状

2017-10-22 06:11:17 | 日常
洗足でレッスンと自分の練習。






テナーも持ち込み、前々から悩みに悩んだリードの選択がようやく決まった。




アルトのリガチャー"Klassik (Vandoren)"は、金属製よりも響きがやや乏しくなるが、リードを面で均一に締め付けるので、マウスピースやリードの径や形状にとらわれず、紐を束ねているので、落としても投げつけても大丈夫なのが気に入っている。




その締め付ける紐が気になり、向きを変えてみた。







やはり見た目も吹き心地も元のままが良かった。

歌詞に

2017-10-21 04:21:23 | 日常
秋から冬にかけて色々な演奏会に出演させていただき、時間のある時に準備を進めていかなければならない。



12月には大変有名な歌曲をアルトで演奏する機会があり、久しぶりに楽譜を出して練習してみた。

楽譜は学生時代から持っていて、これまで練習したことはあったが、実際に演奏したことはなく、今になって改めて読んでみると、音符よりも歌詞に目が向いてしまう。





「静かな月の光は悲しくも美しい」という一節。

特に歌い出しは子音か母音か、言葉のどこに重みが乗るのか、それによって発音や音の保ち方、ヴィブラートの按配を決める手掛かりになる。

そんなこと、学生の頃は考えたこともなかった。




練習しながら、いつぞやの中秋の名月を見たことを思い出す。

外と内と

2017-10-20 04:19:20 | 東京音大
東京音大レッスン。






11月22日(水)、川口リリアに於いて、サクソフォン専攻生による学外演奏会を控えており、夕方から小編成の演奏を聴かせてもらい、夜はラージの練習をしていた。





窓の外は眺めが良いが、階段では足がすくむ。

秋の雨

2017-10-19 06:09:28 | 日常
昨日は病院付き添いで、待ち時間には雨降る中ではあったが鶴岡八幡宮へ出かけた。






秋の雨、歩きながら、ふとディナンの滞在を思い出す。


ベルギーの田舎町、ディナンにはこれまで6回訪れており、その内5回は秋だったが、ディナンの秋は雨がよく振り、傘が手放せなかった。




2010年には審査員を仰せつかり、本選はスモーキング(タキシード)指定で、この日に合わせて新調したタキシードで。





それ以前の写真はPCが壊れた際に消滅してしまい、コンクールを受けていた時に綴っていた日記も同時に消えてしまったが、私自身の記憶の断片となって残っている。


尚美授業2017年度(第16回)

2017-10-17 07:51:20 | 尚美
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授業メモ

本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Claude Debussy: Rhapsodie (Marcel Mule)
・Exercices d'Intonation p8(Jean-Marie Londeix)
・ダブルタンギング その1
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尚美では秋休みが終わって、久しぶりの授業とレッスン。

授業ではお休み前から練習していた倍音練習と同時に、ダブルタンギングを取り上げることにした。